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セガサターンが本日11月22日に26周年を迎える!あの頃のセガと今のセガは何が変わったのか?というコラム記事。 - [ゲーム]セガ系関連記事

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セガサターンが本日11月22日に26周年を迎える!あの頃のセガと今のセガは何が変わったのか?というコラム記事。



セガサターンが本日11月22日に26周年を迎える!あの頃のセガと今のセガは何が変わったのか?というコラム記事。リアルタイム世代には共感してもらえると思いますが、今時の人はどう感じるかといえそうですね。


時は1994年11月22日。時代はスーパーファミコンとメガドライブが世界で戦い、又プレイステーションとサターンという次世代機が出る時期でもありました。海外で互角の争いをして、サードパーティーからも支持を得ていたメガドライブの次世代機サターンが次の覇者になるのではないかと本気で考えられていた時代であり、そして、それを生かせなかったセガという構図がこの時代にはあります。

それ以上にプレイステーションの思い切ったコンセプトとアイディアが花開き、そして、セガをNo1にすることが国内市場で出来なかった時代でしたね。サターンはとにかくイメージCMを発売前から深夜に流してわくわく感を増して、これから次の世代に移行するんだという期待感を当時は持たせてくれました。ロンチはバーチャファイターが出て、ソフトの値段は8800円。これはすぐにPSの6800円の価格帯に修正されることとなり、時代は次世代機にという流れが来ていました。

そんな中でもスーパーファミコンは現役を続け、1996年にN64を出すまで頑張り続けます。そして、カートリッジにこだわり、ローディングを嫌がった設計で、難解なハード構成はサードパーティーを遠ざける要因にもつながりましたね。

そういう背景があった中、セガはファーストパーティーとしてかなり当時は頑張っていて、クロックワークナイト、RANPO、パンツァードラグーン、リグロードサーガ、バーチャルハイドライドなどまさに個性の塊といった作品をリリース、そして、初の3D時代の到来を満喫するメガドライバーが多数いましたね。

そういうものが今のセガにはあるか?といえば、全くといっていいほどありません。何度も企画を蹴られ、やっと通ったものの、謎コラボをして撃沈したバーチャロンや、広井王子氏抜きで、ある意味ゲームそのものをぶっ壊した新サクラ大戦、そして、トーンダウンしていくソニックシリーズ、そしてシャイニングシリーズは澤田氏の退社で終了、龍が如くファーストを貫き、それ以上の作品が出ない、出せない、責任を取りたくないという構図になってしまっています。

セガが変わったのは、ドリームキャストを終わらせた香山哲氏が、手塚アニメ10年契約というとんでも契約を結び、物議をかもしてから、PS2時代に出した関連するゲームが全然売れなくなったことから始まったと思います。香山哲氏は2004年に退陣しており、それ以降はゲーム意外の仕事をしていて、いまはネット関連の会社の社長をしています。

その後、満を持して出たサクラ大戦5がコケて、ゲームキューブで出したエターナルアルカディアレジェントやジャイアントエッグなどの意欲作が3万本程度と玉砕した辺りから風向きが変わっていきます。

とにかく、はっきりいって商売が下手で、エターナルアルカディアはPS2版が技術的な問題でキャンセルされたのが大きく、ジャイアントエッグもゲームキューブ向けでしたが、それ以降の展開が皆無であり、触れられる機会もゲームキューブのみというのは残念に感じますね。

そして、社長に里見治氏が就いたときには、コンソールゲームがPS2~3へと移行する前、リストラがスタートしたときとクロスオーバーしてその中の1本としてPS2で龍が如くが出たことにつきます。

どんどんゲームのリストラを進め、ソフトが激減、そして、セガがCS社員を大リストラ、海外のゲームは海外の人が作らないと売れないというのが当時の理由でした。今は真逆の立場で、国内から海外市場へと言っているのがその時々で軸がぶれるのを感じさせますね。

そして、シリーズものは数本に絞られ、その中で龍が如くが生き残り、どんどん名越氏が偉くなっていくたびに、どんどんソフトが限定的になっていきました。マリオ&ソニックなどもwiiで超ヒットしましたが、いまはその名残がある位になってしまっています。

スマホに比率が大きく舵を切り、そして、バブルがはじけて、いまはスマホでのソフト展開も活発ではなくなり、そして、CSはほぼ大半が龍が如くスタジオ関連で占められてしまい、他のソフトを作ることができなくなってしまっています。

名越氏が自分が興味がないものには全く無反応、もしくは無視するのは性格的なところからきているんでしょうね。はっきりいって、CSのトップなるべき人ではなかったと感じています。他も幅広く仕事ですから、面倒を見て、しっかりとサポートしていく体制がないから、あのようなチー牛事件を起こしたりするんですね。

セガがサターン、そして、ドリームキャストの頃の輝きを取り戻すのは不可能に近いかもしれません。名越氏体制が続く限り、ソフトはバラエティ感はないし、サカつく、やきゅつくなど望まれているタイトルがあってもスマホで出しているからと振り向きもしません。ニンテンドースイッチでダービースタリオンが出たりするのとはある意味対照的です。

そして、PSに名越氏が肩入れしているのではないかという説がかなり根強く、子会社のアトラスもPSに傾倒していますから、その辺はどのようにPS5になった際、作られていくのかということに尽きるでしょうね。あの時代を知っているセガファンだった人が今やアンチセガになっていたり、遠ざかってしまった人が多いのは、ある意味必然的で、閉鎖感があり、龍が如くしかもはや弾にならない今のセガに多くを求めるのは限界だということを肌で感じますね。




元セガファンとして、そしてサターンを発売日に買った自分としては当時輝いていたセガの良さを知るだけに、今や形骸化したセガの現状を見て、この先どうなっていくのかということしか今はもう感じないですね。

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4 Comments

ゲーム情報さん  

心中お察しいたします
自分のセガのイメージはちょっと表現が難しいですがメーカーもユーザーも「プロ、玄人」って感じでしたね
これもちょっと違うかなあ、家庭用ゲーム機だけど大衆というより尖った大人向けというのかなあ

まあ今のセガに個人的に望むことはスペックの必要なゲームは出してないのだからアトラスとくにヴァニラ系は任天堂にも出すべきだなあ、とかそんな感じです
・・・SWITCHにキャサリンとか一体だれが決めたんだろう、しかも価格改定して2980とかならともかくなぜフルプライスのまま出したんだろう、本当に嫌がらせとか売れない実績作り?
まさかそれはないですよね

2020/11/22 (Sun) 01:50 | EDIT | REPLY |   

marukomu  

セガはもう昔のセガではないので、まずはPSで、その後スイッチで出せればね
という態度になっていますよね。海外の熱心なスタジオがパンツァードラグーン
リメイクを作らせてくれと頼んで実現してもスイッチに出して、その後やっぱり
PS4に出しましたからね。多分女神転生もその流れになるんでしょう。
経営センスは今もなく、セガがハードを辞めてから進歩はしていないですね。
それでソフトを出し渋って墓場にいったタイトルがどれだけあるかですね・・・

2020/11/22 (Sun) 02:20 | EDIT | REPLY |   

ゲーム情報さん  

作らないIPを手放して外部に作ってもらえばシリーズは残るだろうに抱えたまま作らない出さないで如くだけは好き勝手に作ってる体制では如くファンしか支持しないでしょう。
名越がいなくなったあとのほうが期待できるかもしれないですね。
当然、名越色払拭が前提ですが。

2020/11/22 (Sun) 06:46 | EDIT | REPLY |   

marukomu  

そうですね。名越氏体制をセガもよかれと思っているのが今の現状ですね。
この体制は龍が如くが失敗しない限りは続きますよね。
ベアナックルやパンツァードラグーン、ワンダーボーイなど
海外の人たちが作りたいと思って許可した作品だけがファンからの支持
を得ているのが皮肉ですね。

2020/11/22 (Sun) 12:49 | EDIT | REPLY |   

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