378新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた政府の緊急事態宣言が延長された7日、特定警戒都道府県の東京、大阪、神奈川、愛知、兵庫では、休業から一転、営業を「強行再開」するパチンコ店が相当数見られた・・





 小池氏は、休業要請している都内のパチンコ店約780店のうち、24店舗が営業を再開したと明らかにした。多くが多摩地域の店舗だった。JR高田馬場駅に近い店舗では午前10時の開店時には約40人の行列。

入店した40代男性は「店がつぶれても困るから来ただけ」とひょうひょうと話した。中には「おまえら自粛警察か!店も生き延びるためにやってんだよ!」と報道陣を怒鳴りつける人の姿も。視察に訪れた同業他店の経営者は「先にこうやって開けられると怒りがこみ上げてくる。気持ちは分かるけどね」と複雑な表情だった。


・パチンコ店 相次ぎ営業再開 休業要請も...行列が



 都は休業要請後も営業を続ける店舗が複数あったことから、専属チームを編成して直接協力を求めてきた。4月30日に営業店舗がゼロになったのを確認したため、店名の公表を見送っていた。同店の関係者は「系列の補償も限定的で経営も厳しい。自粛の先が見えないので、苦渋の判断を強いられました」と淡々と話した。

 都庁で報道陣に対応した小池都知事は「来週にもチェーン店が再開するとの情報がある」と説明。「まさに気の緩みを呼ぶことになる。自分の娯楽が全体に危険をもたらさないか、考えてほしい」と不快感をあらわに。今後も自粛を要請する意向で「皆さまのご協力を引き続きお願いしたい」と訴えた。

(source: スポニチアネックス - 東京も大阪も…パチンコ店“自粛崩壊”GW明け休業から一転、強行再開