GoogleのStadiaに携わっていた副社長兼製品責任者がスタジオを去るとしていて、どんどんと優秀な人が離れていっていて、この先のビジョンをちゃんと描き切れているのかどうかといえいそうですね。
Googleが社内のStadia開発チームをすべて閉鎖してからわずか数ヶ月後に、Google Stadiaチームのシニアメンバーが会社を去った。
John Justice氏は、Stadiaの副社長兼製品責任者でしたが、The Informationによると、John Justice氏はもうGoogleにはいないとのことです。
Googleの広報担当者は9to5Googleに『John Justice氏がGoogleを辞めたことは確認できており、彼の次のステップでの活躍を願っています』と語った。
John Justice氏の退社は、Googleが2月に発表した、大規模な路線変更の一環として、社内のStadiaゲーム開発チームをすべて閉鎖し、ストリーミングプラットフォームはサードパーティのゲーム会社との提携に注力するという発表に続くものです。
当時の声明では、今年は自社の技術やプラットフォームツールを外部のパートナーに提供することに再注力するとしていました。
StadiaのGMであるPhil Harrison氏は『Stadiaを、業界の成長に貢献する長期的で持続可能なビジネスにするためには、これが最善の道であると考えています』と述べています。
VGCに匿名で話を聞いた情報筋が裏付けたKotakuの報道によると、GoogleはモントリオールとロサンゼルスのStadia開発スタジオに対して、閉鎖してプロジェクトを中止すると伝えました。
Stadiaの開発ボスであるJade Raymond氏は、Assassin's Creed EAのMotiveスタジオを手がけたベテランプロデューサーで、閉鎖の一環として会社を去りました。また、昨年発売された『Journey to the Savage Planet』の開発元であるTyphoon Studios(タイフーン・スタジオ)も同様に退社しました。
Jade Raymond氏は、プレイステーション社の支援を受けて、新たに独立したスタジオであるHaven Entertainment Studiosを設立しました。
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グーグルのStadiaは結論を急ぎすぎた感が否めず、続々とクリエイターや社員が退社しており、短期で利益を上げたがる企業がクラウドゲーミングのビジョンを描けなかったようですね。