「マヤ文明の大ピラミッド『エル・カスティーヨ』の1892年の姿はこんなだった…」
マヤの最高神ククルカン(ケツァルコアトルのマヤ語)を祀ったもので、チチェン・イッツァ遺跡を象徴する建築物です。
20世紀初頭に考古学者のシルバヌス・モーリー氏が発掘調査を始めるまでは、ピラミッドのほとんどは埋もれていました。
1892年の姿をご覧ください。
最上部以外は、すべてが埋もれている……。
100年前は、山の上に小さな神殿があるようにしか見えなかったのですね。
1923年に、シルバヌス・モーリー氏のチームが発掘と修復を開始し、現在の美しい姿を拝むことができるようになったとのこと。
ピラミッドの中には、さらに小さなピラミッドが内蔵されており、ジャガーをかたどった玉座や生贄の心臓を太陽へ捧げたチャクモール像が安置されているそうです。