プレイステーションプラス会員に対し、THQnノルディックの作品『Wreckfest』が一足先に楽しめるような措置に踏み切る、その理由とは?としていて、その辺はサービスの質を上げていく姿勢を見せていますね。
ソニーは、PlayStation 5時代への移行に伴い、加入者を維持するためにPS Plusの価値を向上させたいと繰り返し表明してきましたが、今回の件もその一例と言えるかもしれません。『Wreckfest』の次世代機への移植版は、会員の皆様に1ヶ月早くお届けします。PS5での正式な発売は6月1日となりますが、PS Plusのユーザーの皆様は、今すぐこのレーサーをダウンロードしてプレイすることができます。
なお、PS Plusでのアーリーアクセスは、我々の知る限り、これが初めての事例となります。過去には、『Oddworld』や『Soulstorm』のように、発売日当日に発売されたゲームもありました。しかし、通常、正式な発売日は、PS Plusで提供される無料ゲームの発売日に合わせて設定されます。今回のケースでは、未加入のお客様は、ゲームの購入またはPS4版のアップグレードを来月まで待たなければなりません。
なお、PS Storeでは、『PS Plus Exclusive』と表示されており、これが前例のない事態であることを示しています。2021年5月に『バトルフィールドV』や「Stranded Deep』のような他のゲームについては、『PS Plus Included』とだけ書かれています。
この状況についてTHQ Nordicの担当者に問い合わせたところ、未加入者は6月1日まで購入を待たなければならないことを確認したものの、それ以上のコメントは得られなかったとのことです。確かに、これは興味深い動きです。ソニーは最近、加入者を王族のように扱っていますが、今回の件もその一例と言えるでしょう。
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PSプラスの充実を掲げているようで、その辺の現われと見ていいのかもしれないですね。この作品を皮切りにソフトが定期的にこのような措置が取られるのかというものですね。