亡き母の肉声入りテディベアが盗まれるも…有名人が「見つけた人には5000ドル」と呼びかけた結果→無事に戻る
A Stolen teddy bear with dying mother's voice has been returned
Vancouver resident recovers stolen teddy bear containing her mother's voice recording https://t.co/g7mmUcarqF pic.twitter.com/b2SYpkJSl7
— Montreal Gazette (@mtlgazette) July 29, 2020
バンクーバーに住むマーラさんは2019年6月に母親をガンで亡くしました。
母親は形見として声を録音したテディベアを娘に残しました。ところが引っ越しの最中にバッグごと盗まれてしまったのです。
悲しみにくれるマーラさんがメディアなどに呼びかけたところ、その話は瞬く間に広まりました。
俳優のライアン・レイノルズ氏が「見つけた人には5000ドルに謝礼金を出す」と発表し、他の有名人らもそれに加わり、総額は1万5000ドル(約130万円)になりました。
その結果、2人の親切な人から連絡があり、無事にマーラさんのもとに戻ったそうです。
二度と見ることはないとあきらめていたマーラさんは感激し、感謝の気持ちを伝えています。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●これが見つかったときはバンクーバーでは大きなニュースになっていたよ。オリジナルの動画が作られ、レイノルズが喧伝したあとは割とすぐに見つかった。
↑(投稿者)誰かの人生を良くしてあげるために、声と小切手を使って助けたんだ。ハリウッドのみんながサイテーなわけではなく、少なくともライアン・レイノルズは立派な人間だよ。
●今日、ジョージ・ストロンボロポロスとクラフト・ピーナッツバターがそれぞれライアン・レイノルズに5000ドルずつ寄付したことを知った。3人はカナダの宝だよ。
↑それはすごい名前だな。名前を変えなかったことを尊敬。
↑私がぬいぐるみを盗まれたマーラです!
実際はストロンボロポロス氏にはその5000ドルをスニーブルックホスピスに寄付するようにお願いしました。
●いったいどんな精神異常者がテディベアを盗むんだ?
↑それは他の貴重品と一緒にバッグに入っていたんだよ。とりあえずバッグを盗み、後で中を確認するのだと思う。
自分は送り届けた人が金欲しさに盗んだ人じゃないかと思うんだが、とにかくクマが戻ってよかった。
↑うちは車の中から娘の毛布を盗まれたが、一緒に盗まれたものと言えば充電ケーブルだけで信じられなかった。
●2人の「親切な人」がぬいぐるみを返したと書いてあったが、彼らが盗んだ人ではないという証明は?
↑(投稿者)証明はないよ。だがCCTVに写っていた人とは違うようだった……さらにクラフトとレイノルズ氏以外の寄付は、母親がお世話になった病院にお願いし、病院はとても喜んでいた。
●なんてこった。うちの母親の声が入ったテディベアもあったらいいのにと思った。
●ライアン・レイノルズ氏は宝だね。
↑彼は本当に良いやつだよ。
著名人のパワーを感じる例ですが、なにより持ち主に戻ってめでたしですね。