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大炎上 | 紫電改343 杉田庄一と坂井三郎の確執が表面化す
 

紫電改343 杉田庄一と坂井三郎の確執が表面化す

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『イブニング』連載、「紫電改343」の第16話
昭和20年2月19日、アメリカ海兵隊3万人が硫黄島に上陸。しかし想定以上の反撃に遭い支援を再要請するも、主力は来るべき沖縄戦に向けられており増援不可と回答した…
知っての通りに硫黄島は日本人死者よりもアメリカ人死者の方が上回るという激戦地となりました。これというのも地下に17キロもの地下道を掘ってのゲリラ戦が大きくものを言うわけですね。
ところで硫黄島は自衛隊基地などがあって未だに民間人の立ち入りが禁止されてるのですが、その原因の一つが「夜中にマジで出る」とか。だって死者多数ですし。

空母ホーネットの甲板では若い隊員が浮かれて会話する中で、ジェームス・J・サザーランド中佐が諭すように自分が撃墜されたことを語り始めた。
1942年8月7日、日本はガダルカナル島攻撃を行いジェームスは応戦するも被弾してパラシュートで脱出。そこを零戦の機銃に狙われたというのが上の画像です。けれどそのパイロットは撃たなかった! もし撃っていれば俺は確実に死んでいた──
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だからジェームスは楽勝ムードな隊員たちを戒める。
日本には骨のある凄腕のサムライがまだまだいる
侮らん方がいいぞ


で、この話にはまだ続きがあります。その「撃たなかったサムライ」こそ坂井三郎であり、坂井はこの後の戦闘で被弾・負傷して命からがら帰還します。死ななかったのはジェームスの命を助けたからかもしれませんよ?

またこの空戦はCG映像にもなってるのでご覧ください。漫画とは多少違いますが。

一方、343ではその坂井が精神注入棒を持って若いパイロットのケツ叩きをしてます。
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叩く理由が着陸時の機体姿勢が美しくないというのは難癖としか思えません。それを止めたのは杉田庄一。坂井より7歳も年下で階級も下だけど、何かと若い者を未熟者(ジャク)と呼んで暴力を振るう坂井の行動に批判的でした。
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真っ向と文句を言い放つ! これよこれ! 343は3月19日に大戦果を上げるのですが、3月下旬にはこの二人の確執が修復不可能にまで発展するイベント?が待ってます。杉田は三人の隊長よりも、というか343飛行隊 全員ひっくるめて誰よりも撃墜数が多いのですよ。だからこそ多少のことは多く言えるわけですね。

険悪になる二人を戒めて介入した鴛淵は、源田の通達として木箱を全員に配り始めました。
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俺達の遺骨箱だよ
まぁオーバーな言い方ですがいつ死ぬか分からない身。その日のために爪とか髪とか入れておけということでしょう。杉田の場合、全く意味を成さないことになるのですが…

紫電改343(2) (イブニングKC) 3月23日発売
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