1: へっぽこ立て子@エリオット ★ 2020/01/13(月) 12:57:12.64 _USER
 5年前には、世界的大手でインドでも人気を博していたサムスンが、インドのスマートフォン市場でトップの座から陥落するとは想像もできなかっただろう。サムスンのブランド認知は見事だった。流通は巨大で、製品は意欲的だった。にもかかわらず、当時はほとんど知られていなかった小米科技(シャオミ)という中国企業が静かにインド市場に入り込み、2016年には市場の基盤を確保したのだ。それまでインドでは、シャオミの存在は中国でほど注目されておらず、実際、「貧乏人の『iPhone』」という呼び名が広まるほどだった。

no title

スマートフォンを利用する人

 シャオミの戦略で肝になったのが、オンラインでのフラッシュセールだ。
Xiaomi's Mi3 sold out in 5 seconds, says Flipkart - The Economic Times(英文)
https://economictimes.indiatimes.com/tech/hardware/xiaomis-mi3-sold-out-in-5-seconds-says-flipkart/articleshow/39250575.cms
その戦略は実に見事で、廉価モデル「Redmi」はインドの消費者の間で大歓迎された。
These 4 Xiaomi mobile phones account for 26% of all smartphone sales in India(英文)
https://www.livemint.com/Technology/a2j0Jdan6FDbWWcCzpn27O/These-4-Xiaomi-mobile-phones-account-for-26-of-all-smartpho.html
100〜200ドルという価格でありながら、500ドルクラスの人気スマートフォンに搭載されていそうな機能をすべて備えていたため、インド市場でたちまちセンセーションを巻き起こすことになった。
Xiaomi: The Chinese brand dominating India's smartphone market - BBC News(英文)
https://www.bbc.com/news/world-asia-india-50135050
市場シェアも増え始めて2016年には3%に達したが、それでもシェア25%を占める巨鯨サムスンの前には、まだ小魚にすぎなかった。インドでは、ごく一部でしかオンライン化が進んでおらず、まして、インターネットで買い物をする消費者は少なかったため、オンライン限定だったシャオミは、変わった企業としか認識されなかった。型破りでやや安く、そしてサムスンと同じ土俵に立ってさえいないという印象だ。

 そんな状況が、明らかに一変した。しかも急速に。現在、シャオミはインド市場のおよそ28%を飲み込み、シェア25〜26%のサムスンを抜いている。もちろん、どこがどこより上位か、などと計算するのは、目まぐるしく変化するコモディティー製品の世界ではあまり意味がない。コモディティー化が進んでいる製品の大半は、カメラ、プロセッサー、ゴリラガラスなど、すぐに調達してそのまま使えるパーツで組み立てられている。市場の専門家は、スマートフォン市場を評価するときに出荷台数を基準にするが、一般の人が基準にするのは、スマートフォンの価値だ。今日のトップが、明日には後れをとっている可能性はある。それでも、シャオミは容赦のないマシンのように市場シェアを着実に伸ばしつつあり、一方のサムスンは、数パーセントの上下を繰り返しながら、おおむね同じシェアにとどまっているというのが現状だ。これほどの短期間に、ここまでの大変動が起きたのは、いったいなぜなのか。

 すぐに思いつく答えは、価格だろう。今では、インド市場の66%以上が中国メーカーのスマートフォンで占められている。だが、インドの消費者も目を疑うほどの低価格で、魅力的なスマートフォンを最初に投入したのは、シャオミだ。消費者は、Flipkartなどのサイトに殺到し、早い者勝ちのクリック合戦を運よく勝ち抜いてシャオミのスマートフォンを手に入れようとした。なにしろ、わずか8秒間で、オンライン店舗から数万台が消えたのだ。
India Smartphone Market Share: By Quarter - Counterpoint Research(英文)
https://www.counterpointresearch.com/india-smartphone-share/
75,000 Redmi Note Units Go Out of Stock in 8 Seconds, Says Xiaomi | Technology News(英文)
https://gadgets.ndtv.com/mobiles/news/75000-redmi-note-units-go-out-of-stock-in-8-seconds-says-xiaomi-632140

>>2 へ続く

2020年01月13日 07時30分
CNET Japan
https://japan.cnet.com/article/35147636/
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1578887832/


2: へっぽこ立て子@エリオット ★ 2020/01/13(月) 12:57:27.02 _USER
>>1 から続く

 MicromaxやIntexといったインドのメーカーが、スマートフォン競争の初期に一時的にでも大きく躍進したものの、その勢いを続けられなかったことは確かだ。まず、コモディティー化がかなり進んだ市場で、中国や日本のメーカーのようにイノベーションを起こすことができなかった。次に、2017年頃のことだが、先見の明があったほかの市場とは違って、4G路線をとらないという失敗を犯したのが致命的だった。

 ほとんど一夜にして、インドメーカー各社は失墜した。皮肉なことに、ナショナリズムが目立つ今のインドで、国民の10人に7人近くがほぼ間違いなく、中国製のスマートフォンを日常的に持ち歩いていることになる。控えめに言っても、インドとは難しい関係が続いてきた、歴史的な「大敵」中国の製品をだ。

 シャオミが見つけたもうひとつの成功のカギは、オンライン市場を苦もなく制したあとで、今度はまるで闘犬のようにオフライン市場に狙いをつけたことだった。
Xiaomi continues to rule smartphone market; Samsung registers 16% growth(英文)
https://www.businesstoday.in/technology/news/xiaomi-continues-to-rule-smartphone-market-samsung-registers-16-percent-growth/story/372554.html
インターネット上で販売されているスマートフォンの2台に1台はシャオミ製品だ。2017年には、家電量販店にポップアップストアを出店し始め、続いて「Preferred Partner」という独自のマルチブランドストアを展開。自社のスマートフォンだけでなく、他社製品も系列店ごとの売り上げを増やすために販売するという賢い戦略をとった。その次が、専門ストア「Mi Home」だ。こうして、シャオミはtier 2、tier 3の町で市場シェアの獲得に成功する(注:インドでは人口や所得などの基準で都市が分類されおり、tier 1が主要巨大都市、以下は地方都市とされている)。これまでのような独占的な販売戦略に膨大な費用を費やす必要がなかったのも、サムスンとの違いだ。

 2019年第2四半期には、インドでスマートフォン全体の出荷台数が3690万台を記録し、成長率は依然として急上昇中と、シャオミにはこれからも輝かしい未来が待っているように思える。だが、スマートフォン業界は実に移ろいやすく、1年後には市場の状況が今とは全く違っているかもしれない。欧珀(オッポ)、Vivo、華為技術(ファーウェイ)など、シャオミと競合するほかの中国企業も、シャオミほど長足な発展は遂げていないものの、やはりインド市場にあふれている。その多くが狙っているのは、市場のニッチなセグメントだ。そして、これほどの激戦区だからこそ、変化はまたたく間に起こりうるし、次のシャオミになろうと参入の隙をうかがっている企業も少なくない。

 一方、サムスンもすぐに消えてなくなるわけではない。それどころか、2019年にはシェアが前年の23%から26%へと3ポイントも復調している。
Samsung Catching Up With Xiaomi in Indian Smartphone Market: Strategy Analytics | Technology News(英文)
https://gadgets.ndtv.com/mobiles/news/samsung-catching-up-with-xiaomi-in-indian-smartphone-market-strategy-analytics-2075928
サムスンの小売り販売の普及、アフターサービスのネットワーク、そしてもちろんその輝かしいブランドも、いまだ健在であり、多くのユーザーを引き付けている。つまりシャオミは、現在の優勢を維持するために、こうした難題に取り組まねばならないということだ。とはいえ、当面は、インドのスマートフォン市場において堂々と王者を自称してもいい立場だろう。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
https://www.zdnet.com/article/how-xiaomi-dethroned-samsung-to-become-the-king-of-indian-smartphones/

3: 名刺は切らしておりまして 2020/01/13(月) 12:58:41.64
日本メーカーはゴミスマホばっかり

4: 名刺は切らしておりまして 2020/01/13(月) 12:59:44.80
いろいろ画策して日本製の振りしていたが サムソンが日本製じゃないのがバレると
イチコロだったな。

52: 名刺は切らしておりまして 2020/01/13(月) 16:17:16.16
>>4
いまどこのメーカーでも日本製のふりをしてたら損するだけやろアホw

6: 名刺は切らしておりまして 2020/01/13(月) 13:04:31.60
インド人は情弱多いから仕方ない

10: 名刺は切らしておりまして 2020/01/13(月) 13:08:44.45
いまだに日本がトップだと思ってる老害多い実際は周回遅れだ

70: 名刺は切らしておりまして 2020/01/13(月) 17:48:37.02
>>10
周回遅れじゃなくて撤退を強制されてもおかしくないレベル。株主からすると無駄な事業に拘泥せず競争力のある事業や将来性ある事業に集中してもらいたい。

14: 名刺は切らしておりまして 2020/01/13(月) 13:20:55.69
インドはソフトでかなりな技術者がいるのに電気製品大手ができないのはなぜなんだろうな。
やっぱ,手取り足取りタダで教える馬鹿な隣国がないとダメなのかな。

15: 名刺は切らしておりまして 2020/01/13(月) 13:26:08.53
>>14
資本がないから自立できない。
先進国が作らせてるだけの存在が伸びない理由

16: 名刺は切らしておりまして 2020/01/13(月) 13:27:02.35
ただ安いだけの戦いになっているので
Appleとどこかの安く作れるところだけしか残らない。
今は中国だが中国すら残らないでしょ。

23: 名刺は切らしておりまして 2020/01/13(月) 13:34:22.42
でも店の作りから広告の内容とかまでアップル真似しすぎて恥ずかしいわな

31: 名刺は切らしておりまして 2020/01/13(月) 13:56:56.98
サムスンの時価総額は現在史上最高を更新。

33: 名刺は切らしておりまして 2020/01/13(月) 14:23:04.51
もっと安いところが出てきたらそれに変わるだけ

36: 名刺は切らしておりまして 2020/01/13(月) 14:34:42.36
あっという間に、ベトナムやパキスタン、インドからシャオミやサムスンを仕留めるベンチャーが出てくるだろうよ

理由なんで要らんのよ

37: 名刺は切らしておりまして 2020/01/13(月) 14:35:10.57
100ドルから200ドルか
そら売れる

43: 名刺は切らしておりまして 2020/01/13(月) 14:54:39.45
今の時代は製造業の肩入れは国をダメにします。
国際競争の都合賃金が上がらなくなる。
国自体が疲弊するので価格の調整が効かない製造業はすべきではない。
ここが大事なところです。

49: 名刺は切らしておりまして 2020/01/13(月) 16:10:30.20
戦略もくそも価格だけだろ。
$100のスマホだとインドでは売れるだろ。
先進国では知らんが。
疑問なのはシャオミが何故そんな低価格で売れるかだ。
最近は中国の人件費も高いし、中国政府からの莫大な補助金なしではあり得ない。
スマホというインフラを中国に抑えられてインドは大丈夫か?

56: 名刺は切らしておりまして 2020/01/13(月) 16:28:52.89
さすが中国だわ。

日本のスマフォ企業はどこに消えたんだ?

58: 名刺は切らしておりまして 2020/01/13(月) 16:34:39.66
昔サムスンがやっていた方法をシャオミが真似ただけ
国家予算投下して、採算度外視で端末をばらまきシェアを取る
まともな民間企業は太刀打ちできない

シャオミが中国政府から金を引き出せる限り、これは続く
自国の市場を健全にしたければ、中国製品に関税かけることだ
結局トランプの方法が正しいんだよ

66: 名刺は切らしておりまして 2020/01/13(月) 17:28:48.16
自分がソニーなら、技術をまるごとアジア最貧国のバングラデシュにわたして

国の税金とその国の一番の高学歴をつぎ込んでもらって開発
名前だけソニーをつけたバングラデシュ製で、業界全てジェノサイドさせる勢いで世界狙うわ

69: 名刺は切らしておりまして 2020/01/13(月) 17:34:29.02
家電
50〜60年代     アメリカ
70年代〜80年代   ドイツ
80年代〜90年代   日本
2000年〜      韓国
2015年〜      中国

アセアン
問題は家電以外にコア産業を持っているかだね

スポンサード リンク