gt(CNN) 米大統領選で民主党員は死者を使ってミシガン州の選挙人団の票をトランプ氏から奪った――トランプ氏の家族やギングリッチ元下院議長、グレネル元国家情報長官代行といった共和党の著名人が流す情報を見て、それを信じる人もいるだろう。





・米選挙で死者が投票したとの情報拡散、実際に調査した結果



だが、トランプ氏支持者が最近オンライン上で流した偽情報の多くと同様に、この主張も詳しく調べると誤っていることがわかった。CNNがこの主張やその根拠を分析した結果、1つの実例も見つけることができなかった。

一例が5日夜にツイッターで拡散されたミシガン州の登録有権者の氏名と生年月日、郵便番号を記したとされるリストだ。その出どころやそれを公開した人物の身元は不明だ。





CNNはそのリストに記載された1万4000人あまりのうち、最初から順に25人、あとはランダムに25人の計50人を調査した。まずはミシガン州の有権者情報データベースを通じて氏名を照合し、その後その人々が死亡しているかどうかを公的に入手可能な情報と照らし合わせた。

その結果、50人中37人は死亡していて投票もしていないことが分かった。残りのうち5人は生きていて投票もし、8人は生きているが投票していなかった。

CNNが調査したサンプルはリスト全体を表すものではないが、その傾向は明らかだ。たった1つのサンプルも死者が投票した例には該当しなかった。

CNNが調査したバージョンのリストはその後、掲載していたサイトから削除された。

ミシガン州で死者が投票したとの偽情報は4日夜遅くにソーシャルメディアに投稿された動画を通じて広まった・・





・メディアはどんどんファクトチェックをして確認していかないと。デマが広がりやすい時代において、新たなメディアの役割でもある。

・デマを拡散させる人の特徴は、疑惑などをのべたてるが、自分ではその証拠の検証を、ほぼしないことにあるとおもう。
自分は言いっぱなし。自分が言っていることの根拠となっていることの信頼性を自分で調べることは、しない。
CNNの調査に反対する自由もある。
その場合は、客観的な根拠をもって論理的に反論したらいい。

・ファクトチェックが大変なのは、デマを流す方は殆どタダで可能なのに対して、チェックする側は取材やら資料の確認やらで手間と時間が掛かる。デマはその間にも拡散していくので、確認終了時にはネット上で「既成の事実」として認識されている、みたいな場合がある事。

・こういう記事が出ても、「CNNだから」とか「公的機関はバイデンを勝たせたくて隠蔽してる、誤魔化してる」と思えば、どれだけ報道があっても、裁判で却下されても、熱狂的トランプ支持者や陰謀論者はいつまでも不正を訴えるんだろうね。

・疑惑を流す人にとっては、その疑惑が真実である必要は無く、疑惑が存在する事を世に示す事が出来れば良いだけなんですよね。
そして、そういう人はどこの社会にも一定数存在する。

・トランプの票が大量に捨てられていたってのもあったけど、ちゃんと調べれば事実が分かりそうね

・真実は解らないが、バイデン票の垂直ジャンプを怪しく感じるのはしょうがないんじゃないの?
前回より明らかに高すぎる投票率も腑に落ちんし、そらトランプにしてみたら、はい負けましたとは簡単には受け入れられないと思う