freツイッターを中心に会員制交流サイト(SNS)上で福岡市内での「謎のマスク売り」の目撃情報が投稿され始めたのは4月下旬以降・・






「謎のマスク売り」10枚1000円、移動販売相次ぐ…その背景は


カートや軽トラックにマスクを詰めた段ボール箱を積み込み、通行人相手に販売する姿が見られるようになった。ネット上では「違法ではないか」「転売だろう」などの声が上がっている。

福岡市のJR博多駅前で「本日入荷 マスク」ののぼりを立て、カートを引いて売り歩いていた男性に話を聞くと、「中国からの正規ルートで卸されたものですよ」。スーツ姿のこの男性は、もともと飲食業に従事していたが、店が臨時休業になった。ある業者から「マスクを売ってもいいよ」と声が掛かり、最近になって始めたという。





 価格は10枚千円、50枚5千円。1枚当たり100円と手頃ではないが、「仕入れ値が急騰している状況では不当な高値でない」と主張する。立ち止まると無許可の路上販売になるため、常にカートを引いて歩く必要がある。「休めるのは信号待ちくらい。もっと売れてほしいのですが…」。警戒されるためか売れ行きは期待よりも良くないとこぼす。

販売するのは見たところ一般的な不織布マスク。パッケージには中国語の「産品合格証」が貼り付けられ、生産月は「2020年4月」とある。販売元として記されていた企業名は、東京都内に実在する日用雑貨の卸売業者だ。

感染拡大が落ち着いた中国では、世界的な需要拡大でマスクを増産しており、その一部が日本に流れてきているとみられる・・

(source: 西日本新聞 - 「謎のマスク売り」10枚1000円、移動販売相次ぐ…その背景は


・博多駅周辺の“マスク売り”男性 記者が直撃 福岡市