fty芸人がネタを披露し、たけしが審査する番組。「M-1グランプリ2020」を制した「マヂカルラブリー」、同大会ファイナリストの「東京ホテイソン」ら実力派が登場するも、たけしは「笑いが遅い」などと辛口評価を下し、「不合格」を連発した。



・たけし あのピン芸人を絶賛「お前やっぱり面白いな」「一般的に言うと笑うしかないよ」



 そんな中、ピン芸人日本一決定戦「R-1ぐらんぷり2016」で優勝した経験を持つザコシショウの出番が。はいているズボンを瞬時に引っ張り上げ、「やっぱりズボンはあげちまわねぇとね!」と絶叫する芸を披露した。

 たけしは「深夜にCSで(ザコシショウの)単独ライブを見たもん」と告白。登場してすぐに笑いを取る瞬発力を評価し「合格」の判定だ。「お前やっぱり面白いな」と大笑いし、「営業じゃ絶対ダメだろ。営業で頭は笑うけど、あとはジリ貧だろ」とツッコんだ。


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 ザコシショウのネタに関して「一般的に言うと、笑うしかないよ。いいよ、これはいい」と太鼓判。「絶対将来、金を稼げないと思うな」と笑わせつつ、「いっぱい営業で稼ぐ人の前座がいいだろうな。くだらなくていいんだよな~」とコメントしていた。

 総勢25組のうち、たけしが合格としたのは、お笑いコンビ「とろサーモン」、ピン芸人・ゴー☆ジャス(42)、ザコシショウの3組だった。





・去年も挨拶したらヅラが落ちるネタでザコシショウを合格させていたし、たけしはかなりザコシショウを気に入っていますね。

・ゴー☆ジャスは、もうちょっと売れてもいい

・たけしは好きそうだよね。ばかばかしさはたけし軍団に通じるところがあるし。
営業は劇場と違って、観客が笑いを求めてきているわけじゃないから、出てきた瞬間が勝負なんだろう。「笑いが遅い」はそういう環境で生き抜いてきたたけしならではの感性だと思う。

・ザコシのものまねは当たりはずれがあるけど
タイガーマスクのステップだけは、いつ見ても面白い。

・営業、的なやつ見たけど圧巻でした。
ウケるウケないを超越したぶっちぎりを出た瞬間からやり通す、と言うか舞台に出る前の姿も見てたけどかいぱんにテンガロンハットでデンと座ってたからそのオーラもすでに芸なのかと感心した。

・頭を使うようなコント、漫才も好きだが、一瞬?となるようなナンセンスな笑いも素晴らしい、感性が優れていないと出来ない、という事で以前、流れ星を絶賛していた。こういうバランスというのはたけしのユニークなところだろう

・超越したくだらなさとか馬鹿馬鹿しさをたけしは好きだからね。テクニックとか巧さではないであろうコシショウを評価できるのはたけしの笑の懐の広さや愛情を感じる。

・たけしのこの発言を見ると、含みがあるというか、言っていることから深いところを読み取らないといけないんだよな。読解力が必要。
ネットが発達して、みんなが表面的な揚げ足取りに終始するようになると、こういう人の真意は伝わりにくいんだろうなと思う。

・「R-1ぐらんぷり」の数少ない功績はザコシショウを見出したこと。
来年からは応募資格が変わってしまうから、彼のようなベテランのアングラ芸人は出られない。
いい大人が本気で馬鹿をやるから芸になる。
比べて申し訳ないが、野田クリスタルは知的な雰囲気があって若干痛々しい。

・個人的には何をやっていても笑えてくる数少ない芸人さんですね。
笑いの取り方がベテランのそれではないですよね。
30年近く芸人をやっていてなぜかあの芸に行きつき、磨き続けている事を踏まえた上で観ると面白さが増幅します。