「資本主義における『自由』ってこういうことだと思う…」妙に説得力に富んだ説明
What freedom means from r/DemocraticSocialism
「資本主義のイデオロギーのおもしろいところは、『自由』とは63種類のシャンプーの中から選ぶ自由だと誰かが思わせたことであり、医療保険を失わずに嫌いな仕事を辞める自由ではないということである」
こう考えると資本主義はものを買うチョイスの自由は大いにあるけれど、全ての自由が手に入るわけではない厳しさがありますね。
特に医療保険を得る難しさが顕著になっているアメリカの切実な意見ではあるようです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●ちょっと指摘しておくと、その63種類のシャンプーはほんの少数の会社により製造されているものだってこと。その人生の選択のように自由のイリュージョンである。
↑そしてその63種類が余計に良いものを見つけるのを難しくしている。選択の多さに麻痺してしまい、正しい良いのを選んだとしても幸福度が少ない。なぜならその多い数だけで、判断する能力の害となっているからである。
↑そしてほとんどのものにほぼ同じ原料が使われて、単に違うボトルに詰められているだけである。そしてそれが特別の効能を発揮する原料があるようにうたわれ、それがないものとの差がない。
●この社会ではお金が自由なんだよ…とても悲しい。
●皮肉にも政府がインフレーションを抑えようとして、医療保険を雇用と結び付けようとしていた。
自分は車の保険のために良い仕事が必要ではないが、支払える医療保険が欲しい。
政治家は本当にひどい。
●いったいどうやって、そしてなぜアメリカでは医療保険が雇用とセットになってしまったの?
↑多分年金基金が株式市場に突っ込まれたのと同じ理由。
●63種類は全くほぼ同じものなんだろうな。
●ちょっというと自分はシャンプーにはうるさい。
●所有=幸せ これが西洋でしょ。
●自由の国アメリカがもっとも投獄率が高いのがおもしろい。
●ちょっと理解できないのが、なぜみんな株保持者しか責任がない大きな独占企業のほうが、投票者なら誰でも責任を持てる政府より良いと思うのだろう。企業の支配は専制政治とどうちがうんだ。
↑お金を払って投票がうっかり良いと信じるものがいるからだろう。それが非効率で直接的でなくてもね。
自由について考えさせる内容ではあります。
本当の自由を自分が持っているかもと考えるきっかけになりますね。