・「#教師のバトン」に教師の不満が続出 加藤浩次の指摘に納得の声
元々、教職の魅力を伝えるべく始まった企画なのだが、実際に投稿された内容には、「1歳児がいるのに、誰もいないからって理由で運動部の正顧問をもたされる」「人間らしい生活もままならないのに、人の教育ができますか?」といった現役教師からのネガティブな意見が相次いだ。
教師からの不満の声があがる現状に、教師志望の学生からは「このタグで検索したら、やっていける自信をなくした」「もう教員あきらめようかな…」との声もあがっている。
・話題となっている 「#教師のバトン」
これらの声を受け、「教師のバトン」プロジェクトの公式ホームページは、「投稿を拝見し、教員のみなさんの置かれている厳しい現状を再認識するとともに、改革を加速化させていく必要性を強く実感しています」とコメントを発表した。
この報道に加藤は、「ネガティブな意見っていうと、このハッシュタグに対してネガティブなだけであって、現場の事実だと思う。現場の事実はネガティブな意見なんだろうか」と疑問を呈す。続けて、「本当の意見をぶつけて、現場もよくして、よくなった現場に入りたいって人が結果的に増えるのでは」「ネガティブで炎上って扱いになっちゃうと、議論のしようがないですよね」と指摘した。
・萩生田大臣「もう少し上品に書いて欲しい
#教師のバトン について萩生田大臣からのコメント。「厳しい実態が明らかになった。働き方改革を進めていかなければならない思いを強くした。ネガティブな意見もあって戸惑いも感じているが、我々の教員の待遇を変えていくんだという思いが伝わって欲しい。願わくばもう少し上品に書いて欲しい」 pic.twitter.com/x0gNNK270l
— TT (@TT60368303) March 30, 2021
これに、ロバート・キャンベル氏は「全体としてこのプロジェクトの良いところは、SNSという開けた場で意見を募集したこと」とコメント。「ただこの地雷を踏んだって考えて、畳むのは違う。今後の対応に期待したいですね」と語った。
今回の放送を受け、ツイッター上では「ネットで意見求めたら、そりゃ不満の声があがるよな」「せっかく目の届くところに意見が出てきたなら、しっかりと対応してほしいね」といった視聴者からの感想が多数つぶやかれた。
また「現場の事実はしっかりと受け止めてほしい」「人が増えるのは結果論であって、現場が変わらないと意味がないよ」など、加藤の指摘に納得の声が寄せられている。
YouTubeで#スッキリ #教師のバトン
— かをい (@teacher_wo) March 30, 2021
と検索すればノーカットで見られますね。8:36〜です。
加藤さんが本当にいいことを言ってくれました。
「ネガティブな意見じゃない。現実。」 pic.twitter.com/56Tvt4CizH
加藤さん、「ネガティブじゃなく事実」と言ってくださり、ありがとうございます。気持ちが救われました。休憩時間ない、残業代出ないは事実、なんです。それが伝えたいだけなんです。言ってくれて嬉しかったです。#教師のバトン #スッキリ
— さく (@sa912ku) March 30, 2021
#教師のバトン
— あち (@AGJTDTPAETJDo) March 29, 2021
本当にぶつけるところがないのよこれ…。
夫が教師。運動部顧問。
休みは試験期間の日曜日1日のみ。
年末年始合わせて、年休約10日くらい。
スッキリで加藤さんも言ってるけど、現場の事実。
結婚して3年半、旅行に行ったことがありません( ; ; )
#教師のバトン #スッキリ で取り上げてもらったのよかった。
— べべべききき (@chorori21) March 29, 2021
加藤さんが、このハッシュタグでつぶやかれてることが現場の事実であるということを強調してくれて、子どもたちにとって教育が大事ということも言ってくれた。
この取り組みが、教育再生の大きなきっかけになることを願う。
先ほど #スッキリ で #教師のバトン の特集?を拝聴しました。 加藤さんがおっしゃっていたとおりだと思いました。 Twitterの声は「ネガティブ」なものではなく「事実」であると。
— こおり❄ (@8oA6B64Kt2kwJuj) March 30, 2021
事実を事実として捉え、それを改善することで教師志望の数が増加に転じる。蓋をしたり誤魔化して終わらせてはいけない
#スッキリ の特集見ました。加藤浩次さんはじめ、コメンテーター陣の意見が素晴らしかった。教師は日本の未来をつくる大切で楽しい仕事。だから、環境が変わって欲しい。私たちは意欲高く学ぶことができる、やる気のある先生だったんですよ。そのやる気を削いでいるのは労働環境です。
— めぐ @先生からの転職サポーター (@mgmg05311) March 30, 2021
#教師のバトン
スッキリで#教師のバトン
— 公立先生 (@nghkteacher) March 29, 2021
について特集。
加藤さんが行ってるけど、これで炎上させて終わるのでなく、現実を知ってもらって改善に向けた取り組みを求めたい。
在職中の人も、辞めてしまった人も含め本質の教師の仕事の魅力は知っているはず。