719 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2006/03/28(火) 15:50:41 ID:R90Zmg90
空気読まずに投下。

中学の頃、憧れ(といっても恋愛感情とかではなく、
ただカッコ良いからアイドル感覚みたいな感じで)てた先生がいて、
休み時間のたびに教室や職員室に行ったりして、軽く追っかけみたいなことをしてた。
その先生は、私が入っていたバスケ部とは別のバド部の顧問で、
厳しい鬼コーチとして皆から恐れられていた。

ある日、私がバスケ部の友達に冷たくされ落ち込んだまま、
更衣室に行こうと体育館に入ると、バド部がすでに練習をしていた。
きっと、いつも元気に「先生♪先生♪」と寄ってくる私が
暗い顔をしていることに気付いたのだろう、その先生は、
「どうしたんだ、○○(私)?元気が無いぞ、大丈夫か?何かあったら言えよ。」
と声をかけてくれた。
私はビックリして、「い、いえ!大丈夫です!!」と言ったけど、
更衣室に入った途端、先生の優しさに泣き出してしまった。
今まで出会った教師で、落ち込んでるのを気付いてくれた人なんていなかったし、
正直私の追っかけをウザがられているんじゃないかと思っていたのに、
部も学年も違う私の名前を覚えていてくれたのも嬉しかった。
普段は厳しい先生だったので、なおさらだった。

結局私の卒業と共に他の学校に転勤になって、それ以来会えていないけど、
元気にしてるかなぁ、T先生。
今度もし会えたら、大好きなアトムグッズ
(パソコンのスクリーンセーバーが「I love アトム!!!」だったw)
をプレゼントしたい。