チ。-地球の運動について-2巻 「地動説の美しさに魅せられた少年が死を選んで10年」
魚豊氏が週刊ビッグコミックスピリッツで連載されているコミックス「チ。-地球の運動について-」2巻【AA】が、12日に発売になった。
『チ。-地球の運動について-』は、作品情報によると『舞台は15世紀のヨーロッパ。異端思想がガンガン火あぶりに処せられていた時代』、『「禁じられた真理」を探求する人々を描いた一大叙事詩』という、15世紀のヨーロッパを舞台に、C教の教義に反して異端思想とされた地動説に関わる人々のお話。
今回発売になった「チ。-地球の運動について-」2巻【AA】には、第5話から第12話を収録(もくじ)し、裏表紙は『希望がなければ絶望もない。それなら当然、この世には何も期待しないほうがいいでしょ?』、『地動説の美しさに魅せられた少年が死を選んでから10年が経った。代闘士として殺人を生業とする超ネガティブ思考の青年、オクジーは、同僚のグラスから「絶対の信頼が置ける“希望”を見つけた」と教えられる。そして彼が取り出したのは、「火星」の観測記録だった』になってた。
また、オビでは漫画家・高橋しん氏が『美しいものは、必ず光り、そこにあり続ける。目を瞑ったままでは、星は見えない。目を開けた者だけが、苦難と、苦痛と、誤解と、嘲笑と、憐れみと、命をも引き換えに、希望と官能を手にする。その人生の美しさもやはり星と同様、そこに輝き続けている』、『この物語を読み、私は、この星の一部であることが今とても嬉しい』と帯コメントを寄せられ、アキバでは販促POP『高橋しん、賛嘆』もあった。
私達はこの世界に絶望すべきなのか――? あらかじめ絶望しておけばそれ以下の悲しみも苦しみもない。ならばこの世界に絶望しておくのが正解なんだろうか?いや、そんなことはない。 まったく違う。その理由はこの漫画に描いてある コミックス情報
なお、「チ。-地球の運動について-」2巻【AA】の感想には、たっくんマニアさん『基本割と静かな風景の続く漫画なのよ、アクション的なところも一つ二つだけなんだけど、登場人物の思いと見せ方が終始ハイテンション、で落ち着いた所でガッと掴むのがたまらん』、たけのこさん『1集でラファウが地動説を守った10年後。その意思を引き継ぐ人が現れる。勉強にもなるし、何より熱い』、あの時からこすけさん『第1集で動き出したと思った物語がリセットされて第2集が始まった。逆行したかと思った物語はそう見えてるだけ。そんな第2集でした。最高です』などがある。
「チ。-地球の運動について-」2巻コミックス情報 / 魚豊氏のTwitter
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「チ。-地球の運動について-」2巻コミックス情報 / 作品情報(試し読みあり)
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高橋しん先生にコメント頂きました!超絶ありがたい・・・!
人類がクソおっきい岩を動かす話 1
地動説テーマの壮大な物語「チ。」早くも2巻発売、「最終兵器彼女」高橋しんも賛嘆
地動説 - Wikipedia
地動説 - 世界史用語解説 授業と学習のヒント
【感想リンク】
ラファウが地動説を守った10年後。その意思を引き継ぐ人が現れる
逆行したかと思った物語はそう見えてるだけ
落ち着いた所でガッと掴むのがたまらん
スーパー賢いクズ人間のバデーニさん、めっちゃかっこいい
今回も怒涛の展開で始終緊張しながら見てた
世界の常識を書き換えた思想を巡る物語
衝撃だった一巻のラスト。それに続く新章がどんなスタートを切るのか
今までに読んだ漫画とは違うタイプの感動
自分の命と人生を天秤にかけて文字通り地球を動かしていく話
時代を超えたパワーを感じる
まだまだ先は長い
チ。―地球の運動について― 2巻 - 読書メーター