カメノコハムシの一種でアメリカに生息するゴールデン・トータス・ビートル(和名不明)の幼虫が身を守るすべが面白い。
ゴールデン・トータス・ビートルの幼虫は、腹部の最後尾に持つ「糞便フォーク(fecal fork)」あるいは「肛門フォーク(anal fork)」と呼ばれる部位を持つ。
そこへ、長くて自由自在に動かせる肛門管「肛門砲塔(anal turret)」を使ってウンコを盛り重ね、大きな盾を構築、捕食者から身を隠し、身を守っているという。
盾を上下に動かせるのはおそらく、捕食者を威嚇したり、追い払ったりするためではないかとのこと。
捕食者からすれば葉っぱにウンコが付いているようにしか見えないし、実際見た目もニオイもウンコだし、かなり効果的に思える。
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