シャイニング、IT-イット- など、アメリカを舞台に日常から始まる恐怖の世界を詳細に描いたストーリーなどで数々の賞を獲得、大ヒットホラー映画の原作者としても名高いスティーブン・キング。
彼の作品には猫が登場するものもあるが、どうやら猫好きだったようだ。彼が猫と共に撮影した1980年代の写真が話題になっている。
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猫の中心のものある。スティーブンキング原作の映画作品
ホラー、ファンタジー、SFなど多彩なジャンルの作家スティーブンキングは、今までおよそ49の小説、9つの短編集、5つのノンフィクションを書いてるそうだ。
その中には猫が登場する作品もある。
不慮の死から蘇った猫のシーンが印象的な「ペット・セメタリー」(1989)や、神秘的な猫の視点で描かれた「Cat's Eye (キャッツアイ)」などだ。
1985年にアメリカで公開された「Cat's Eye (キャッツアイ)」は、キングの短編「Quitters、Inc.」(1978)と「The Ledge」(1976) を基にしたオムニバスホラーで、1匹の猫を軸に3つのストーリーが展開する面白い作品だ。
スティーブンキングは動物好き
キングは猫にまつわる著作の中で以下のように綴っている。
猫は動物界のギャングだ。彼らは法の外で暮らし、たいていそこで死を迎える…(ペット・セマタリー)
世界を最も大きく分かつのは男性と女性ではなく、猫派と犬派なのかもしれない(L. T.'s Theory of Pets)
ただこれらはあくまでもフィクションであり彼自身の考えとは限らない。実際のキング家では猫と犬両方を飼っているようで、猫も犬も両方好きなようだ。
ともあれ愛くるしい猫と一緒の彼はとっても幸せそう。
猫を抱きながらやさしそうに笑っているスティーヴン・キング。これ見る限り背筋も凍る小説のイメージとかみじんもないけど、猫にインスピレーションを得てひらめいたストーリーともきっとあるはず。さて今年のハロウィンは久々にキングの作品でも読み返してみようかな。
References:designyoutrust / vintag / wikipedia / wikipediaなど /written by D/ edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
奇遇ですね、わたしも猫派です。
2. 匿名処理班
だから「クジョー(原作:クージョ)」とか書いたんだな
3. 匿名処理班
見ザリー 言わザリー 聞かザリー
4. 匿名処理班
キングってこんな顔だったんだな
5.
6. 匿名処理班
この抱き方と笑顔は真の猫好き
7. 匿名処理班
ネコとは関係ないが、笑ったキングさんて、先の記事で見たクアッカワラビーに似ちょると思った
8. 匿名処理班
確か、「極度の怖がりだから、怖い話が書ける」みたいなことを言ってたと思う。
にゃんこさんが何もない空間や壁に何かしてる時、怖い発想が膨らんじゃうのかもしれない。
9. 匿名処理班
中学の同級生に似てる
10. 匿名処理班
皆川猿時さんに似てる
11. 匿名処理班
作家とニャンコはお互いにベストパートナー。
12. 匿名処理班
※4
結構いろんな映画のチョイ役で出てたりする。
13. 匿名処理班
あ、これはもう猫大好きですわ
メロメロなのが笑顔でわかる
14. 匿名処理班
キングさん、とても繊細な方で、子供の頃のトラウマに苦しみ,それを表に出すことで克服しようとしたことが、作家へ向かう第一歩だったらしいですね。
そういう方だけに一層、ネコたちによって癒やされることも多かったのでしょうね。
ネコと一緒で、ほんとうにいい笑顔をしています。
15. 匿名処理班
どれがペット・セメタリ―から帰ってきた猫なの?