【推しの子】:1巻、鬼才漫画家タッグの新連載は鬼才すぎた件について
2020年7月17日、第1巻発売&加筆しました。
鬼才コラボがついにやっちまった…
第一印象はこんな感じです。あの「かぐや様は告らせたい」でお馴染みの赤坂アカさんがストーリーを、そしてあのあのあのあのあのあのあのあの横槍メンゴさんが作画をする…というとんでもない新連載「【推しの子】」がスタートしたわけですよ。ちなみに”【】”がタイトルに入るっぽいのでご注意を。自分が間違えたからね…間違いは共有しておきましょう。
赤坂アカさんに関しては何も説明いらないでしょう。だってあの恋愛心理バトルかと思いきやただただイチャイチャしまくってたあのかぐや様ですからね!…そして、横槍メンゴさんといえばここのサイトでも猛烈にプッシュして、プッシュしまくって何度フィニシュッたか分からない「君はみだらな僕の女王」ですよ。みだらは実際は漢字ね…じゃなくて。
てか、前作の「レトルトパウチ!」から、やはり横槍メンゴさんというのは異質中の異質なのですよ。そして女性目線から描かれているのかすごいリアルなようでリアルじゃないようで、でもリアルでなんでこんなことになってるん!?なんですよね。まあつまりは、すごいってこと!
…まあ話が長くなってもアレなので、感想レビュー書きますね。ネタバレあるんで注意です。ちなみに「【推しの子】」第1話は、少年ジャンプ+で特別掲載されているので興味ある人はまずは読んでみましょう。
【推しの子】ストーリーをざっくり書いてみよう
【推しの子】 1話
理想的に3行で【推しの子】ストーリーを書いてみましょう。
田舎のお医者さんが
推しの子で妊娠した16歳アイドルの
赤ちゃんに転生する
もしくは
好青年そうだけどガチでドルオタ、ちょっと気持ち悪いくらいアイドルのことが好きすぎる宮崎でもかなり田舎のおそらく限界集落ぽいところの病院の産婦人科の先生・ゴローちゃんが
究極美少女にして不動のセンター16歳で武道館ぽいところでもライブやってるすごいアイドルだけどお腹膨らませた状態で突然宮崎のかなり田舎にある限界集落ぽいところの病院にやってきたアイちゃんの
(ちょっといろいろあって)赤ちゃんとなり生まれ変わる
この「いろいろあって」というのは、夜中に突然襲われてしまって死んでしまった?ということね。
たぶんドロッドロ
アイドル登場早々妊娠姿描かれてるからドロッドロでしょう
割とシンプルにまとめたような気ではいるんですけれど、ぶっちゃけいろいろめんどくさい状況になってるんですよね。鬼才が鬼才と手を組んで王道?な転生モノを描くとこんなドロッドロ感あふれる作品になるのか…。1話目なのでまだ比較的爽やかさはある感じ出てたような気がしてたぶん今後ドロッドロしてくんだろうなぁということが想像しやすいでですね。
まず、原作者は赤坂アカさんということになっているので、「かぐや様は告らせたい」のようなニヤケイチャラブを期待したくなるかもしれませんが、たぶんそんなことないです。むしろ赤坂アカさんがストーリーを手掛けたというよりも、「クズの本懐」のような横槍メンゴさんのリアリティでスッキリさせてくれないあの感じに転生プラスしちゃったテヘペロみたいな感じ。この転生部分のアイデアを赤坂アカさんが導き出した…ガッツリ本編のストーリーというよりも、アイデアを出して横槍メンゴさんが生み出したかのような感じ。この辺は自分の感じたことなので間違ってるかもですが。
ドルオタ先生はまだしも、16歳で武道館に出るアイドルが妊娠してど田舎の病院にやってくる、そしてアイちゃんはどこか天然さが溢れている…闇とはいいません、ダークネスですよ。
そしてこの作品について面白いのは、「未だかつてない切り口で”芸能界”を描く」ことなんですよ。マジで転生モノではあるけども、転生なんてマジで導入部分にちょっとだけ入れ込んだだけで、今後転生による何かしらの展開は少なそうで、むしろ超有名アイドル…推しの子になってから成長していくまでの、ドロッドロした芸能界そして芸能人の子がどう世間を渡り歩くのか…という、リアリティあふれる展開が待っているだろうと、予想しております。
ゴローちゃんは、転生してきっと娘になったと思うんですよね。そしてこの娘が、きっとアイドルとなって…行くのでしょう。転生したの、メインの茶髪の子でしょ?おいちゃん分かるよ。
…さあ、一体どんな展開が待っているのか…アイドル×ドルオタ医者×子供転生×芸能界の裏側、どう描かれるだろうか…。
…って、すでにダークネスな展開が描かれるだろうと覚悟してる部分はあるけども、赤坂アカさんストーリーなのでこの後すっごいニヤニヤする展開も十分ありえるんだけどもどうだろうどうなっちゃうんだろう。
そして1巻が発売されました
7月17日、追加で第1巻の感想レビューをちょろっとだけ交えます。なるべくネタバレ避けたい、この純粋なマンガを読んでいただきたいところ…ですが、これ書かせてくださいよまずは。
割とディィィィィィィィィィィプ!
第1話も結構ディープだっただけに、それ以降がもう…末恐ろしい。まさか第1巻が第1部、第2巻以降が第2部突入、なんてことになるとはちょっと予想外でした。
この流れといえば「テラフォーマーズ」でであり、ちょっと方向性違うかもだけど「君は淫らな僕の女王」もこの感じに近い気はします…いや違った、淫らは別に大きく物語進んだわけじゃあないか…。
まあとにかくですよ、もっと続く日常が第2巻から変わると思うとは思いませんでした。そうか…ここからが本番なのか…。
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