前回記事
【同人誌即売会『コミティア』、新型コロナの影響で開催継続の危機・・・クラウドファンディングで出資を募ることに】
コミティア継続に向けたクラウドファンディングの実施について
記事によると
コミティア実行委員会、および有限会社コミティアは「MOTION GALLERY」のサポートの元、クラウドファンディングのプロジェクトを実施することになりました。プロジェクトは8月28日(金)〜10月23日(金)の実施を予定しています。随時コミティア公式サイト(本ページ)、および公式Twitterアカウントでお知らせしてゆきます。
実施の経緯
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の影響により、コミティアは開催継続の危機に瀕しています。2020年2月の「COMITIA131」は一般参加者数の3割減により売上が半分になり、2020年5月17日に開催予定だった「COMITIA132extra」、そして9月21日に開催予定だった「COMITIA133」が中止となりました。
この先の予定としては11月に「COMITIA134」、2021年2月に「COMITIA135」を予定していますが、先行きは不透明です。開催が出来た場合でも参加者数の大幅減は避けられず、収益はほぼ出ない、もしくは赤字になる可能性が高いでしょう。
コミティアを主催するコミティア実行委員会は営利を目的としないボランティア組織ですが、現在のように大きな規模となったコミティアを運営するために、法人化して事務所を構える必要があり、有限会社コミティアという会社が運営母体となっています。
この事務所では10人に満たない少数の社員が、ボランティアスタッフでは扱いきれない、会場を始めとした関係企業との交渉、金銭出納、日常事務などを行っています。事務所はスタッフの作業・打ち合わせ場所、備品倉庫、参加者や企業からの申込・問合せ先としても機能しています。
こうした人件費や事務所の家賃を始めとした管理費は、一般的な企業と比較すれば最小限のものですが、コミティアの運営費の中でも大きなものです。連続で中止になってしまっているとは言え、返金に関わる事務作業や次回、次々回開催に向けた運用計画、各企業との折衝なども続ける必要があり、人手は必要不可欠です。
直近の2020年下半期の管理費は、銀行からの融資、行政支援の利用、開催に向けた運用の見直し、経費の削減の実施などを行い、なんとか継続のための資金を確保することが出来ました。しかし2021年上半期以降の管理費、開催準備費用を調達する当ては無く、前述の通りイベント収益にも期待は出来ません。残された時間は短く、イベント開催以外の収益の道を探すのも困難です。
そこで多くの方からご支援をお願いしたく、コミティアの開催継続をかけたクラウドファンディングを始めることにしました。
目標額について
本プロジェクトの目標は以下の通りです。
(1)「COMITIA」開催継続
(2)2021年上半期のコミティア事務所の管理費
(3)開催時の感染症拡大防止のために必要な設備などの費用
目標額は「3000万円」です。2020年8月現在、有限会社コミティアの2020年の売上総利益(粗利)は2019年と比較すると約6000万円減となっています。この損害を金融機関より受けている融資で耐えているというのが実情です。
達成すれば、2021年上半期も引き続きCOMITIA開催の道を模索することが出来ます。集まったお金は2021年上半期のコミティア事務所の管理費、開催に向けた会場費などの諸経費、新型コロナウィルス感染症拡大防止のための設備費用などに大切に使用させていただきます。(うち、約30%は決済手数料、リターンの作成・発送費用、税金など必要経費に充てられます)
この先しばらくは新型コロナウィルス感染症拡大防止の観点、および行政・会場の要請により『広い会場を借りた上で、密にならないよう、出展者数・来場者数を減らす』という方針を取らざるを得ない可能性が高くなります。2021年上半期にイベント開催による収益が見込めない可能性もあるでしょう。そうした場合でも、集まった資金があれば開催に向けた挑戦をし続けることが出来ます。新しい道を探る時間が得られることも大きいです。
コースとリターンについて
1,000円からコースを設定し、ご出資いただいたコースに応じてクラウドファンディング限定のグッズやサービスをリターンとしてご用意します。リターンが不要という方に向けて、メールでの感謝状送付のみのコースもあります。各コースにて、金額にお気持ちを上乗せいただくことも可能です。
リターンの一部をご紹介します。
・コミティア公式キャラクター(きみぴこ・コミティアちゃん)オリジナルグッズ
・内藤泰弘さん、こうの史代さん、たつき(irodori)さんによる描き下ろしオリジナルラベルのドリンク
・サークル参加権(サークル参加者向け)
・カタログ&先行入場権(一般参加者向け)
また法人様向けに、会場内での広告掲示スペースや、カタログのPR記事制作・掲載など、 コミティアを媒体として企業PRが出来るコースもご用意しました。
コースやリターンの詳細は、8/28(金)に開始・公開される「MOTION GALLERY」内の「自主制作漫画誌展示即売会COMITIA 開催継続支援プロジェクト」ページでご確認ください。
2021年2月頃から、順次リターンの送付・実施を予定しています。
コミティア存続のクラウドファンディング、極々微力ながらリターンの1プランにお力添えさせていただく事になりました。ティアは10年ぐらいほぼ皆勤で出ておりましたが、思い入れ抜きにしても日本の創作文化の稀有な幹だと思いますので、気になった方は無理ない範囲でぜひー#続けコミティア #COMITIA https://t.co/n8PjUq0imB
— たつき/irodori (@irodori7) August 15, 2020
この記事への反応
・全力で支援しようぜ。
・サークル参加権あるんだ!
・二次創作NGのコミティアの方がコミケより重要だと思っている。絶対支援する
・コミティア、事務所の家賃だけでも月数十万掛かっている筈なので(事務所が乙女ロードの近くにある)本当にキツイと思う。支援したい。
・非営利であってもフルタイムの人には給与を、事務所には家賃を払わないといけないし、資金繰りがパンクすれば当然倒産するからね。
・コミティアのおかげで創作が楽しくなったので支援したい
・余裕あるわけじゃないけど、コミティアなら支援せざるを得ない
・コミティアでこのレベルだもんな
赤ブーやコミケ本部もそらやべぇよなー
・二次創作が大半を占める昨今
こういったイベントは是非とも残ってほしい
・マジで続けコミティア!!
【COMITIA - ウィキペディア】
COMITIA(コミティア)とは、コミティア実行委員会により東京で年4回(概ね2月、5月、8月、11月)開催される「創作(オリジナル)」のジャンルに限定した同人誌即売会である。実行委員会は"自主制作漫画誌展示即売会"と称している。略称はティア。第1回開催は1984年11月18日、会場は練馬産業会館であった。
概要
COMITIAは、創作ジャンルに限定して開催される同人誌即売会であり、同じ趣旨の即売会の中でも、規模・回数とも最大級である。
創作限定のイベントであるため、二次創作物の頒布は禁止されており、コスプレも禁止されている。著者本人の作品であれば、かつて商業誌で展開していた作品を基にした創作物や、単行本にならなかった商業作品の頒布は認められている。一方、基本的にオリジナルという以外に縛りはなく、多岐にわたる内容のサークルが参加可能であり、マンガ以外にもイラスト・小説・評論・音楽CD・ゲーム・グッズ類などの頒布も可能である。また、商業出版社から出版された本でも、著者本人のスペースに限り頒布が認められている。
目標額3000万円!集まってくれ!
氷樹 一世(著), 蘇我 捨恥(ヒーロー文庫/主婦の友インフォス)(その他), 四季童子(その他)(2020-08-26T00:00:00.000Z)
レビューはありません
要するに自分たち会社のおまんま食い上げだからカンパしてくれって
クレクレ乞食じゃねーか
たつ信の力でティアを救ってくれ。期待してるぞ
海外旅行が出来るようになるくらいまでこういう社会地位の低い大型イベントは無理だよ
クラファンやるにしても落ち着いてからの方がいいとは思うな
仮に来年金集めて開催できなかったら割と致命的やろ