沢村拓一、ジャイアンツ球場で巨人に移籍あいさつ「後ろ向きなことは一切ない」 [

2020/9/8

1: 2020/09/08(火) 11:03:26.04 _USER9

　巨人からロッテにトレード移籍することが７日に決まった沢村拓一投手（３２）が８日、ジャイアンツ球場で阿部２軍監督らファーム首脳陣、選手、スタッフにスーツ姿であいさつを行った。その後、会見を行い、引き締まった表情で巨人への感謝とロッテのために全力を尽くすと誓った。主な一問一答は以下の通り。

　―今の率直な思いは。

　「ジャイアンツに１０年ドラフトで指名していただきまして、監督コーチはじめ選手、裏方さん、たくさんの方々に支えられて９年半ジャイアンツでプレーできましたので、皆様に感謝しています。一言で言うとたくさん愛情を注いでもらったなと思います。携わってくれた方々と離れてしまうのは寂しい気持ちもありますけど、前を向いて、今後は千葉ロッテマリーンズのために腕を振っていけたらなと思います」

　―原監督が直接、電話でエールをおくったことを明かした。

　「原監督と昨日、電話でお話させて頂いた時も温かい言葉を頂きました。その言葉に、しっかり結果で応えて、色んな人に成長したなと思ってもらえるように精進していきたいです」

　―巨人ファンへ。

　「９年半たくさん応援していただいてありがとうございます、と感謝の気持ちでいっぱいです。チームは代わりますけど、また元気な姿を見せられるように頑張っていきます。優勝争いをしているチームに行きますので、戦力になれるように頑張っていきたいです」

　―中大の先輩でもある阿部２軍監督の存在とは。

　「ルーキーの時からたくさん話をしていただきました。原さんもそうですし阿部さんもそうですし、僕自身も思い入れは強いです。野球人としても、一社会人としても、一人の男としてもずっと魅了されて９年半やってきたので、その気持ちは変わらないですけど、送り出していただいたからには今後しっかりやっていかないといけないなと」

　―表情は前向き。

　「後ろ向きなことは一切ないです。楽しみでしかないです。まずはマリーンズに溶け込むこと。しっかり入って活躍することが恩返しだと思っています」

　―ロッテは優勝争い。

　「優勝争いしているチームで、井口監督からも優勝のための戦力に、という言葉をいただきましたし、求められたところで、与えられたポジションでしっかり結果を残せるように頑張っていきたいなと思います」

　―ロッテの選手に連絡は。

　「美馬さん（中大の２年先輩）には連絡しました。美馬さん、セイヤ（井上晴哉・中大の１年後輩）、福田秀平（同学年）とかには連絡しました」

　―美馬は中大の先輩。

　「大学の時の部屋長なのでよく知っていますし、人柄も知っています」
報知新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/28a68e3dd223c44d4dbe03ac2cd8da166c61596b