12歳少女の質問「髪の毛を寄付した相手が犯罪者だったら、現場に残した髪の毛が証拠で自分が捕まる可能性あるの?」→回答は…
「姪っ子が知りたがっていること。
もし彼女が髪の毛を寄付したとして、それを受け取った人が犯罪を犯し、髪の毛を犯罪現場に残したら、彼女のDNAが犯行現場で発見されて、彼女が有罪にされる可能性はありますか?
姪は12歳です」
ふ〜む、なかなか鋭い質問ですね。
善意でヘアドネーションした人が冤罪となってしまう可能性はあるのでしょうか。
答えも含めて、海外掲示板のコメントをご紹介します。
●眠れなくなった、答えを教えてほしい。
↑答えは何なんだろう。
●急に寄付するのが不安になってきたので、答えが欲しい。
●髪の毛は毛根にだけDNAがある。学校訪問した医者にその質問をして知った。
↑毛根から抜けた髪の毛であっても、毛根も死ぬ。
科学捜査官は髪の毛が随分前に抜けたことがわかる。このことでカリフォルニアの男性が助かったことがある。死刑判決を受けたが、証拠のひとつが毛髪で殺人したという推定からは、あまりに汚れていなかった(通常層が形成されるが、彼を犯人に仕立てるために死体から随分前にとられていた)。
●輸血でもこうしたトラブルがあったと思われる。
↑大学で法医学について学んだが、科学者は犯罪現場の血液のプロセスに限界があることはわかっている。だが血液を解析するときに、犯罪の日の近辺に輸血されていたら、2種類の遺伝子のセットがそこにあることに気づく。それはモザイク現象を呼ばれているが、その場合は輸血を受けたかどうかを、被害者に(もし生きていればだが)尋ねるか、調べる。
●彼女が近くにいるときに、科学捜査の番組は見ちゃだめだ。
●答えはノーだ。DNAは毛根にのみ含まれている。
●これは良い質問だ。
●ノー、なぜなら寄付をした証明書がもらえるから。
●年の割に賢明である。
とりあえず安心して髪の毛は寄付できそうです。