gtロペスが最も驚愕したのは、テレビ画面に全国高校野球選手権の中継が流れてきた時だった・・






「どうして、みんな選手たちは髪の毛がないんだ?」
「たぶん強制だと思うよ」
「この時代に、そんな怖いことが起こっているのか! しかもこれほど酷い光景がずっとテレビで放送されているのに、誰も何も言わないのか? 欧州ならすぐに訴訟が起こって大変なことになっているぞ」

 履き違えた過剰な勝利至上主義が鏤められているのに、それを日本人は当然のことだと捉えてしまっている。


・元スペイン代表GKリカルド・ロペスさん



 ロペスは言っていたそうである。

「勝利を求めて反省するのは大切だ。しかしどうしても相手が強いことはあるし、いつまでも引きずっていても仕方がない。現実を認めて、明日また頑張ろうと切り替える。それで何がいけないんだ」

 遊びのはずだったスポーツがテレビ中継され過度に注目が集まり、負けた選手たちはこの世の終わりかのように泣き崩れる。

「だから日本にはグッドルーザーが生まれない」・・

(source: THE ANSWER - 朝練、球拾い、応援団… 元スペイン代表GKが唖然、日本の育成年代に抱いた疑問





・部活は確かにいい面もあるが、
部活があるから生活とスポーツが離れてる
部活があるから一貫した指導を受けられない
部活があるから個々の能力を伸ばしきれない
部活があるから学校が過重労働になってる
色々問題点があるのに、何十年前のことに縛られすぎだと思う

・ベンチ入りできずに涙する…
切り替えてスタンドで応援する…
裏方に徹する…は美談のように言われるけど、
ほんとにそうかな。
それも人生勉強だよ、というかもしれないけど
スポーツを楽しむ、という観点からすればちょっと違うよね。
部活も学びの場、という日本の固定観念はそろそろムリがある時代にはなってるよね。

・残念ながら日本のスポーツ観は「18歳まででスポーツは終わり」だから。あくまでそれ以降に始まる社畜人生に耐える力を養うための道具にすぎないという歴史のもとにいろんな大会が組まれている。そして、どうせ10代でしかできないんだから悔いが残らないよう壊れるまでやれよという文化。

・部活で球技をやったことはないが、1年は球拾いとか声出しとかやらされてたかな。
時間の無駄でしかない。
恐らく理由は、自分達もやらされていたから。
その時期から練習していたら、もっと強くなれるとは思わないんだろうか?

・中学高校の部活に入っただけで、既にサラリーマンの会社組織の縦社会と同じような経験が始まってしまう。日本の部活には純粋にスポーツを楽しむという意識は中々持てないのが現状。
特に私立高校なんてクラブが学校の威信をかけさせられて試合する。さらにはクラブの強さしだいで来年の入学生を左右する事にまで背負わされてしまう傾向にある。

・日本の部活動ではどのカテゴリーでも一番上の世代が優遇されていくからね。
多少ぐらいの能力差なら先輩がレギュラーってのが暗黙の了解

・今はコンプライアンスが叫ばれる時代だから選手である生徒たちも昔よりはプレイヤー扱いをされているが、我々の昭和の部活はそれは酷かった。
野球もサッカーもバレーもバスケもなんとテニス部まで坊主刈り。
朝練、罰の腹筋やウサギ跳び、先輩部員からのヤキ入れや顧問からのビンタ…
「軍隊精神」がすべての基になっていた時代。
もう、スポーツではなかったな。