ロケットリーグのPS5版には何故120フレームモードが無いのかデベロッパーに回答を求め、それに答えるとしていて、どうやら120フレームを実現させるのはPS5の場合、ちょっと簡単にはいかない部分があるようですね。
Psyonix は、Rocket League の PS5 と Xbox Series X|S の違いについてのコメントを求めたところ、回答を得ました。要約すると、PS5ではPS4 Proと同じようにチェッカーボード4K、毎秒60フレームで動作しますが、Microsoftのマシンでは、解像度を下げて120フレームで動作するようにアップデートが行われます。
私たちは、なぜPS5ではそのようなアップデートが来ないのかを尋ねました。Psyonixのシニア・コミュニケーション・マネージャーであるStephanie Thoensen氏は次のように語っています。
『今のところ、PS5での追加予定については何もお伝えすることはありませんが、その理由についてはもう少し詳しくご説明することができます。今年は、フリープレイへの移行と、トーナメントシステムなどの主要機能のアップデートに注力しました。このため、我々は他に何ができるかについて厳しい決断を下さなければなりませんでした。Xbox Series X|Sで120hzを有効にするのはマイナーなパッチですが、PS5で120hzを有効にするには、コンソールの下位互換性がどのように実装されているかによって、完全なネイティブポートが必要になります。』
つまり、これはPS5がどのように下位互換性のあるゲームを扱うかという制限のようです。PsyonixがRocket LeagueをPS5で120フレーム/秒で動作させるためには、Series XやS用の単純なパッチよりも多くの作業が必要になるでしょう。
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PS5の場合、下位互換性を用いた際、フレームレートが上限60フレームまで考慮されていない設計になっているらしく、それを超える場合はそれに伴い作業量も増えるので断念したようですね。