「チタンに違う電圧をかけると違う色になるって知ってた?」12枚のプレートを並べて比較
軽量で強度が高く、耐食性や耐熱性に優れることから、工業製品から生活用品まで幅広く活用されているチタン合金(チタニウム合金)。
一般にはあまり知られていない特徴として、かけた電圧によって違う色になるというものがあります。
電圧別にチタンを並べた比較をご覧ください。
How titanium gets color with different voltages.
こんなにも鮮やかでカラフルだと飾り用に欲しくなりますが、実際にこのカラー処理を施すサービスもあるとのことです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●これはチタンの陽極酸化処理という。
電流が流れるときに熱が発生し、それが表面を酸化(錆び)させて薄い層を作る。通電量が大きいほど熱が増え、酸化皮膜層も厚くなる。酸化皮膜層は透明で、光がその透明の層の前後に当たると、石鹸の泡と同じように波長差によって色が付いて見える。
↑電圧を変えると違う色になる? それともその反応は一度のみ?
↑酸化物の膜は分厚くなるので、そのうちグレーっぽくなる。光波により色が変わるのはとても薄い皮膜層だけ。
●その75Vの担当をした間抜け誰なんだ?
(※これだけプレートが短い)
↑75Vはチタンを縮ませるのかもしれない。
●75V=やや腹立たしい。
●1000Vが見たい。
●車やバイクのパーツの色のついた金属にこれは使われてるの?
↑それはよくわからないが、カスタムコンピューターのパーツ、ネジとかケースパネルとか、水冷式にフィッティングなどで使われている。
↑医療装置などでも一般的。特に整形外科的なインプラントにね。
●チタン製の小さなバーナーを持っている。これは興味深く美しい。
●15.5Vが見てみたい。
●なぜ90Vで青に戻るの?
↑円の度数のように考えるといい。45度は405度と同じ度数である。色の円を考え、同じ場所で止まったと考えるといい。
グラデーションも可能で、実際に多くの応用がされているとのことです。