「ジャイアントパンダにもプライバシーが必要?」新型コロナで休園したら10年越しの自然交配に成功
パンデミック(感染症の世界的大流行)のニュースばかりの中、香港の動物園から、ほのぼのニュースが届きました。
この10年ほど自然交配を目指して試行錯誤してきたジャイアントパンダのカップルが、新型コロナウイルスの影響で閉園したところ、ようやく行為に至ったそうです。
オーシャンパークで暮らす「リーリー」(楽楽)と「インイン」(盈盈)は、10年以上一緒に暮らしてきました。
(※参照:2009年の2匹)
Ying Ying Le Le's new habitat - YouTube
これだけ仲がよくても自然交配には至らず、さまざまな試行錯誤を重ねてきたものの実りませんでした。
ところが新型コロナの影響で1月後半から閉園すると、ついに交尾に至ったとのことです。
人工交配より自然交配のほうが妊娠する確率が格段に高くなるため、今回のことは関係者に大きな期待を抱かせているとのことです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●多分オレらは見るのをやめたほうがいいと思う。
↑パンダの繁殖を見るのにみんながいくら払う気があるのか知らないが、少なくとも自分の行為よりは価値がある。
●「もしインインが妊娠していれば、ジャイアントパンダの懐胎期間は72〜324日である」
範囲広すぎ。
↑それはすごい範囲。
「いつ生まれるの?」
「2月初期から9月くらいまでの間よ。多分」
●きっと地球の終わりかと思って、未経験で死にたくないと思ったんだよ。
●きっとパンダたちは、
「やっとプライバシーができた」
●退屈したんじゃないかな。彼らの趣味である人間に見られるのが取り除かれたので、お互いに注目し合うことにしたとか?
●きっと恥ずかしがり屋さんなんだ。
↑たいてい彼らはそれほど恥ずかしがり屋ではない。生まれたときから好奇心旺盛だ。問題は彼らが自己中な愛し方であることで、単に食べる、する、去る、なのである。
●何年か前にパンダが自然下ではかなり独特な交尾の習慣があることを読んだよ。
それを飼育下で再現するのは難しく、何か違うと思うのかもしれない。このロックダウンで彼らがそれを乗り越えたのかも。
↑毎日、何千人も目の前でパレードしているのを見ていることは助けにはならないだろうな。
●誰もその交尾の動画を出していないので。
(盈盈樂樂生B有望 - 20200406 - YouTube)
↑結構おもしろいな。彼は座ったまま彼女を動かし、彼女はチェックしている。笑わせてくれてありがとう。
●それは良いニュースだ。
結果はまだ出てはいないものの、期待が高まっています。パンダにもプライバシーが必要だったということですね。