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死ぬ程洒落にならない怖い話をあつめてみない?『後部座席の女』 | 不思議.net

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    死ぬ程洒落にならない怖い話をあつめてみない?『後部座席の女』



    kazukihiro512163_TP_V4


    150: (1/2) 2007/03/23(金) 17:11:51 ID:u41DR1Xu0
    【前の婚約者】

    「前の婚約者に会っちゃった」今思えば、あの日辺りから彼女がおかしくなりました。

    何か突然臭いと言い出したり、いつもイライラして喧嘩を売るような挑発的な
    態度を取ったり、近所の公園で俺の帰るのを待っていたり、
    とにかく家にいるのがイヤだと言い出すようになりました。

    彼女の実家は資産家で警備の犬を放してあるような豪邸なので、
    お嬢様の彼女は今の2LDKのアパートが気に入らないのかな?
    ごめんね甲斐性のない俺で・・・なんて自己嫌悪に陥ったりもしました。
    でも、一年半も一緒にいて今更かよ。という怒りもありました。

    前の婚約者とはお見合いで知り合い、半年程付き合った頃に実は彼がSという宗教に
    入っていると告白。それ以来週末のデートはSのI会館というところに入り浸るようになり、
    それがイヤで彼女が父親に相談すると、父親が怒り狂って婚約破棄。だったらしいです。
    そんな義父さんに相談されると俺まで怒られそうだwと。

    引用元: https://hobby9.5ch.net/test/read.cgi/occult/1173951023/

    151: (2/2) 2007/03/23(金) 17:12:24 ID:u41DR1Xu0
    結局彼女は一週間後に別居するって言い出して、二人で大喧嘩しました。
    喧嘩後仲直りして散らかった部屋を片付けることになったとき、
    彼女が雑巾バケツをみて、ホラなんか面白いと、指差してます。
    そのバケツは何もしていないのに波紋が出ていました。それを見て俺は気が付き。
    翌日会社の友人からオシロスコープと低周波マイクを借りてきました。

    案の定10Hz・12Hz・16Hzの不協和音が検知され、隣の部屋の壁から出ていました。
    空家と思ってた隣の部屋は大家さんに聞くと3ヶ月前荷物置きとして人に貸したということで、
    「ニオイが臭いから開けてくれ。」と、でまかせで開けてもらうと本当にとんでもないニオイが
    部屋から臭ってきました。「なんだ?こりゃあ!」大家さんが窓を空けに向かったので
    ドサクサに俺も入りました。
    そこで見つけたのはスピーカーを俺達の部屋に向けた電源入りっぱなしのミニコンポ。
    よく分からない装置が付けられてボリュームはMAXになってました。

    事情を話すと大家さんが「悪質だよ。」と親身になって警察への通報をしてくれました。
    部屋を借りた名義は彼女の前の婚約者ではありませんでしたが、傷害と器物破損で
    逮捕されたと聞きました。(警察は犯人がどんなヤツかとかは教えてくれないんですね・・・)

    今は平穏を取り戻し、隣の部屋は悪臭の為人に貸せないということで本当に空き部屋になってます。

    156: 本当にあった怖い名無し 2007/03/23(金) 18:23:06 ID:2xzYNsPp0
    >>151
    こえぇな・・・

    157: 本当にあった怖い名無し 2007/03/23(金) 20:17:07 ID:IqmfpDoI0
    >>151
    低周波コワス...


    186: 1/3 2007/03/24(土) 02:30:02 ID:NIS/0JN70
    【霊感野球少年】

    俺が中学の頃、野球部の連中から聞いた話だがその中に霊感の強い奴がいて
    色々なエピソードを持っていた。夜10時頃そいつがグラウンドを横断して(当時は夜間の
    グラウンドを通るのは禁止されていた。自宅に帰途についてたんだが近道なので通っていた
    そうだ)で、グラウンドに面していた建物に体育館があった。体育館の一回は部室になっていて
    一箇所だけ部室の扉が開いていたんだと。(以降そいつをHと呼ぶことにする)

    Hが不審に思って通り間際にあいた扉に接近しながら覗いてみると部室の奥に霊が立っていた
    とか。まあそんな感じで”見える奴”ってことで有名だった。当時の野球部の連中は結束が固く
    プライベートでもよく一緒に遊んでいた。

    187: 2/3 2007/03/24(土) 02:30:53 ID:NIS/0JN70
    ある夏休みの日にキモ試しをやろうということになった。10人から15人ぐらい集まって
    (もちろんHも参加)夜11時頃から全員一緒に火葬場まで行って帰ってくる簡単なものだった。
    時間になって参加者全員いることを確認してみんな一緒に固まって歩いていたそうだ。
    「臭せーなあ」「うわーwマジくせー」参加者の中で声があがった。実は火葬場に行く途中
    ゴミ処理するためにゴミをストックしておく倉庫みたいなものがある。ゴミ処理倉庫は
    常時扉が無く開放状態だったのでその臭いがモロにくるのだ。

    野球部の連中もなんだか興ざめな感じで、中には冗談まで言うやつが出たりして、とても
    キモ試しの雰囲気ではなくなったそうだ。早く家に帰ってテレビでも見ようみたいな。
    突然、「ガン、ガガン、ガガガン!!」という大きな何かぶつかるような音が鳴りひびいた。

    みなその音の鳴る方向へ目を向けた・・・・・「!!!!!」
    なんとカンバンみたいなものが踊るようにゴミ処理倉庫の屋根の上を跳ね回っている。
    まるで生きているかのように。
    「うわーーーーー」全員我先にスタート地点へ走っていった。

    スタート地点へ戻ったがみな無言だった。が、誰かが「おい、Hがいねーぞ」という言葉で
    再びパニック状態に・・・・・「マジかよ!」「あそこにHが一人でいるのかよ!?」
    「もうあそこには戻りたくない・・・・・」

    しかし気丈な奴が3人いて「俺らがHを連れてくるから、待ってろ」ということになった。
    3人はビビりながらもゴミ処理倉庫へ向かった。倉庫前についたが例のカンバンはもうすでに
    消えていて、ホッとしたのか3人は声を出してHを探した。「おーいH」「どこにいるんかー」
    いない。いったいどこにいるんだ・・・・・・

    188: 3/3 2007/03/24(土) 02:31:33 ID:NIS/0JN70
    倉庫付近にはいないことが判明し、奥の火葬場へ行くことになった。いた・・・・しかし気を
    失って倒れている。3人の中の2人がHの脇に体を入れ連れて行くことになった。
    しかし、もう1人の奴の様子がおかしい。ガタガタ震えていて泣いている?不審に思ったが
    2人ともHを運ぶのに必死でそれどころではなかった。

    無事にスタート地点間で戻り、全員の人数を確認した。Hを担いだ2人のうちの一人が
    様子がおかしかった奴に「どうしたんや?」と聞くと火葬場の前に上半身だけの男が
    じーっとこっちを見ていて、Hを助けるどころか自分で歩いてくのが、せい一杯だったらしい。
    その後Hは家まで運ばれて2日学校には来なかった。

    登校してきたHから聞いた話しによるとカンバンが跳ね回っていたときに火葬場のほうから
    自分を呼ぶ声が聞こえてそちらに向かったとのこと。でもその声の主がすざましい怨霊で
    あまりの力に気を失ったとのこと。

    「あんなの初めてや。もう二度とあそこへは行かん」


        了

    199: 本当にあった怖い名無し 2007/03/24(土) 14:36:49 ID:GWADy+oh0
    【ヤドリギ】

    あんまり怖くなかったらスマン。
    ちょっと気になることが立て続けにあったんで聞いてほしいんだ。

    自分は子供の頃からオカルトの類が大好きでな、図書館なんかで読んでたのはいっつも日本の民話や世界の昔話の怖いやつばっかりだった。
    四国の片田舎で育ったから、遊び場は神社や昔の塚。小高い丘になってて、中腹に横穴が掘られてて、中に何かを祭ってたり、戦時中は防空壕として使われてたりしてた。
    ばちあたりというか、怖いもの知らずというか、そういうところに入り込んでは日が沈むまでやんちゃして。

    つまり自分は怖いものは大好きだけど、てんで霊感の類はないんだ。

    そんな霊感ゼロの自分の周りには、なぜかいつも霊感の強いやつがいた。

    小学校の時だ、同じクラスにAちゃんという霊感の強い子がいた。
    うちの母校は戦時中兵隊さんの駐屯地として使われてたり、すぐそばにでっかい軍人墓地がせいか、Aちゃんはよく軍人さんや小さい子供の霊をみていたようだ。
    子供心に作り話のうまい子だなあ、と思って面白半分にしかきいてなかったんだが、Aちゃんの霊感の強さは遠足の時撮影された写真が証明することになる。

    Aちゃんが写っている写真がおかしいんだ。
    赤いオーラが写りこんでるなんてのはかわいいほうで、Aちゃんひとりが大きく写っているはずの写真は一枚は右足がなく、別のAちゃんワンショットは首が無かった。

    200: 199 2007/03/24(土) 14:40:23 ID:GWADy+oh0
    遠足以来、なぜかAちゃんは自分を避けていた。
    意地悪も何もやった覚えのない自分は、ある日の昼休みにAちゃんの仲良しBちゃんに訳をきいた。
    Bちゃんは困ったように
    「遠足の写真はミナト(自分)のせいだ」と言っているそうなのだ。
    自分「どういうこと?」
    B「ミナトと一緒に撮ったり、ミナトがそばにいた写真がみんなおかしいって・・・。遠足の後も学校でもミナトがそばにいるといつも変なものを見るんだって。」
    たしかによく見直すと集合写真やみんなでゲームをしてる写真など、自分も写っている数枚の写真に赤い光の帯が写りこんでいた。
    Aちゃんによると、写っていないだけで他の写真を撮ったときも必ず自分がそばにいたらしい。
    自分はカッとしてBちゃんがとめるのも聞かずAちゃんにつめよった。
    「何言いがかりつけて人の陰口言ってんだよ!」
    Aちゃんは驚いて自分を見ていたが、そのうち様子がおかしくなった。
    目をまん丸に見開いてガクガク震えだしたかと思うと「いやああああおおおおぉぉぉぉぉ」と叫んで泣き喚き始めたんだ。
    その声を聞きつけた先生に連れられてAちゃんは教室を出て行き、自分はAちゃんをいじめたという罪でこっぴどくしかられた。
    それから一ヶ月、Aちゃんは学校に来なかった。

    中2の合宿では血まみれの男の霊を見たと隣のクラスの女子が泣き喚き、中3の長崎への修学旅行では原爆の資料館でうちのクラスの生徒と先生が吐いて倒れた。
    高2の広島の修学旅行では旅館の食堂の窓が突然割れたりバスがパンクした。

    自分はやっぱ団体行動に縁がないと思ってた。

    202: 199 2007/03/24(土) 14:55:45 ID:GWADy+oh0
    大学進学で大阪で一人暮らしを始めた自分は、売れない漫才師のむっさんと出会った。
    むっさんは漫才師としての収入だけでは生活できず、夜はカウンターだけの小さな居酒屋で働いていた。
    自分はその頃恥ずかしながら夢があり、大学と生活費を稼ぐためのバイトで忙しく、深夜でも格安の値段でうまいものを食わせてくれるむっさんの店に入り浸っては青臭い夢を語ったり、むっさんの話に爆笑していたんだ。

    むっさんは時々、自分の背中をバンバン!と強く叩いたりさすったりすることがあった。
    野郎にそんなことされて喜ぶ趣味はないんだが、むっさんにそうされるとなんだか背中が温かく、軽くなった気がして気持ちよかった。
    「なあむっさん、それ何やってんの?」
    「ああ、これ?」むっさんは笑ってほっけを焼きながら言った。
    「ミナトはいっつも何か背負ってるからなー。おとしてやってんだよ。」
    背負ってる?
    疲れやプレシャーやストレスのことだろう。
    自分はむっさんが焼いてくれたほっけを食いながらそう思ってた。
    「あんまり体弱らすと背負いきれないもの背負ってもしらねーぞ。」
    むっさんが真顔でそう言った時も無理はするなって忠告してくれたんだと思い込み、一人で感動してた。

    長文になってきちゃったな、スマン。

    203: 199 2007/03/24(土) 15:13:47 ID:GWADy+oh0
    そんなある日、仕事先のバイト君が自分を飯に誘ってきた。
    あんまり職場の人間と行動をともにしないバイト君からの誘いに驚いたが、断る理由もなく、バイト君と居酒屋へ。
    あまりお互いのことを知らなかったこともあり、自己紹介的な話をしつつ、二品、三品食ったところでバイト君が切り出した。
    「僕ね、あんまり人と飯に行くの、好きじゃないんです。その理由わかります?」
    「はぁ?なんで?」
    「例えば3人で居酒屋行ったりするでしょ、でも僕にだけは3人以上の人数が見えるんです。」
    「・・・はぁ。」
    霊感商法ってやつですか。正直あきれたのと同時にバイト君の誘いに応じたことを後悔した。
    「たいていみんな信じてくれないし、僕も見えちゃうとしんどいし、めったに人には言わないんですけどね。」
    自分の考えを見透かしたようにバイト君が苦笑した。
    「でも、あえて言いますね。ミナトさん、あなた日替わりで色んなもの連れすぎですよ。」
    何言ってんの、こいつ。
    何も言葉が出ない自分に対して、バイト君は静かに続けた。
    「ミナトさんは、まるでヤドリギみたいに色んなものがやってきては離れていってます。
     それ自体は問題ないんですよ。ミナトさんはどうやら見えてないみたいでまったく気になってないみたいですし。」
    バイト君は下戸だそうで、ウーロン茶を一口飲んで続けた。
    「でも、時々僕が同じ部屋にいるのがつらいくらい強いものがしがみついてるときがあります。もう見てられません。専門家に見てもらったほうがいいですよ。」
    自分は唖然としたんだが、専門家=精神科=基地外
    そういわれた気がしてな。
    「病院なんか行く必要ねえよ!」ってどなってしまったんだな。
    でもバイト君はひるまなかった。
    「信じてもらえないのは分かります、でも今のままだといつかミナトさんに実害があるかもしれないんです。
     時々ミナトさんの周りで温かい空気を感じるんです。残業で遅くなった夜とか。
     ミナトさんの相談に乗ってくれてた人いませんか?その人が心配のあまり気を送ってくれて守ってくれてるんですよ。」

    むっさん。

    とっさにむっさんの顔が浮かんだ。
    自分はそのまま、バイト君を連れてむっさんの店に向かった。

    205: 199 2007/03/24(土) 15:45:17 ID:GWADy+oh0
    久しぶりに会ったむっさんは驚くほどやつれていた。
    自分の顔を見るたび「おせえよ!」と真顔でどなった。
    店にはたまたま他に客もなく、自分とバイト君、むっさんの3人だけだったが、むっさんのそんな顔を見たのは初めてだった。
    「あーミナトさん、この人ですわ。」とバイト君がささやき、バイト君はむっさんになぜ店にやってきたかを手短に説明した。

    むっさんは自分たちをカウンターに座らせ、自分は料理を仕込みながら話し始めた。

    「俺な、昔から霊が見えたり、ちょっとした霊なら追っ払ったりできてたんだ。
     お前にもやっったことあるだろ、背中さすったり叩いたり。なぜかアレで離れていくんだ。独学だし理屈はわかんないけどな。」
    むっさんの暖かい手を思い出した。
    「でもお前が始めてうちに来たときはびびったよ。ジジイやガキ、犬猫、はては何か分かんないものまで背負ってたからな。
     これは俺の推測だけどな、お前は色んなものを呼んじまう体質なんだろ。色んなものがお前については離れていく。
     例えるならヤドリギみたいなもんだな。
     お前の生まれた土地や血縁の影響かもしれんが、素人の俺にはわからん。」
    バイト君と同じようなことをむっさんも言った。

    「もうひとつ分かってるのは、おまえ自身には何もないのに、周りが影響を受けるってことだ。
     人間ある程度の霊感を持ってるやつはごろごろいる。でもお前といると、それが増幅されるんだ。
     俺も、お前をここに連れてきてくれたこのバイト君も、今までお前の知らないところで影響を受けて霊におびえてたやつはいるはずだ。」
    小学校のAちゃんや中学の同級生、高校時代の出来事もそうなんだろうか・・・。
    むっさんに話してみると「おそらくそうだろうな。」とあっさり言った。

    もうちょっとだけつきあってください。

    206: 199 2007/03/24(土) 15:53:46 ID:GWADy+oh0

    「問題は、今おまえの周りをうろうろしてるやつだ。
     これからお前の周りで変なうわさが流れ始めたり、体調を崩すやつが続出したり、もしかしたらダイレクトに「そいつ」を見てしまうやつがでてくるだろう。」
    「そいつは待ってるんだ、まずお前の周りを弱らせ、おまえが人間関係に疲れ仕事に疲れて弱るのをまってるんだ。
     計算高くてたちが悪い、お前に恨みがあるんじゃないと思う、なんで他のやつみたいに離れていかないのかも分からない。
     何が目的かも分からない、ただお前が呼んじまったんだ。」
    むっさんが自分のすこし後ろをにらみつけてるような気がして、思わず振り返ったけれど、自分には何も見えなかった。
    「もしかして電話くれたりメールくれてたのって・・・。」
    「ああ、なんか胸騒ぎしたり、夢にお前が出てくるようになって心配だったからな。まさか俺が心配しすぎてバイト君にまで伝わってるとは思わなかったけどな。」
    むっさんがバイト君を見て笑ったけれど、バイト君は眉をひそめて黙り込むばかり。
    「俺が助けになるなら力になる、しばらくうちに通え。」
    むっさんはそう言った。

    次ラスト

    209: 199 2007/03/24(土) 16:03:08 ID:GWADy+oh0
    後のオチはお約束どおりだ。
    むっさんは自殺した。
    むっさんの相方はネタが書けなくなって悩んでいたといっていたが、そんなことで自殺するような人じゃないのはむっさんを知る誰もが知っていた。

    バイト君は重度の鬱でバイトをやめた。
    一度バイト君の実家に電話をしたが、バイト君のお母さんがでて「あなたのせいで!」と訳のわからないことをわめいていた。

    同僚の女の子がおかしな音がすると言い出した。
    警備会社が変わった。
    主任が事故にあった。
    同僚が転勤を申し出た。

    「社員旅行の写真におかしなものが写っている」

    そんなうわさが流れ始めた。
    なぜかだれもその写真を自分には見せてくれない。

    去年の年末、上司にしばらく休むように言われた。
    特に大きなミスをした覚えもない。
    食い下がったがとりあってもらえず、今休職中でネットやってます。

    今も自分の後ろで何かが言ったりきたりしてるのか、それとも自分の背中に張り付いたままのやつがいるのか、自分にはわかりません。
    全然怖くなかったな、長文駄文すんませんでした。
    つきあってくれてありがとう。

    249: 悪霊に間違えられた。 2007/03/25(日) 03:02:13 ID:vxoEqel50
    【悪霊に間違えられた】

    先週の日曜に近所の神社を掃除してたんだ
    夕方になってそろそろ帰ろうかなと思ったら人が神社の石段を上がってきた
    おちゃめな俺はちょっと脅かしてやろうかと思って縁の下の70センチくらいのスペースにうずくまってタイミングを見計らっていた

    どうやら女の人のようだ
    こんな時間、人気のないオンボロ神社になんの用かな?とか考えてるうちに足がこっちに近づいて来た
    俺は勢い良く左手で足首をガッ!!っと掴みすぐに離した

    女の人は「ま゛ぁぁぁぁぁぁああ!!!」と奇声を上げながら尻餅を付いた
    俺はその様子が可笑しくて堪えられなくなり「っは ヒィッヒィ」と引き笑いをしてしまった
    その声を聞いてさらに驚いた女は「ごめんなさい ごめんなさい」と謝りながら信じられないような
    速さで石段を駆け下りて行った

    それから俺はもう女の声も聞こえなくなったので縁の下から這い出てきた
    さすがにやりすぎたな…と反省し、賽銭箱に百円を入れてガランガランを鳴らし
    「あの人の人生に幸多かれアーメン」と願い事を唱え家へと帰って行った

    ここまでならよくある話だ
    だが話は終わらない

    俺の住んでいる地域の神社の神主さんが一軒一軒家をまわって何かを聞いていると言う話を聞いた
    水曜のことだ ついに神主さんがうちに来た そして留守番していた俺に
    「神社の御神木に釘が打ち付けられていた!!何か知らないか?」と尋ねてきた

    俺はそんなことはしていないし何も知らない 日曜の時点で釘はなかった
    俺は日曜の午前中に神主さんに目撃されている 俺を疑っているのだろうか?
    色々な考えが頭を巡ったがとりあえず
    「俺は日曜に神社を掃除していましたが釘なんて打ってないですよ まさか疑ってるんじゃ?」
    と言った

    250: 悪霊に間違えられた。 2007/03/25(日) 03:04:26 ID:vxoEqel50
    俺はそんなことはしていないし何も知らない 日曜の時点で釘はなかった
    俺は日曜の午前中に神主さんに目撃されている 俺を疑っているのだろうか?
    色々な考えが頭を巡ったがとりあえず
    「俺は日曜に神社を掃除していましたが釘なんて打ってないですよ まさか疑ってるんじゃ?」
    と言った

    神主「ごめんな…ちょっと疑ってしまってたよ 本当に悪い」
    頭を下げる神主さん 俺は神主さんに別に怒ってない事を伝えると事件について聞いてみた

    まとめるとこうだ
    月曜 神主が釘を見つける→呪いかな?抜いてお払い
    火曜 神社周辺で不審者の目撃情報 神主聞き込み開始 成果なし
    水曜午前 神主、神社周辺をパトロール 成果なし 神主が俺に聞き込み

    釘は以前にもあったことがあるらしいのだが今回は不審者もいるということで神主さんも本気だしたようだ
    なんかコナンみたいでカッコイイと思った俺は神主さんに協力することにした
    俺は水曜の夜に神社に泊まって犯人を見つけようと提案したが却下された

    結局何もないまま金曜の昼になった
    あれから不審者も目撃されずもう事件は終了かと思われた
    夕方になりなんとなく俺は神社へと向かった

    現場にいけば何かわかるかも?俺はそんな気持ちから神社に向かったのだろうか?
    デジモンがスケートに潰されムシャクシャしたからこの感情を何かにぶつけたくて神社へ?
    いや違う…今考えれば呼ばれていたのかもしれない

    神社に着いてまずは御神木を見てみた たしかに釘が打たれた跡が残っている
    社の目の前に着く 境内を見渡しても誰もいない…
    適当に小銭を賽銭箱に入れお願いをしようと鈴の紐に手を伸ばす
    その瞬間後ろから石段を上がってくる足音が聞こえた

    251: 悪霊に間違えられた。 2007/03/25(日) 03:06:15 ID:vxoEqel50
    まさかあの女? 俺はとっさに社の中に隠れた
    だが来たのは近所のガキ二人だった 少年達は「夕方に神社行くとお化けに会えるんだぜ」
    と言いながら神社をあっちこっち見てまわった
    社にも入って来ようとしたが俺が戸を全力で抑えて阻止した

    しばらくすると二人は帰ったので俺も帰ろうと社から出て石段を降りて行った
    だが一番下にはガキ二人が待ち構えていた 誰も居なかったはずの神社から出てきた俺に
    びっくりしながらガキは「お兄さん…お化け?」と聞いてきた

    だが俺の顔を見るとすぐにただの近所の好青年だということに気付き「なんだ 違うのか」とガッカリとしていた
    お化けが出るなんてどこで聞いたのか聞いてみた どうやら今週になって小、中学校で夕方の神社でお化けが
    出るという噂が流れたらしい

    ~お化けの特徴~
    夕方の神社に出る
    「ま゛ぁぁぁぁぁぁ」って鳴く
    めっちゃ足が速い
    眼が合うと殺される

    オワリ

    259: 本当にあった怖い名無し 2007/03/25(日) 05:00:27 ID:ZScrSOQaO
    【姉の車】

    私が体験した話を投下します。



    私の実家の周りは道路くらいはあるけど、田んぼと山に囲まれてるくらい田舎で、その代わり、夜は月明かりが綺麗だった。

    高校の頃、夜中に家を抜け出して月明かりを頼りに近くの街灯まで散歩するのがすごく好きだった。

    電灯も持たなかったからちょっと怖かったけど、その時飼ってた猫は賢くて
    私が家を出て道路に向かおうとすると、どこからともなく出てきて一緒に散歩してくれた。

    夜中でも通行量は0じゃなくて、すれ違う車はみんな私を見てブレーキをかけてく。

    たまにパトカーに見つかったりもした。

    そして、車が来ると決まって、猫は道路のガードレールより外に逃げて、
    車が去るとまた戻ってきた。


    260: 本当にあった怖い名無し 2007/03/25(日) 05:13:53 ID:ZScrSOQaO
    その日は姉の帰りが遅かった。


    いつもの時間の12時に家を出て、猫も付いてきてくれて散歩をしていた。

    散歩の途中、前方から見慣れた車が来た。


    姉の車だった。

    私の姿を確認すると、急ブレーキをかけた。そして凄いスピードで帰っていった。

    家族の中でも、姉だけは私が散歩をしている事は知っていたが、見慣れないのでびっくりしたのだろうと思った。


    散歩を終えて帰り、家に入ると、姉が物凄い形相で待っていた。

    そして私にこう言った。



    「さっきあんたの後ろにいた女は誰!?」

    一緒に散歩してくれた猫は、今はいない。


    262: 本当にあった怖い名無し 2007/03/25(日) 08:23:54 ID:gH1qivNVO
    >>260
    薄情なお姉さまだw

    297: 本当にあった怖い名無し 2007/03/26(月) 05:23:48 ID:QkfWUHlb0
    【白髪】

    幼い頃、私は頻繁に幽霊が見えました(小さな子はよく見えますよね)
    あれは丹波笹山だったかと思うのですが、かなり古いうどん屋さんに入った時の事です。
    私と向かい合わせに座った父の肩越しに、奥座敷へ続く暗い廊下がありました。なんとなく気になって見ていると、なんとその漆喰の壁から人が出てきて、そのまま襖を通過して消えていってしまったのです。
    その姿は頭から布をすっぽり被ったような姿で、オバQやらテレサを見慣れていた私は『こ、こんな典型的な姿の幽霊が存在するのか!?』と変なポイントで焦った記憶があります。
    が、よくよく考えたらその霊が通過したのは父の真後ろ。咄嗟に『父が危ない!』と思い、「お父さん!」と声をかけると、

    父「あー、いま通ってったね」

    ちょ、心配したのに…!w実は父はちょっとした霊能力者なので、背中でとっくに気づいていたらしいです。

    さて、それから時が経ち、成人した私は何の気なしに、この出来事を思い出して話しました。
    「お父さん、あの時、うどん屋さんで頭から布を被った幽霊が出たよね」
    すると父は妙な表情でこう言ったのです。


    「バカお前…あれは布じゃねぇ。足まで長く伸びた、白 髪 だ ぞ」


    ・・・き・・・・・・訊かなきゃよかった

    366: 本当にあった怖い名無し 2007/03/27(火) 12:05:38 ID:vAVvpjOj0
    【霊を利用する友達】

    オレの友達のKの話。自称見える人。
    オレ自信は幽霊の存在は否定も肯定も出来ない立場。
    幽霊なんか見た事ないけど、そんな事言ったらオレがまだ実物を
    見た事ない物なんてこの世にいっぱいあるし。

    だから友達の話す霊体験・目撃談についてはウソだともホントだとも
    思わなかったけど、妙に初対面の人の過去やら未来の出来事を言い当てたりする
    奴だった事は確か。それが霊感なのか別の能力なのか、はたまた偶然なのかオレには分からん。

    そんなKが一人暮らしを始めた。5階建てのワンルームマンションの一室。
    武士の霊が出るらしい。夜中にガシャガシャ鎧の音がして目を覚ますと、鬼の形相の武士が
    玄関の扉のやや上方(なぜかそこには在るはずのないお札が貼ってある)を弓で射る。
    朝になって確かめると、弓矢は勿論 お札もない。そんな事が毎晩続いて、流石にウザくなってきたらしい。

    元来Kは怖がりなので、今までは霊に遭遇しても極力無視の方向で済ませてきたのだが
    自分の住む場所に出るという状況になったら話しは違う。腹を括って武士と対話する決意をした。

    ペプシコーラと たけのこの里を二人分用意して、武士が出現するのを待ち構えた。
    「普通そういうのって日本酒とかお団子とかの方が良いんじゃないの?」って聞いてみたら
    本人曰く、「昔の人が食べた事ない物のほうが物珍しくて喜ぶかもしれないし…」という根拠との事。

    まあそれで交渉というかKの希望を伝えたらしい。
    怖いから弓を射るのはKが不在の時だけにして欲しい事、やって欲しい事があれば出来る範囲で協力する
    事等を訴えた。武士は特に分かったとも嫌だとも言わなかったらしいけど、翌晩からは出てこなくなった。

    367: 本当にあった怖い名無し 2007/03/27(火) 12:06:13 ID:vAVvpjOj0
    今まで避けていた霊とコミュニケーションが取れた事に嬉しくなったK。
    ちょくちょく 「食べていいよ」の置手紙と共にお供え物(ピザやらポテチ等)を
    するようになった。ネットの使い方も教えたらしい。

    教えたと言うか中空に向かってやり方を説明しながらエロサイト巡りしたり
    Googleで適当に検索してみたり、というだけの事らしいけど。

    お供え物とネットに関してはオレも体験した。
    お供え物を置いてKと一緒に外出。何時間か後に帰宅すると、ポテチが減ってる。
    外出前に確認したブラウザの履歴(エロ系ではなく何故か動物関連のサイト)が増えてる。
    (これに関しては協力者がいれば再現出来る事だけど、真実は不明)

    最近はKも図々しくなって、お供え物の置手紙にお願いを書くようになった。
    「液晶テレビが欲しい」と書いて懸賞応募。アクオス当てやがった。
    「○○ちゃんと仲良くなりたい」と書けば、○○ちゃんは彼氏と別れてKといい感じに。
    (テレビも○○ちゃんも偶然かもしれんけど、これでオレもちょっと信じかけてる)

    夏になったらサマージャンボお願いする気らしい。武士からメッセージとかお告げみたいな
    ものはないらしいので、競馬やロトなんかは断念。

    もし宝くじ当てやがったらオレも霊の存在を完全に信じてしまうと思う。
    けど、いつかKにはバチがあたるような気がする。

    372: 本当にあった怖い名無し 2007/03/27(火) 14:26:46 ID:mR7DxhIxO
    >>367おもしろい(゚_゚


    449: 1 2007/03/28(水) 00:18:44 ID:QVrhuEyS0
    【後部座席の女】

    ここだけの話って訳にはいかないので、ちょっと場所とかは勘弁。

    数年前の九月のある夜。
    夜間だけ通行無料になる観光道路があって、当時ドリフト族気取り
    だった友人と走りに行った。
    週末になると本物の走り屋が出没して、警察の取り締まりとかあった
    ので、行くのはもっぱら平日だった。
    観光道路の先には県立公園があって、その手前までが定番のコースだった。
    いつものように、ドリフト走行を楽しんだ後、下りは安全運転に切り替えた。
    峠までは山道で、夜景も見えない。
    せいぜいカーステレオのボリュームをあげて、ふざけたカラオケに興じるくらい
    しかやることはないのだが、その夜は違った。
    帰り道の途中、一人歩く女性に出くわした。
    俺らは都市伝説を目の当たりにしたと感じた。
    街中でナンパされた女が、この先の公園でレイプ。そして置き去り。
    友人はパッシングしてスピードを落とした。

    451: 1 2007/03/28(水) 00:19:36 ID:QVrhuEyS0
    二人とも三流とはいえ地元の大学生。
    いちよう良識はある。
    ここは善意の救出者が妥当だろう。めったにあることじゃないし。
    「大丈夫ですかー」好青年ぽく俺が声をかけた。
    「アシがなければ、ぼくら送りますよー」友人が真面目な口調でつづける。
    相手は未成年にはみえなかった。
    第一印象は水商売ふう。オレンジ色のTシャツに黒っぽいミニスカート、
    ピンクのスニーカーだった。
    「町までかなりありますよ」
    ハザードを点けて車を止めると、相手は一瞬顔を上げた。
    化粧が濃い感じだった。
    「これから帰るところなんで、途中まで送りましょうか」
    「タクシーの拾える辺りまで」
    女性の不安を察したつもりで、俺らは心から同情した。
    「じゃあお願い」
    相手は胸元を両手で隠すようなポーズのまま、小さな声で答えた。


    452: 1 2007/03/28(水) 00:20:26 ID:QVrhuEyS0
    助手席側の扉から後部座席に乗り込むと、その女性は顔を隠すように
    頭を下げた。
    「俺ら○○大学の学生で、暇なんで走りに来たんですよ」
    相手を安心させようとして、友人はおどけた口調で自己紹介した。
    俺は振り向いた姿勢で、女性の様子をうかがったが、それを嫌がっているよう
    だった。
    (あー、こりゃやられたな)
    何か生々しいことを想像すると、心なしか血のような匂いがした。
    「窓開けていい?ちょっと気分が悪いの」
    女性はかなりハスキーな声でささやいた。
    「ああ、いいっすよ」
    友人も気になってか、バックミラーを女性に向けた。
    多分見えないだろう。ほとんど俺のシートに頭をつけている。
    「具合悪いんだったら、病院に行きましょうか?」
    俺がうっかりそう言うと、友人は肘でこづいた。

    453: 1 2007/03/28(水) 00:21:01 ID:QVrhuEyS0
    ちょうど目の前の対向車とすれ違う瞬間だった。
    いったいどんなサインかわかりかねて、友人を横目で見ようとすると、

    「あんた手に何を持ってるんだ」

    友人は急ブレーキをかけると、怒った口調で振り返った。
    何が起こったか分からず、キョトンとしている俺をよそに、友人はドアロックを解除した・
    女性ははじかれたようにドアをあけ、外に出る。
    友人が後を追おうとすると、車の前に立った女がこちらを睨んだ。
    ハンドバッグに片手を入れ、野太い声で唸った。

    「来るんじゃねえ」

    俺はオレンジ色のTシャツが赤く染まっているのに気づいた。
    そして、相手が小柄ながら、女じゃないことにも。


    455: 1 2007/03/28(水) 00:21:34 ID:QVrhuEyS0
    二人とも固まったまま、山道を走り去るそいつを見ていた。
    「間一髪だった」
    友人の声は震えていた。
    「さっき対向車が来たとき、見えたんだ」
    俺は膝ががくがく痙攣した。

    「あいつ、おまえの首に、ナイフを突き刺そうとしてた」







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