hyt番組では、京都大の西浦博教授(理論疫学)が13日の厚生労働省の助言機関で報告した東京都の今後の感染者数の試算を紹介した。




・辛坊治郎氏、京大・西浦教授の感染者数試算に「こういう数字を専門家と称する人が出してくると」



 西浦教授は、1人の感染者が何人にうつすかを示す「実効再生産数」を宣言発令前の段階で1・1程度と推定し、感染の状況を試算。これによると、1日あたりの新規感染者が500人を切った段階で対策を緩めると、45日程度で再び1日1000人の水準に戻るなどと指摘している。

 スタジオで西浦教授が試算した数字をグラフで紹介。辛坊治郎キャスターは西浦教授の試算に「どこまで信じるかは、ともかくとして、こういう数字をいわゆる専門家と称する人が出してくると政治的に何をしたらいいのかってものすごい難しくなりますよね」とリモート出演した政治ジャーナリストの田崎史郎氏に質問した。

 田崎氏は今回の試算を「これによって国民の方の考え方にかなり影響を与える。政府としては重要な参考資料として、尊重はするんですけど、全幅の信頼をおいてその通りやるっていうわけではありません」と指摘していた。


・ウェークアップ!ぷらす 2021年1月16日



・西浦氏の研究の評価はともかく、辛坊氏や田崎氏よりはまちがいなく専門家でしょうね

・西浦博教授の予測数は知見に基づいた数字だと想いますが、番組内の辛坊治郎キャスターを含め他の多くのキャスターやMCは御本人の主観的な感想ですよね?
また、放送局の思想によって内容が変化する公平性を欠いた報道姿勢の方が問題です…

・ちょうどいい意見だけ専門家を使ったり、批判したり、医師の中でもコロナで意見の相違があるのだから、嘘でしょみたいな報道の仕方はどうかと思う。

・当たり前な話で、専門家は専門部分のみを見て、その試算を淡々と数値として出すだけである。政府や総理は、それをどのように活用するかであって、専門家が国家運営をするのではない。だからこそ、総理は専門家がーではなく、専門家のご意見も考慮しながら、私の責任においてそういう舵取りをすると言えば良いだけなのです。