「入国ビザが不要で、好きなだけ永住してもいい場所があるのを知ってる?」いろんな意味で極端な地域
ほとんどの国では入国の際にビザ(査証)が必要で、ビザ免除が適用されているケースでも滞在期間が限られます。
ところが外国人の入国に制限がなく、ビザすら必要ではなく、好きなだけ永住していい地域があるのをご存知でしょうか。
それはスヴァールバル諸島です。
多くの人は「どこ?」となったかもしれません。
どこにあるかと言うと、北欧ノルウェーからさらに北に位置するノルウェー領の群島です。
北極海にあるので、それはそれは極寒であり、冬の平均気温はマイナス12度、最低気温はマイナス30度にもなるそうです。
無人島などではなく人口2667人ですが、人も住んでいます。(地球上で一般人が暮らす最北の定住地)
ちょっと(すさまじく)寒いことを我慢すれば、ビザなしに入国でき、夏は白夜、冬は極夜、そしてオーロラを体験できるとのことです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●住民はアルコールの量が割り当てられている。
↑(投稿者)1か月に24缶まで。
↑もちろん2日だろうな……。
↑ウイスキーはどうなんた。いったいどれくらいの量なんだ。
↑(投稿者)ウイスキーは2本までだ。
↑もうそれで夢は破れた。
●あまりに北に遠すぎる…そして人類からも遠すぎる。
●ノルウェー語を学ぶときがきた。
↑全てのノルウェー人は英語をしゃべるけどね。
●「ノルウェーの入国管理局が伝えるには『もし亡命者がノルウェーでの居住を拒否された場合、収入源がある限りスヴァールバルにいつまでも居住してよい。そして過去にはノルウェーで拒否された移民がロングイェールビーン(最大の街)に移り、7年住んだのち、ノルウェー市民としての権利を得た』
興味深い場所である。
●ノルウェーの群島はとてもクールに違いない……いや、待て、それは北極とノルウェーの間だ。群島と言えばサンゴだとか暖かいと想像したのに……。
↑スヴァールバルは、アラスカのイメージを10倍に増幅したような場所だ。
●>ノルウェーと北極の真ん中あたりに位置し……
とても良い休暇場所に見える。
●白クマ防止剤を持ってくるように。
↑(投稿者)ははは、笑ったよ。
↑死んだふりをするのは、その数分後に死ぬ練習になるよ。
●ノルウェー人だけど、そこに数度滞在した生物学者の友人がいる。
収入源の証明を出して住む許可が必要。たいていはそこに仕事があるか、研究のため国から助成金があることを証明する。
大事なことは短銃を扱えること。白クマは恐ろしい殺人マシーンで文字通り何千頭といる。
興味深いことにスヴァールバルで死ぬことは禁止、つまり違法なのだが、白クマに食べられてしまうことは禁止されていない。
移動も厳しく制限されている、許可のない自動車や船の利用は禁じられている。保護地域なので車のロックをすることは夜間でも禁じられている。誰かが白クに襲われたときに隠れられるようするため。
妊娠したり病気をしたら去らなければいけない。出産や回復するまで本国へ送られる。
アルコールは制限される。理由は酔っぱらうと銃を扱えないから。殺人白クマがそこらじゅうにいるんだ。
ただしロシアの占有地は別で、彼らにアルコールを禁止することはあきらめたようだ。
↑今まで読んだ、最もメタルな内容だった。
↑これは白クマの実物大の銅像。
2.4メートルに届く大きさである。
想像を絶するサバイバルな雰囲気が漂っていますが、お金持ちで他の地域にいられなくなった人にはありがたい場所かもしれません。