bb1997年の映画『タイタニック』──。レオナルド・ディカプリオ扮するジャックが大西洋の氷河で力尽きるラストシーンを覚えているだろうか。






・映画『タイタニック』「ジャックは生き残れたのではないか問題」がついに決着



実はこのラストシーンをめぐっては「ローズが乗っていた板には2人分のスペースがあったのではないか」「ローズがちょっと詰めていれば、ジャックは生き残れたのではないか」という論争が長年くすぶり続けていた。

だが、とうとう今年、ファンを二分していたこの論争に科学の力によって終止符が打たれたという。英紙が報じた。


・タイタニック





物理専門サイト「フィジックス・セントラル」がその浮力の計算をおこなった。サイトによれば、ジャックとローズの体重を合わせるとその重量は3184ニュートンに相当する。ところが、塩水の上で樫材の板が耐えられるのは、計算によれば2490ニュートンまでだ。つまり、ローズがジャックに場所を空け、2人で板に乗っていたら、2人とも暗い海の底に沈んでいっていただろうというのだ。

では、ライフジャッケットを板にくくりつけ、浮力を増す「ライフジャケット理論」についてはどうだろう? 「ガーディアン」はこの理論も退けた。マイナス2.2℃の海水の中ではライフジャケットを板にくくりつける前に、ジャックは気絶してしまうというのだ。

結局あらゆる角度から検討して、ジャックは自分が助かるか、ローズを助けるために犠牲になるかの選択をせざるを得なかったのだ。





・ジャックも初めは一緒にドアの上乗ろうとしたけどひっくり返りそうになって、2人は乗れないと悟ったシーンがちゃんとあったのにね。

・船が沈む中、オーケストラの男性達が音楽を奏でるシーンは泣いたなぁ
独身だったあの頃、当時の彼とタイタニック見て自分に置き換えて号泣したゎ…
懐かしい…

・安定していない板の上でローズがスペースを開けてバランスをとり、ジャックが開けたスペースに乗り上がりバランスを保つ。それを超極寒の中で行うこと自体が難しいです。寒中水泳をやれば分かりますが、冷たい水の中だと思うように体が動きません。さらに映画では着衣泳だったのでもっと動きにくく浮かんでいるだけで体力を奪われていたはずです。
実際にジャックが乗り上がってバランスが保てずにひっくり返るシーンがあったと思いますが、その後もう一回ジャックが乗り上がるだけの体力があったようには見えなかった。

・公開から何十年を経てもいろんなシーンを(とくにこの記事で取り上げてるシーン)を覚えてる方々がけっこういらっしゃることに感動する。
何年も何年も語り継がれる映画、これを名作と言うんだなぁ、とあらためて気づかされました。

・冷水風呂に1分程度浸かってるだけで、フラフラと目まいがして、命の危険を感じることができます。
足のつかない氷点下の海では体力が奪われ、もがくことすらできない。
ヒロインはしがみつくので精一杯。
タイタニックのこのリアルな最期が今でも脳に刻まれています。

・仮に、ジャックが生き残れたとしても、ローズとは望み通り結婚は出来たのかなって考えちゃう。
二人の格差があり過ぎだし、何より、生き残ったローズの婚約者が、寝取られた恨みを晴らす為に後々ジャックに何か悪さをしそう…。そういうのを考えると、あの時悲しい別れをしてしまったのも、それはそれで良かったのかなと。

・タイタニックはまって映画館に4回も見に行ったな~。
私の仲間たちの中では生き残れた論争より、ローズおばあちゃんが最後にネックレスを落としたのはあえて落としたのか、うっかり落としたのか論争の方が激しかったです。