image credit:Tracy Annette/Facebook
ヨーロッパでの新型コロナウイルス感染が増加し続けている。このようなパンデミックの渦中においては、人々の不安や恐怖心が増長されていく。
今後、個人の精神状態を保つことが大きな課題となってくるだろう。閉鎖中のイギリスやイタリアでは、世の中を悲観してうつになった10代の女性や、患者の治療中にコロナウイルスに感染した看護師が自ら命を絶つという悲しいニュースも伝えられている。
そんな中、スペイン領のマヨルカ島で地元警察官らは、閉鎖中、家の中に閉じこもっている住民らを励まそうと、自発的に歌と踊りのパフォーマンスを行っているようだ。
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警察官ら、歌と踊りのパフォーマンスを住民に披露
地中海西部バレアレス海に浮かぶスペイン領マヨルカ島では、スペイン同様住民らはロックダウン状態にあり、辛い日々を過ごしている。
3月20日、地元の警察パトカー2台が無人の街路にサイレンを鳴らし到着。何かの非常事態かと思われたが、実は複数の警察官たちが隔離状態の住民らを励ますためにやって来たのだ。
パトカーから降り立った警官たちは、ギターを手にしていたりヘッドセットを着けていたりして、その様子を窓から見ていた住民らは拍手で彼らを迎えた。
image credit:Tracy Annette/Facebook
すぐに、警官たちは音楽を流し歌とパフォーマンスを披露し始めた。歌って踊る警官もいれば、手拍子でリズムをとる警官もおり、見ているだけで住民たちは楽しい気持ちになったのだろう。
流れる陽気な音楽にあわせて動画を撮影していた住民も、思わず一緒に歌う始末。
パフォーマンスを終えた警官たちは、住民らの拍手を浴び、再びパトカーに乗り込んで去って行った。おそらく、彼らは別の地域にパフォーマンスに行ったのだろう。
地元メディアによると、この日警官らは午後3時〜7時まで住民らを励ますために各地域でパフォーマンスをしており、翌日も別の地域を訪れたという。
辛い時期を耐える住民たちにとっていい息抜きに
コロナウイルスの蔓延を防ぐためのロックダウン政策は致し方ないことではあるが、封鎖された社会の中で住民たちは息が詰まる思いで生活しなければならず、やはり辛いものがある。
そんな時に少しでも住民の気持ちを癒そうとしてくれた警察官らのパフォーマンスは、たとえほんのひとときであっても、住民らにとっては大きな息抜きとなったようだ。
また、死者数が世界最大となったイタリアでも、音楽によって人々が団結の精神を新たに示した動画がFacebookでシェアされた。
image credit:Susy Unica SilvestriFacebook
ナポリのカンパニア州カゾーリアにある住宅街では、住民らがベランダに出て地元サッカーチームの歌を合唱。
住民たちはこのパンデミックの中で連帯感をより一層強くしており、動画の投稿主は「私たちは、ウイルスに負けない!決してあきらめない!」と綴っている。
References:Lad Bibleなど / written by Scarlet / edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
公僕の鑑じゃ
2. 匿名処理班
コロナ「その息を抜いた瞬間にドーン!!」
3. 匿名処理班
ばにゃばにゃばーにゃ!
陽気な歌は気分もやわらいでいいですね
4. 匿名処理班
こういうのは孤立感を低減して、連帯感を高めるのに有意義という感じ。
いい気分転換になるね。
5. 匿名処理班
DJポリスがーとか言ってる場合じゃなかった
歌って踊れるポリスメンが普通にいるイタリアすごい
6. 匿名処理班
いいね!
7. 匿名処理班
イタリアの住民がベランダで歌うって話、ツイッターで美談みたいに紹介されてたけど、唾が飛びまくるんじゃないかと心配になる
8. 匿名処理班
うちの場合は隣のお寺が朝から今に至るまでずっと太鼓ドンドコ叩いて般若心経っぽいの唱えてるわ
ご利益はありそうだけどノイローゼなりそう
9. 匿名処理班
※7
あの距離ならさすがに大丈夫だろ
10. 匿名処理班
>>9
上下の部屋両方でベランダに出て歌ってるのは、下の部屋の人が危ないと思う
あと下に通行人がいた場合