田畑氏が抜けたスクウェア・エニックスの子会社『ルミナスプロダクション』が現在次世代AAAタイトルを手掛けていることが判明(リライト記事)どんな作品を手掛けることになるのかというところであって、その辺はいつ頃判明するか?
田畑氏が抜けたスクウェア・エニックスの子会社『ルミナスプロダクション』が現在次世代AAAタイトルを手掛けていることが判明していて、CEOの荒牧氏は世界で戦える世界的なIPになるとした上で、スタッフの数が最も多いチームとして、新規IPに取り組んでおり、スクウェア・エニックスはファイナルファンタジーやドラゴンクエストがある中、ルミナスプロダクションの使命は、同じ舞台に立てるタイトルを開発することであって、ワールドワイドに販売可な全く新しいIPを提供する使命があるとしています。
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■ルミナスプロダクションから田畑氏が抜けた代償
Luminous Productionsはスクウェア・エニックスの完全子会社として2018年3月27日に設立。「ファイナルファンタジーXV」を手掛けたスタッフを中心に、田畑 端氏をスタジオヘッドとして新作の開発を進めていた。しかしディレクター田畑端氏は2018年10月31日に退社すると共に、開発中であったゲームタイトルに関するコンテンツ制作勘定の処分、無形資産の減損損失などで37億3,300万円の特別損失として計上していた。>荒牧氏が社長になって新体制が築かれて1年が経過しそうな今になり、新プロジェクトを発表するに至ります。
■相次いだスクウェア・エニックスからのクリエイターの退社
元バンダイナムコの馬場氏やスクウェア・エニックスの田畑氏など、先日新納氏も退社を発表しており、残っているのは中裕司氏だけという状況に陥っています。有能なクリエイターが続々とスクエニに入社しては退社していくというのは会社に問題があるのか、個人に問題があるのかどちらかといえそうで、その辺は憶測でしかないものの、一度も出来上がったものを見ていないという点では判断が非常にしづらいのも事実で、中裕司氏の新作がどんなものになるのかがやはり一番の関心事になってくるものと思われます。
■会社は存続、ルミナスプロダクションでは世界的IPを創出
現社長の荒牧氏は、ドラクエ、FFに並ぶ世界的なIPを次世代向けに作ると宣言しているので、巨大資本が投入されてソフトが動いているのは間違いないですね。ターゲットになるのもPS5、プロジェクトスカーレットになるのはほぼ確定事項でしょうし、ジャンルもRPGでしょう。ドラクエ、FFとは違ったRPG像をどうやって作り、そして、世界観を広げ、ワールドワイドな作品として認めてもらえるまでに成長できるかといえそうです。しかし、決定的な違いはドラクエもFFも30年以上の歴史があることであって、ファミコン時代から長年進化、発展を遂げてきた重みは大きく、それと肩を並べるというのは荷が重いのは事実なので、どれ位のインパクトをゲーマーに与えられるかにかかってくると思います。
スタジオは存続、そして、次世代機向けに世界的IPと関心は高まりそうですね。