セガサミーHD、アミューズメント運営事業からの事実上の撤退へとしていて、株式の大半を売却して、経営から一線を引くとしており、コロナウィルスが大きな大打撃があったと指摘していますね。
セガサミーホールディングス<6460>は、この日(11月4日)、アミューズメント施設運営などを行うセガ エンタテインメント(SE)の保有株式のうち、85.1%に相当する1万7882株を同業のGENDA(旧ミダスエンターテイメント)に12月30日付けで売却することを明らかにした。これに伴い、セガ エンタテインメントはセガサミーの連結から外れる。セガサミーは、アミューズメント施設の運営から事実上、撤退する。
同時にセガ エンタテインメントが保有する固定資産等の帳簿価額を株式譲渡による回収可能価額まで減額したことなどから2021年3月期において200億円を特別損失(構造改革費用)として計上することも発表した。
同社グループの事業の多くが新型コロナウイルスの影響を大きく受けている状況に鑑み、外部環境に適応した構造へと変革すべく構造改革委員会を設置し、
①非事業資産を対象としたバランスシートの見直し
②市場環境の変化に適応できる組織体制の構築
③グループ全体の固定費を中心としたコスト削減(削減目標150億円)
などに取り組んだ。
エンタテインメントコンテンツ事業におけるアミューズメント施設分野はその影響を強く受けていることから、施設稼働が著しく低下しており、2021年3月期第1四半期時点で大幅な損失を計上。足元では回復傾向にあるものの、依然として不透明な状況が続いている。
このような事業環境の変化に適応し、アミューズメント施設分野の収益性改善と早期での売上回復を図るべく、様々な選択肢を検討してきたが、その過程において、アミューズメント施設事業の拡大に強い意欲を持つGENDAにセガ エンタテインメントの株式を譲渡する協議を進めたという。
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80年代~90年代はセガといえばゲーセンというイメージだったのが、今や凋落していただけに、そこにコロナウィルスが追い打ちをかけたのが痛かったですね。しかし、すぐに切り捨てる結論を出しましたね。