テロール教授の怪しい授業3巻 「ネトウヨ親の裁判沙汰、マルチ勧誘の甘言」
原作:カルロ・ゼン氏&漫画:石田点氏が、モーニング→Dモーニングに移籍連載されているコミックス「テロール教授の怪しい授業」3巻【AA】が、21日に発売になった。
『テロール教授の怪しい授業』は、作品情報によると『泣く子も黙るローレンツ・ゼミには、今年もそうとは知らない学生たちが集まっている。「あなたたちはテロリスト予備軍です」。予想だにしない一言に愕然とする生徒たち。脱落=テロリスト認定。恐ろしすぎる授業が始まる――。そもそもテロリズムとは何か?日常に潜むテロの根っことは?今までメディアで語られてきたテロ論は全部ウソ。テロ教授が教える、知るのは怖い、知らないのはもっと怖い「テロとカルト」の真実』という、大学教授:ティム・ローレンツ(テロール教授)と、彼のゼミ生達のお話。
今回発売になった「テロール教授の怪しい授業」3巻【AA】には第12話から第17話と、「世界のカルト」などのコラムを収録し(もくじ)、裏表紙は『「父がネット上で過激化して、弁護士に喧嘩を売って裁判沙汰になったんだ…」「みんなで幸せになる、とてもいいお話を聞いてよ」――ゼミの生徒たちに忍び寄る不穏な影…不敵に笑うティム教授の一手は――?』、『自分だけは大丈夫。自分はそんなバカじゃない。テロやカルトは、他人事だと思うあなたに贈る、必修講義です』、オビ謳い文句は『善良で常識的なあなたこそ、ご注意を』、『「幼女戦記」のカルロ・ゼンが世に放つ問題作!』、『親の裁判沙汰、マルチ勧誘の甘言――』だった。
泣く子も黙るローレンツ・ゼミには、今年もそうとは知らない学生たちが集まっている。「自分はテロリストになんてなるわけがない…そう思っていませんか?」――“テロリスト”と“普通の人”は紙一重。あなたが一番注意すべきは、テロリストではなく自分自身の「思い込み」!?楽しく学ぶテロとカルト、応用編です コミックス情報
「テロール教授の怪しい授業」3巻【AA】の感想には、Ebiさん『カルトにマルチにテロリズムに。人の心というものは難しい。ナラティブの強さが語られたが、組織を動かすという意味ではビジネス面でも注目されているし、使い方の問題だなあと思う』、T Sioさん『相変わらずの胡散臭さ(褒め)。 ネズミ講や強烈に偏った思想の身内はまだいないけど、誰かや自分ががなったらどうするべなーと考えたりもした』、ふーとさん『陰謀論、代替医療、カルト宗教、マルチ商法、パレスチナ問題…。テーマにピンと来る人は勿論、来ない人も読んでおいて損はないお勧めの作品』などがある。
なお、原作:カルロ・ゼン氏は後書きで『世間一般では「自分たちとは全く違う人」として語られている人々が「普通の人にしかみえません」というお話、第三巻を書いていく上では常に意識していました。いっそ、悪い奴らが、本当に悪い連中なら話は簡単でしょう。でも、違いました。良い人が、良かれと思って行動していても、地獄への道が善意で舗装されてしまう。そんな出来の悪い脚本のようなことが、世の中には現実としてありえるのです』などを書かれている。
「テロール教授の怪しい授業」3巻コミックス情報 / 作品情報
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【関連リンク】
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「テロール教授の怪しい授業」3巻コミックス情報(試し読みあり)
「テロール教授の怪しい授業」作品情報 / Twitter
コミックDAYS「テロール教授の怪しい授業」掲載ページ
常識的で善良なあなたにこそ読んでいただきたい内容
原作:カルロ・ゼン氏のブログ / Twitter
ドーナッツも完備の表紙は、目にも楽しい感じでしょうか?
漫画:石田点氏のTwitter
書店でお見掛けの際はどうぞよろしくお願いしますー
カルロ・ゼン - Wikipedia
【感想リンク】
カルトにマルチにテロリズムに。人の心というものは難しい
相変わらずの胡散臭さ(褒め)
陰謀論、代替医療、カルト宗教、マルチ商法、パレスチナ問題…
今回も面白かった
相変わらず脳の消費カロリーがデカイ一冊
今回強烈に感じたテーマは"何事においても絶対はない"ということ
テロやカルト、マルチ商法と戦うキャンパスギャグ漫画です
なんせテロール教授の顔芸が怖い
サービス開発とかでも使えることばっかり
カロリー高いし、関連書籍とかさがして読みたくなる
テロール教授の怪しい授業 3巻 - 読書メーター