494 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2007/02/14(水) 16:06:11
友人Aとその彼女。
その友人が結婚することになり、結納も済ませ結婚式の日取りも決まったある日。
友人から彼女が亡くなったと連絡が来た。
俺にはなにを言っているのか、理解できずしばらく放心。

他の友人達とも連絡をとり、葬儀に参列したんだけども
Aはずっと号泣しっぱなし、立つこともできず側にいる人に支えられてた
彼女が出棺され、いよいよ最後の別れってときになり
「最後に顔を見てやってください」と彼女の親が言い棺があけられた。
そのとき、Aが「全部開けてくれ」とでかい紙袋もって彼女の側に来た。
紙袋から出てきたのはウェディングドレス。
Aは彼女にウエディングドレスを着せてあげました。
もちろん本当に着せることはできないので乗せただけでしたが
二人でつけるはずだった指輪を自分と彼女の指につけ
ドレスの上に一枚の紙。半分だけかかれた婚姻届。
Aは参列者全員に向かって
「結婚式はできなかったけど、今ここにいる人たちが
僕たちの結婚を証明してくれる。俺の妻はこいつしかいません」
と言って泣き崩れました。
その場にいた参列者もドレスを着た彼女を見て号泣してた。俺も。


495 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2007/02/14(水) 16:06:50
お骨を拾うとき、一緒に見慣れない物が混じってました
丸いボールのような金属物。
彼女は生まれつき骨に障害があったらしくその金属物は彼女の関節だったと。
なんども手術受けていたということでした。
何度もAとその彼女には会っていましたが、まったくわからず
病気であることすら俺は知らなかった。
Aは手で彼女の遺骨を壺に入れていたのですが、ハッとした顔でどこかにいきました。
しばらくして戻ってきたのですが、Aの指には自分の指輪と
真っ黒に焼けた彼女の指輪がつけられてた。
彼女を偲んで、みんな集まった席で彼女の親が
「あの子、自分はいつ死ぬかわからないから結婚は絶対にしないって言ってたのに
A君と会ってから、それでもいいって言ってくれたAくんに本当に感謝してた」
「私も結婚して幸せになれるってはしゃいでたのに、安心しちゃったのかねぇ・・・」
Aは泣いてましたが
「約束したんです。彼女としか結婚しないって。大丈夫です。必ず幸せにしますから。」
って彼女の両親の前で言ってた。

そのA今も独身のままで、彼の部屋には彼女の写真と指輪が二つずっとおいてある。

俺には絶対に忘れることのできない記憶。





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