買収を次々と続けているEmbracer Groupが新たに4つのスタジオを買収へとしていて、これで合計68のスタジオを抱える事になり、それだけ巨大な勢力となっており、どのような野望があるのかですね。
Embracer Groupは、ゲーム開発スタジオを次々と買収し、ここ数年、圧倒的な支出を続けています。持ち株会社が買収した数多くのチームの中には、Little Nightmaresの開発会社であるTarsier StudiosやMetroの開発会社である4A Games、そして最近ではAspyr MediaやGearbox Entertainmentといった有名なチームも含まれています。
今年の初めには、さらなる買収のために約9億ドルの資金を調達し、実際にさらなる買収を行っていることから、すぐにやめる予定がないことは以前から明らかでした。ベルギーを拠点とし、現在オープンワールドのSFアクションアドベンチャーゲームを開発中のAppeal Studios、EmbracerのレーベルであるTHQ Nordicと数々のタイトルを手がけてきた移植のエキスパートKaiko、ドイツのスタジオMassive Miniteam、そしてスウェーデンを拠点とし、現在Co-opに特化した新規IPを開発中のFrame Breakです。
一方、THQ Nordicは、ボスニア・ヘルツェゴビナにGate 21を設立し、『THQ Nordicは、開発プロジェクトにおいて、最先端のキャラクターおよびフェイシャルリグを使用したワールドクラスの3Dキャラクターを提供することができます』としています。
これら4件の買収総額は、約1億2,400万クローネになります。THQ Nordicは現在、40カ国以上で7,100人以上の従業員を抱える68の社内スタジオを有しています。
今年初め、Embracer Groupは、今年度末までに70以上のプレミアムゲームの開発を完了させる予定で、2021年後半には例年以上に彼らからのリリースが増えると発表しました。
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どこまで買収を続ける気なのかというほどの貪欲さで、どのような展望があってこの買収劇を続けているのかといえそうで、まだまだ続くのかどうか?