ニンテンドースイッチ2が出る場合、どんな設定が理想的か?というコラム記事。噂が最近になって増大していますが、アップグレード機なのか本当の次世代機になるのかで大きく変わりますね。
最近、海外経由で入ってくる次世代ニンテンドースイッチは、情報的には、アップグレード機である可能性が高い4k映像を特徴として、他にもパワーアップしている部分があるものの、それはベースにあるのが今までのスイッチであり、それをPS4PROやXBOXOneXのようなアッパーバージョンの可能性を示唆させています。
それとは別に、ニンテンドースイッチ2の噂もあって、こちらは完全な次世代機というもので、グラフィックからCPUまで大幅にテコ入れした新規ハードになるという噂があります。
とにかく、まずいえることとして、ファーストタイトルが2017年のロンチから走り続けてきた任天堂が今年に入ってからソフトのペースが鈍り、今では単発でソフトを出すのが精いっぱいという現状になっています。これ以外にはメトロイドプライム4、ベヨネッタ3、名探偵ピカチュウ2、バディミッション BOND、スーパーマリオ3Dワールド、ポケモンスナップ、そして、ブレスオブザワイルド2ですね。
多分、ブレスオブザワイルド2はアップグレード機か、もしくは正式な次世代機と同発になるのが任天堂の今までのゼルダ戦略の在り方として定番中の定番なので、それは間違いないでしょう。それ以外のメトロイドプライム4もスイッチ2になるかもしれないですね。
名探偵ピカチュウ2やポケモン関連は末期になって出てくるは間違いないですが、あとはベヨネッタ3がラストを飾る作品になるのかといえそうです。後は噂が絶えないスーパーマリオ35周年ソフトも近日発表予定と噂が止まらない状況ですね。
しかし、これだけでは弾が足りないので、任天堂はダイレクトミニを開催して、サードタイトルもプッシュしだしていますね。そうしてハードを循環させていこうとしているようです。しかし、任天堂ゲーム機の核である任天堂ソフトの新作が不透明で、PS5やXBOXシリーズXの次世代機が迫っており、スイッチが岐路に立たされているのは明白でしょう。
スイッチ自体が6800万台売れて、それ以上に売れゆきを伸ばして延命していくのか、それとも思い切って舵を切ってスイッチ2に移行していくのかというのが非常に見どころになります。古川社長は延命させたいと意図していましたが、世界的なハードビジネスがどのようになっていくかは不透明で、ハイエンドゲーム機が市場を席捲するようになるとスイッチは時代遅れに感じてしまいかねない部分も否定できません。
まず、ロードが皆無になる点や、ハードグラフィックスが一ランク上に上がり、デフォルメだけで映像が差別化できていた今までの状況から一変します。そして、PS5の場合はコントローラーにギミックがあり、その辺でもアピールしてくるでしょう。
特に、PSのブランドはイギリスを中心として欧州に特に強いので、そこで市場を築くのは容易に予想ができるでしょう。そうなると、スイッチが劣勢に立つ可能性も否定できません。wiiやwiiUの頃とは違い、どっちかというとGBAからDSに移行したときを彷彿とさせる岐路ですね。
GBAもまだまだ売れていて、当初はDSと両立させる気でいた任天堂は結局DS1本に絞った形になったという経緯もあるので、ニンテンドースイッチ2が下位互換性を確保して登場すれば、市場的にも安泰ですが、スペック的な飛躍ができるのかなど不透明さがあります。
どちらにせよ、今までのニンテンドースイッチ市場から変化を引き起こす必要性が迫られているのは事実でしょうね。国内市場だけを見たら平和そのものですが、海外市場に目を移すと、サードパーティーが全面的に次世代機のPS5とXBOXシリーズXに向けて全力で作っているでしょうし、そこでおいていかれるわけにはいかないでしょうね。
ニンテンドースイッチが3万円ですから、スイッチ2が幾らになるのか?というのもちょっと難しいハードルになるでしょうね。