718 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/09/23(木) 00:37:48
他スレで嫁の変人ぶりを書いたんだけど、
結婚に至った過程ということで
好きな気持ちが固まった出来事を書いてみる。

彼女(嫁)は
・身長は小さいものの、スレンダー体型で姿勢が異様に良い
・元々ネコみたいなキっとした顔をしている上にしっかりメイク
・「チャラ男とデブは生きる価値無し」と公言してはばからない
・「地球は自分で回しなさい」と説教する。
こんな感じなので高圧的な人物に見える。実際そうだが。

そして、俺にも命令口調が多かった。
一番最初にビビッたのは、練習を終えて講義受けてたら、
「もう我慢できない!汗臭い!帰ってシャワーを浴びてきなさい!」
って言われた事かな。みんな唖然としてたな。

いつもそんな感じで、俺のイメージする彼氏彼女とはえらい違いだった。
「ちょっとご飯いかない?」って言っても、
「あのさ、急に言うとか無理だから。常識わきまえてね。」って言うし、
なんか不思議になって、「えっと、付き合ってるんだよね俺達?」って聞くと
「はあ?馬鹿じゃないの?当たり前じゃない。」て怒る。

そんなこんなで、ある日、サークルのメンバーから電話がかかってきた

719 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/09/23(木) 00:52:28
「お前、○○と付き合ってるの?」
「ん、ああ、一応」
そいつはサークルの副部長で、頭とルックスもよくてモテてた。
彼女もそいつの事は割りと評価してた。面倒見がいいとか言ってたかな。
その評価が何故かそいつの耳に入ったらしく、自分に脈があると思ったみたい。
彼女に告白したいらしい。でも、俺が彼女と親しげにしてる。
そのわりに彼氏っていう感じにも見えない。それで確認の電話というわけだ。
「それ、お前の勘違いじゃないの?」
「いや、ん~、付き合ってるはずだよ。」
ちょっと覚えてないけど、多分この電話で諦めてくれたんだと思う。

728 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/09/23(木) 10:06:55
んで、それから俺は副部長の行動が気になるようになった。
やっぱいい男なんだよ。いつも女子が群がってた。
彼女も「副部長君、大人気だね。」って呆れた感じで言ってた。

彼女がサークルに来るようになってからは、
幽霊部員だった他の子達も来るようになった。
いつもその中心にいる彼女を見て「太陽」みたいだと思ってた。

依然として、彼女は俺に対しては冷たい感じだった。
そのくせ、副部長とは割りと楽しそうに話すんだよな。
高圧的な口調は変わらないけど、副部長は余裕で切り返す感じで。
そういえば、副部長は今弁護士やってる。
サークルの中心がこの2人になるにつれて、
俺は嫉妬みたいな感情を持つようになってた。

729 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/09/23(木) 10:12:35
ある日、サークルに行く前に廊下の椅子に座ってたら
過去に俺に告白した×子が横に座ってきた。
この子はサークルの古株メンバーだ。
「俺君と彼女さんの馴れ初めを教えて欲しい」と言う。
俺は最初は躊躇ったが、結局彼女の事をいろいろ話した。
「それ付き合ってるって言えるの?」
「副部長君の事が好きだと思ってた。皆そう思ってるよ。」
という感じの事を言われた。凄く不安でモヤモヤするようになった。

そんな中、俺の誕生日が近づいてきて、
誕生日には手料理が食べたいというと、アッサリ断られた。
その時何かがはじけた。

732 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/09/23(木) 10:31:03
「もういい!別れよう!?そうだ、副部長と付き合えば?付き合いたいらしいぞ。」
「え、何それ、どうして怒るの?どうして?」とオロオロしてた。初めて見た。
「別れるも何も付き合ってるって言えるのかコレ!?彼女なら料理ぐらい作ってみろよ!」
「無理!!でも付き合ってるよ!」
「ふん、お前だって副部長はいい男だってって言ってただろ。好きなんじゃねーの!」
「そんなワケないじゃん!!・・・・・・・次元が違う」
怒ってるのに、なんかビビっと来た。何かを変えるチャンスはココしかないと。
「次元って何の次元だよ?」
「・・・・・・好きの」
「はあ?」
「だから、好きの!」
「ふん、俺の事なんか嫌いじゃないの?いつも下に見てるし。」
「・・・・」
「何とか言ってみろよ。」
「好きだよ!好き!!悪い?大好き!何よ、あんたも好きって言ってよ!」
って逆ギレされたけど、なんか全身の力が抜けて涙が出た。
「ちょっと!泣かないで!私が悪いみたいじゃない!」って言われたけど
話は聞いてくれた。その後、不安だった事や×子に言われた事なども話した。
それ聞いて「ふーん、なるほどね。分かった。」と言っていた。

734 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/09/23(木) 10:48:45
それで俺の誕生日に彼女が来いというからアパートに行った。
ちなみに玄関より先にあがったのはこの時が初めて。
テーブルの上に親子丼みたいな物があった。
「まずくても全部たべてよ」
凄く量が多かったけど全部食べた。味は普通に美味しかった。
彼女が残した分まで食べた。ちょっとドキドキした。
「あと、これ」と言って、箱をもらった。
開けてみると指輪だった。
「結構モテるって忘れてたわ。変な虫も寄って来てたみたいだし。」
「え」
「それを左にしておきなさい。」
そう言う彼女の指を見ると同じ指輪がされていた。
カルティエのペアリングだった。

それ以降、彼女はこういう人なんだって分かって不安にならなくなった。
冷たくされても「へー、それって好きの裏返しでしょ?」っていう余裕もできた。
告白されたのは俺だったけど、いつのまにか俺の方が好きになってたのかも。
卒業してから何回か大きな波乱もあったけど、いつもその指輪を見て、
この時の気持ちを思い出して乗り越える事が出来た。

変人ぶりが控えめのエピソードでゴメン。






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