てんこもり。15周年です。
おはこんばんちわ。もらたんです。
てんこもり。は2020年3月27日に15周年を迎えていました。
思いっきり忘れていましたねえー。
今はもう僕はこのサイトにほぼノータッチですし。
でもまあ15周年ならなんか書くかあーってことで管理画面を開いて文字を打っています。
コロナがねえ。大変ですねえ。
飲食店とかはどれくらい生き残れるんでしょうか。
僕が2ちゃんのまとめをやっていた時の知り合いは、
起業したり、飲食店を経営したりしている人もいるから、
彼らは大丈夫かなあって思ったり。
なんか感傷的な気持ちになってしまったのですよ。
いろんなまとめブログも休止したり閉鎖したり、みんな新しい人生を歩んでいますね。
それこそ起業したり、飲食店を経営したり、多くの管理人が次のステージに進んでいるわけです。
じゃあまとめブログってなんだったんだろうって思って。
踏み台だったのかなって。
僕も10周年の時に公開した記事に「人生をやり直せるなら二度とまとめブログなんてやらない」って書いたりして。
当時は本気でそう思っていたんですよ。
1日4時間も編集に費やして、見返りはほぼなく、割に合わないなあって。
でも、なんの才能もない人間が何者かになれたのがまとめブログだったんじゃないかなあって。
いま、個人ブログからインフルエンサーに成りあがれる人って一年に一人くらいしか生まれないし、
Twitterで何者かになれるのも漫画家やイラストレーターさんといった、
絵が描ける才能やなにかしらの才能ががあるひとだけだったりして。
それ以外は一時のバズとして消費されるだけで。
僕みたいななんの才能もない人間に名札をつけてくれたのがまとめブログだったんじゃないかなあって。
まとめブログをやってなかったら編集者にもなれなかっただろうし、
地元のつまらない会社でつまらない仕事をして一生を終えていただろうし。
そんな、何者でもない人たちに名札をつけられたのがまとめブログだったんじゃないかなあって思うのです。
ほぼすべて、まとめブログの管理人だった人たちは最初、何者でもなかったと思うのです。
そんななんの才能もない人間たちが自分に価値をつけることができたのが、まとめブログだったんじゃないかなあと。
自分にはなんの引き出しもないけど、2ちゃんねるの面白さに乗っかって成りあがることができましたと。
でもいま、まとめブログを見る人も激減したし、まとめブログが話題になることもほぼないし。
だから自分はまとめブログ黎明期にてんこもり。をやってなかったら、何者でもないまま人生を終えていたのだろうなと。
いまって何者でもない個人が何者かになるにはYouTubeくらいしかないと思うんだけど、
あれってルックスがよかったり、しゃべりが達者だったり、なにかしらの才能をもってないと成功できないじゃないですか。
だから、なんの才能もない自分みたいな人間がそこそこ楽しい生活を送れているのは、
てんこもり。のおかげなんだなあって最近思っています。
いま、僕は音楽のレビューサイトと本のレビューサイトをやっていて、そこそこ楽しい日々を過ごしています。
よかったら遊びにきてください。
それでは。
音楽サイト モレッツ
https://moretzmusic.com/
本のサイト ラブリーラブリーライブラリー
https://hondanabooks.com/
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