gt43『スッキリ』(日本テレビ系)では、文部科学省が主導して開始したハッシュタグ「教師のバトン」について特集。番組MC・加藤浩次の指摘に、視聴者からの納得の声が寄せられている。



・「#教師のバトン」に教師の不満が続出 加藤浩次の指摘に納得の声



元々、教職の魅力を伝えるべく始まった企画なのだが、実際に投稿された内容には、「1歳児がいるのに、誰もいないからって理由で運動部の正顧問をもたされる」「人間らしい生活もままならないのに、人の教育ができますか?」といった現役教師からのネガティブな意見が相次いだ。

教師からの不満の声があがる現状に、教師志望の学生からは「このタグで検索したら、やっていける自信をなくした」「もう教員あきらめようかな…」との声もあがっている。


・話題となっている 「#教師のバトン」





これらの声を受け、「教師のバトン」プロジェクトの公式ホームページは、「投稿を拝見し、教員のみなさんの置かれている厳しい現状を再認識するとともに、改革を加速化させていく必要性を強く実感しています」とコメントを発表した。

この報道に加藤は、「ネガティブな意見っていうと、このハッシュタグに対してネガティブなだけであって、現場の事実だと思う。現場の事実はネガティブな意見なんだろうか」と疑問を呈す。続けて、「本当の意見をぶつけて、現場もよくして、よくなった現場に入りたいって人が結果的に増えるのでは」「ネガティブで炎上って扱いになっちゃうと、議論のしようがないですよね」と指摘した。


・萩生田大臣「もう少し上品に書いて欲しい


これに、ロバート・キャンベル氏は「全体としてこのプロジェクトの良いところは、SNSという開けた場で意見を募集したこと」とコメント。「ただこの地雷を踏んだって考えて、畳むのは違う。今後の対応に期待したいですね」と語った。

今回の放送を受け、ツイッター上では「ネットで意見求めたら、そりゃ不満の声があがるよな」「せっかく目の届くところに意見が出てきたなら、しっかりと対応してほしいね」といった視聴者からの感想が多数つぶやかれた。

また「現場の事実はしっかりと受け止めてほしい」「人が増えるのは結果論であって、現場が変わらないと意味がないよ」など、加藤の指摘に納得の声が寄せられている。