第1323話「不運の報せ」

何が怖いって、一歩が開運グッズにつぎ込みまくっていて、それも信用しているという点。少しでも鷹村が勝てるなら…という気持ちはあるんだけども、もはやこれは酔狂レベル。怖さ感じちゃう。

よくある、過去にすごい有名だった人が、開運グッズの広告塔になるみたいな展開あるじゃないですかー。あれ見たときの「ああ…」という気持ちがある。それに加えて一歩の、なんか目が怖い…。

不運が起きてしまう

信じられない。まだ試合前だというのにこの不運の報せ。なんでこのタイミングに交通事故をしてしまうのか…。

鷹村は、道路で飛び出した子供が車に引かれそうになるところを助けるために飛び出した…という展開だったわけで。こういうのマンガなりドラマなりで見るたびに、狭くて曲がり角が見えづらい道路は徐行してゆっくり気をつけて走れと憤りを感じながら自分も気をつけなければと思うわけですよ。

ただ今回に限っていうと、鷹村が事故したのって一歩のせいじゃね？と思うわけです。どう考えたってあの藁人形のせいだろ…

まあ、事故したとはいえ、鷹村は向かてきた車のボンネットを踏んで飛び越えたので、大きな事故にはならなかったそう。子供は鷹村がぎゅっと抱きしめたもんだからアバラにヒビが入ったそうで…鷹村自体には怪我がなかったそう。

いや、事故で怪我してた。ボンネットに足を乗せたときに右足首をやっちゃったそうだ。…これはやべェ。足を痛めたとか、洒落になってねェ。

マジで一歩のせいじゃね？

確信はない確信はねェだけに、こんなこと強く言うのは間違っているだろう。「おいおいここの管理人は一歩のこと嫌いすぎてねェか！？」と怒られるかもしれない。だけど言わせてほしい。

鷹村の運が悪いのって一歩のせいじゃね？

鷹村のポケットに入れていた藁人形が、事故後にボロボロになって出てきたことを、一歩は身代わりになってくれた守ってくれたと思っているみてェだけど…逆なんじゃね？この藁人形の呪いが達成したからボロボロになっただけなんじゃ…。

さらに、南無南無書かれた、いかにもなテープで怪我した足に巻いた途端、頭上から鉢植えが落ちてくる始末。どう考えたって一歩が悪さしてるようにしか感じられない。

そもそも、南無南無書かれたテープはテーピング用なのか！？もしただの紙テープとかだったら、一度一歩は考え直してほしい。たぶんちゃんとしたテーピングに南無南無書かれた、ちょっと特殊なテーピングだと信じたいけどさ、ちゃんと医療用・スポーツ用のテーピングじゃなかったら一歩いいかげんにしろと切れたくなる。

鷹村に勝って欲しい！だから少しでも勝利に近づくためにいろいろ開運グッズにすがる気持ちは分かる。分かるよ！だけどさ…一度落ち着くべきなんじゃない？…あと、一歩に大学生の間で流行ってる開運グッズを勧めた大学教授もクソ変なもの紹介すんな一歩に！

はじめの一歩(129) (講談社コミックス)

森川 ジョージ(著)

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