2001年宇宙の旅の宇宙服がオークションに出品 image credit:julienslive
SF映画によく登場するコスチュームといえば宇宙服だが、 1968年の古典的SF映画「2001年宇宙の旅」の宇宙服がアメリカのオークションに出品され話題になっている。
映画界の巨匠、スタンリー・キューブリックが監督したあの壮大なSF作品の衣装が、50年以上の時を超え現代のスペシャルイベントにお目見えしたのだ。
しかも驚くべきことにこの宇宙服のスーツ本体は当時のまま。さらにヘルメットは最も印象的なボーマン船長と人工知能HALのシーンに使われたものだという。
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まさかの出品!「2001年宇宙の旅」の宇宙服
この宇宙服は、カリフォルニア州を拠点とする世界有数の競売会社ジュリアンズ・オークションが今年7月17〜18日にかけて行うハリウッド映画にまつわるイベントの一環として特別に出品したもの。
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イベントの目玉ともいえるこの品については以下のような説明がなされている。
銀色のスーツに青いバックパック。そして白いヘルメット。ほぼ完璧なこの衣装は、月面用の宇宙服です。しかもこのスーツは当時作られたまま。再塗装などもされていません。
image credit:julienslive
ただヘルメットは映画内で数度にわたって使い回されたようです。塗料の塗り重ね跡から、最初は月面シーン(白色)、次に探査用ヘルメット(緑や黄色)、さらに再び月面シーン(白色)に使われたのでしょう。なお内側には赤色の字でA HELMETと書き込んだテープが貼ってます。
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とりわけ注目すべきはこのヘルメットの状態です。かつて緑色のスプレーで厚塗りされていたヘルメットの表面には、いたるところに細かい傷やヒビ割れなどがうかがえます。
つまりこの品は、映画内で木星探査に赴いたボーマン船長がHALの思考回路を停止しようとする場面でかぶっていた可能性が高いといえます。それは映画史で最も有名なSFシーンの一つに数えられています。
参考:2001年宇宙の旅(1968年)のワンシーン
2001: A Space Odyssey (1968) - I'm Afraid Scene (4/6) | Movieclips
予想価格は最高300,000ドル!競売の行方は?
さて気になるお値段はというと、ジュリアンズ・オークションが提示する落札予想価格は200,000〜300,000ドル(約2,146〜3,219万円)だ。
最低金額は50,000ドル(約536万円)だが、7月9日現在の価格は160,000ドル(約1,717万円)になっている。
なおオークションは7月17日10:00(太平洋夏時間)にビバリーヒルズの会場とネットで同時に開催され、その様子もライブ配信される。
衣装一式で最高3000万超えってあたりに度肝を抜かれるが、当時使われた本物となると話は別か。しかも意外に良い状態で保たれてるし、作品がもたらした感動はプライスレスだもの。
スタンリー・キューブリックならびにSFファンも見逃せないオークション。貴重な衣装が気になる人は出品ページをチェックだ。
References:boingboing / julienslive / geekologieなど /written by D/ edited by parumoあわせて読みたい
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キューブリックの名作「シャイニング」を360度視点でみられるYOUTUBE動画
17歳でこのセンス。スタンリー・キューブリックが撮った1946年のニューヨーク地下鉄内の光景
スタンリー・キューブリック映画の名シーンを一部分だけ動かしたシネマグラフで
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コメント
1. 匿名処理班
マニアにはたまらん一品だろな
2. 匿名処理班
で〜い〜じぃ〜・・・で〜い〜じぃ・・・・・・つめたいで〜い〜じぃ〜・・・・
・・・・・・・
3. 匿名処理班
映画の小道具だろ、希少価値とはいえ3000万超えはいくらなんでも高すぎる気がする。
4. 匿名処理班
やばい。ほしい。
お金は当然ないけど。
5. 匿名処理班
むしろ安すぎだと思った
俺がもし数億あったら喜んで3億でも入れてしまう
日本円で最終落札6000万円は軽く超えるぞ
6. 匿名処理班
さてどんな価格が付くだろう
純粋に興味津々
ただこれって資料的価値が半端じゃないと思う
可能なら博物館で保存公開して欲しいなと
7. 匿名処理班
こういうオークションって見てるとポチッとやりたくなって怖い
8. 匿名処理班
こどもの時、ちらっとみたシーン、
男性が一人で食事してるとこ、食べてる物が
なんかおいしくなさそうだなーって思った。
今日この記事で、この映画を見たくなったよ。