セガが2020年に向けて過去のクラシックIPを復刻させるプロジェクトは、サクラ大戦とパンツァードラグーンで終わりなのか？というコラム記事（リライト記事）大々的にアピールしておいて、これだけだったらあんな大掛かりなPVなんていらなかったですね。
セガが2017年の頃に、セガが2020年に向けて過去のクラシックIPを復刻させると大々的に宣言して、プロモーションムービーも合わせて作られ、なぜか名越氏が登場していろいろと語っていましたが、それが2019年の今、具体化している話といえば、新サクラ大戦と、海外に外注で出しているパンツァードラグーンしかなく、他に動きは今のところありません。
セガには膨大な過去のヒット作があり、人気になったIPは多数存在していますが、それらが生かされることが無く、ひたすら龍が如くとたまにバイナリードメインやヒーローバングなど、チャレンジしている作品があったくらいで、他はソニック、ぷよぷよ、メディアビジョン作品という形で収まり、その他はスマホゲーという有様なのが現状で、とても現実味がないですね。
自分はてっきりIPを他のデベロッパーに多数作らせるものだと考えていたんですが、その動きは鈍く、そして、具体化していないみたいなので、何のための宣言だったのかというのが疑う結果になりそうです。対して大きな期待はしていなかったですし、どうせ数本で終わりだろうと思っていた予想はある意味見事あたりそうで、今からいろいろ発表される作品は無いでしょうから、あの宣言はなかったことになりそうですね。
当時の旧セガファンなどが喜んだのも新サクラ大戦を見て、その出来に不安視する人がり多かったのが現状なので（それが当たったk人がどれだけいたか）ある程度力を入れて作っても、ユーザーが望む形にはならず、自己流で過去作のリスペクトのない作りたい作品を作るという姿勢になっているのが問題です。その点では任天堂は長けており、メトロイドプライムという全く別のジャンルに進化したゲームでもちゃんと初代メトロイドの世界観、オマージュ、敵キャラなどもしっかり反映されていて当時関心したくらいですから、そうした意味でははっきりいって足元にも及びません。
キャラデザをたくさん採用したのが悪い訳ではなく、サクラ大戦に合わないというのが何故そう思えなかったのかというのがあって、ゲーム性もSLG＋恋愛アドベンチャーを名越氏が蹴り、中途半端なアクション、しかもステージの使いまわし多いという有様で、過去作から発展させる様子が見られなかったので、今後は海外に外注に出したほうがよっぽどいい作品が生まれるケースが増えるかもしれません。
しかし、アナウンスされているのはそれ以外の作品はないので、それ以上の進展もそして宣言していた通りのソフトであふれる現状もないようなので、あのPVの実現には3年経っても至らないことがほぼ確定的なので、期待を裏切ることに定評のあるセガが又やってくれたという気がしてなりませんね。
元セガファンだった自分としても、今のセガにはあまり関心が無くても、過去の挑戦的で積極果敢なとがっていた時代のセガは好きでしたから、今の全く魅力のなくなってしまったセガから生み出せるとは思ってはいなかったので、逆に出なくてよかったのかもしれません。セガが提携している海外デベロッパーも限定的ですし、新しい動きもないので、わくわくさせてくれたセガというイメージ像が復活することはどうやらなさそうです。
バーチャロンのように、何度も企画を蹴られ、そして、謎コラボで売り上げが低迷するとIPそのものを非難されているんでしょうね。まぁ今のセガには期待してはいないですけどね。