re76年から5シーズン阪神に在籍し、内野ゴロで一塁にヘッドスライディングするなどファイトあふれるプレーで人気者となったM・ラインバック外野手・・






 


依頼者の男性は彼のガッツに勇気を貰ったファンのひとりだったが、80年の退団後は消息が伝えられず、90年2月になってスポーツ紙に【ラインバック急死】の見出しを見つけ衝撃を受ける。その記事には前年11月に車の運転ミスで崖から転落して亡くなった旨が記されていた。

だが男性はそれが小さなベタ記事だったためどうしても信じることができず、真偽を確かめるべく番組に調査依頼をかけたのだ。記事は何かの間違いで、ラインバックは今も元気に暮らしている。そんな一縷の望みに懸けて。

 依頼を受け、男性と越前屋俵太探偵はほうぼうに問い合わせる。記事を書いたスポーツ誌の記者、元監督の吉田義男、生前のラインバックに取材したことがあるルポライター……。そこで得られたのは、死亡情報はあくまでアメリカからの伝聞であること、阪神退団後は離婚や実父の死去など度重なる不幸に見舞われているというものだった。そしてこのままでは埒があかない、と2人はロサンゼルスへと向かうのである。


・阪神タイガースで活躍したラインバック氏



ロス到着後、ラインバックが勤めていたという会社の写真を手掛かりにしらみつぶしに探す2人。その結果ようやくラインバックの勤務先にたどり着いたものの、彼らは元同僚から悲しい事実を聞かされることとなる。

“ラインバックは去年、崖から落ちて事故死したよ”。

 そのニュースは、地元の新聞にもハッキリと載っていたという。

 ラインバックには、再婚を約束していたフィアンセがいた。その女性と、前妻との一人息子に面会することができた2人。依頼者は日本からお土産に持参したタイガースの野球帽を息子に被せると、女性の案内でラインバックの墓に向かった。

 見晴らしの良い丘陵地の一角にあるM・ラインバックの墓。そこには多くの阪神ファンを魅了したその名と、現役時代の打撃フォームが刻まれている。ここにきてついに重い現実を受け止めた依頼者は、甲子園球場の一塁の土を取り出し、 憧れのヒーローの墓に振りかけてさすりながら大粒の涙を流すのだった。

“ラインバックさん、これはあなたが昔、ヘッドスライディングをしたあの一塁の土です。思い出しますか?”

 ナイトスクープの名物回は数多くDVD化されているが、この「ラインバックは死んだのか」は未収録である。以前はこの回も含めDVD収録用に依頼者と連絡をとりたいとのお知らせをよく目にしたが、おそらく今に至るまで消息が掴めなかったり、収録できない何らかの理由があるのだろう・・

・詳細は(source: 文春オンライン - 『探偵!ナイトスクープ』の「ラインバックは死んだのか」は、なぜ伝説回となったのか




・これは観ました。
阪神ファンでは有りませんが、私も涙した記憶があります。もう一度観たいですね。

・ジャイアンツファンですが、素晴らしい選手だった思い出しかありません。
1976年のペナントレース。最後の最後までもつれた中で、ブリーデンー田淵ーラインバックー掛布の並びは脅威でした。
ジャイアンツは王と張本がいたが、中軸の破壊力はタイガースの方が上だと思ってました。

・私は今、66才。
ラインバック選手の大ファンでした。オープン戦までは駄目外人でした。
しかし、開幕するやファイト溢れるプレーで阪神ファンを虜にしました。
都市伝説で彼は神戸で洋服店を開業して今でもタイガースファンに囲まれて幸せに暮らしていると聞きました。

・「ラインバックは死んだのか」
これ、深夜時代の依頼じゃなかったかな?
オンタイムで見ていて、家族全員、ビックリした。
ブリーデンとラインバック。
格ではブリーデンが上なのに、人気はダントツで
ラインバックでした。
多くの虎党は、一生忘れないと思います。
江川に初被弾を味あわせた時は、
なんとも言えない爽快感があったのも覚えてます。

・僕らのハートを捉える野球回は生まれるだろうか
と結んでいるが、今のダルダルに緩んでしまったナイトスクープでは上岡局長時代ほどに本気で緊張感持った調査はできないだろうから期待出来ないかな

・ラインバック、懐かしいですね。来日当初、阪神に移籍したばかりのエモやん(江本孟紀さん)が「誰やこんな外人連れてきたのは?」とディスられましたが、いざ開幕したら大砲ではなかったですが、好打の外人として活躍しましたね。不器用なりにも守備でハッスルプレーを見せていましたね。

・こういう感動回のやつは見れるようにしてほしいわ。少なくとも往年の阪神ファンはほとんどが望むはず。
なぜDVDにもならないのか。
この記事内容読んでるだけで涙が出た。

・これは見て目から汗が出ました。
あとは、江川卓を打ち崩したデビュー戦
博一さんにラインバックさんは2人とも
もういない。
まっちゃんは野球に興味ないだろうけど
このような依頼を番組に入れていってもらいたい。

・当時、スポーツ紙に「米国で呉服屋を営んでいたM.ラインバック氏が愛車のコルベットを運転中に崖から転落して死亡」と書いてあった気がする。
ちょうどその頃、広島カープファンのはずの浜田省吾が好きな野球選手にラインバックの名前を挙げてた。