第1321話「雄弁な背中」

謎が多すぎるといえば小松未歩、小松未歩の名曲は謎と思われがちだけどチャンス。異論は願い事ひとつだけしか受け付けません。

というわけで、当時のビーイングってやばかったよなって話ができたところで本題。えーと…鷹村は謎が多すぎる？単行本129巻まであるのに、まだ謎が多いんですか！？

鷹村とは一体なんなのか…？

確かに謎と言われれば謎が多い気がする。2階級制覇して統一王者となったはずなのに、生活水準は別に高くない。あのオードリーですら引っ越したぜ！でも同じくらいお金持ってるといっても間違いないと思う。猪木がモハメド・アリを呼んだときって1億円以上でしょ？さすがにそこまで高くないだろうけども…。

でもテレビ出演とかあるだろうし、マジな話で世田谷で一軒家キャッシュで買えるんじゃない？それが無理だとしても、タワマンくらい余裕でしょ！…でも、今は大田荘っていう古めなアパート暮らし。

お金持ちのはずなのにお金持ってる感じがしない…ここまで来ると、鴨川ジムの搾取がひどいとしか思えないわけで、八木ちゃんもしかしてお金盗んでないか！？と本気で思ってしまうわけで。…そういえば、鴨川会長はなんか良さげなスーツ来てるよね…。あの会長の部屋にバカでかい金庫とかあるんでない？

…ということを考えると、鷹村はジムに都合の良い選手として扱われてる気がしてならない。だけど現実問題そんなことあるはずがないと思うしこういうお金的なこと考え出すと自分がどんどん汚い人間になってしまうのでこれ以上お金については突っ込みません。

まあお金はともかく、ボクシング以外何してるんだ…？趣味は？私生活は？好きなモノは？…き、聞きたい…鷹村に密着取材したい…。

いや一歩…聞けって！背中あが教えてくれるとかそういうのいらないから！ちゃんと話を聞かないからすれ違うことあるんだって！聞けって！聞かないとわからないって！

…ただ、聞かずにしてわかることが1つだけある。鴨川会長の夢を達成したいということ。鴨川会長が東京ドームでの試合を夢見ているのなら、最短で東京ドームを目指すだけだ！最後の弟子のオレ達が連れて行くんだ！って。

さっき「鴨川ジムが鷹村のギャラ搾取してしまってる」みたいなこと思ってしまい、本当にすいません…。きっと鷹村はとんでもないお金持ってるけどただ使わないだけ、使わないだけなんだって…。

あるじゃないか！鷹村の趣味が！

謎多き鷹村。でも鷹村には、ボクシングで王者となり、鴨川会長を喜ばせたいという偉大な夢があった。その夢にお金は必要ねェ！鷹村にお金は必要ねェ！

鷹村はお金を使わないんじゃない…性欲方面にめちゃくちゃ使ってるんじゃね？それはそういうお店へ行ってるっていう意味ではなく、山口整骨院を破壊してるからその修理費用に使ってるんじゃ…。

いやでもそういうお店へ行ってる可能性は高いかもしれない。もしこれがヤンマガ連載だったら、めちゃくちゃ行ってるよね。きっと週刊少年マガジンそれもこのご時世の週マガだから行かないだけであって…。

そういうお店に1回5万円だとして、週に2～3回行ってたとしたら、それだけで50万円以上かかる。そして建物の修理はー…下手したら100万円とか行くんじゃない？

そう考えると、鷹村はむしろ借金してる可能性すらある。いくら王者になってもお金なさそうに見えたのは、実際にお金がないんじゃないだろうか。

山口先生…整骨院壊されてるのに鷹村には優しく接しているあたり、そういう気持ちもあるっちゃあるはず。本気で嫌がってたら今頃逮捕よ。だってどう考えても犯罪だもん。…もう、鷹村と結ばれていいんじゃないだろうか…。ダメ？

はじめの一歩(129) (講談社コミックス)

森川 ジョージ(著)

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