Pokemon GOの開発者であるNianticは、世界中の中小企業を支援するための『ローカルビジネス復興イニシアチブ』を正式に開始へとしていて、コロナウィルスで疲弊している企業への支援策を講じるとして、どれ位の応募があったのか？
コロナウイルスの大流行と世界中の企業や産業への影響が続いていることを受けて、Pokemon GOの開発者であるNianticは、世界中の中小企業を支援するための『ローカルビジネス復興イニシアチブ』を正式に開始しました。公式声明では、Nianticのビジョンは常に世界を『巨大なゲームボード』に変えることであり、ユーザーがビッグブランドの店舗から地元の家族経営の企業まで、自分の周りにある有意義で興味深い場所を探し出して交流することを奨励してきたことを明らかにしました。
コロナウイルスの大流行により、多くの地元企業が不幸にも閉鎖され、苦境に立たされている中、Nianticは地元コミュニティの活性化を支援するための取り組みとして、『ローカルビジネス復興イニシアティブ』を立ち上げました。このイニシアチブでは、来年までに世界中の1,000社の小規模企業を、人気モバイルゲーム『Pokemon GO』のスポンサーとなる場所として追加する予定で、他のCOVID-19ベースのゲームプレイの変更を削除した上で、すべて無料で提供しています。
今年の夏の初めに発表されたNiantic Local Business Recovery Initiativeは、Pokemon GOのプレイヤーがゲーム内で気になる地元の企業を推薦することを積極的に奨励するものでした。アメリカ、カナダ、メキシコ、イギリス、日本のゲーマーは、推薦された企業をゲームマップに追加し、その企業の存在を認知させ、その過程で商業や顧客基盤を強化することができました。
Nianticによると、38,000以上の企業から『脅威的な反響』があったとのこと。小さなタスクではありませんが、開発者は38,000の潜在的なビジネスを1,000に絞り込み、すでに多くのビジネスが存在し、他のビジネスも積極的にゲームに組み込まれています。
適用されるためには、選ばれた企業は『小規模でローカル 』と定義されなければならないと説明していますが、これは 『5つ以下の店舗を運営している 』ことを意味します。また、これらの企業は地域の健康と安全に関する規制をすべて遵守していなければならず、ゲーム内のフィールドリサーチの拠点となる可能性があります。
この新しい取り組みの下、『ポケモンGO』では多様な企業が参加していますが、その一例として、以下のような企業が挙げられます。コロラド州スチームボートスプリングスにある家族経営のウエスタンウェア＆アパレルショップ『F.M. Light & Sons』、メキシコシティにあるゲームショップ『Chop Chop Shop MX』、イギリスのウェストサセックス州ワーシングにあるインクルーシブヘアショップ『Blitzkrieg Chop』、カナダのノバスコシア州リバプールにある家族経営のベーカリー＆カフェ『Five Girls Baking』などが挙げられます。
Nianticは、これらの小規模企業がゲーム内のポケストップやジムになるだけではなく、『近くのプレイヤーに届くようなプロモーションキャンペーンを実行する権限を与えられる 』と説明しています。また、将来的には他のゲーム内イベントへの参加も積極的に奨励されるとのことです。
コロナウイルスの影響で多くの企業や産業が壊滅的な打撃を受けていることを考えると、Niantic社の取り組みは、この時期に苦労している人たちを助けることは間違いなく、Pokemon GOユーザーが安全に新しい場所を探索し、新しいビジネスを発見して地域社会を盛り上げていくための口実を与えてくれます。
Pokemon GOはAndroidとiOSデバイスでご利用いただけます。
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3万8000社からの応募が殺到したというのはすごいですね。そこから1000社にまで絞り込んだとしており、その辺がどのようにして貢献できるかというのが今後成果が期待できそうですね。