ft5感染者集団(クラスター)が発生している福島大は26日に記者会見を開き、感染拡大の要因の一つと考えられる学外活動が、同大の授業の一環として行われた創作ダンス発表会だったと発表した。




・計画は無観客だったが… クラスター発生の福島大ダンス発表会



発表会は約190人が参加していたが、大学に事前申請されていた感染防止対策がとられておらず、三浦浩喜学長は「責任の重さを感じている」と謝罪した。

発表会は今月20日、福島市の福島テルサで開催。中学・高校の体育教員免許の取得のための授業に組み込まれており、約40人の受講者の他、受講者以外の学生85人も出演した。発表会に向けたリハーサルや練習、その後の飲み会で感染が広がった可能性があるという。

また、発表会の開催にあたり、担当教員は今年11月に感染防止対策を大学に申請。大学は当初、有観客としていた計画を認めなかったが、その後無観客などの対策に変更されたため開催を認めた。しかし実際は学生41人、保護者など学外から22人の観客が訪れ、密集した状態で着席していたという。担当教員は大学の聞き取りに「来場者を断れなかった」と説明しているという。


・福島大学でクラスター発生