gy777物議を醸しているのは、作中の敵キャラ・マスターロゴス(相馬圭祐)が「全知全能の書」を復活させる存在となる少女・ルナを、空中に浮く魔法陣の中へと連れ去ったシーン。



・仮面ライダー史上最低の作品?『セイバー』のクオリティに特撮ファン激怒



この光の階段は2021年とは思えない出来のCGとなっており、たとえるならば「初代プレイステーション」のグラフィックと同レベル。

しかも階段を必死に駆け上がる飛羽真も、驚くほどにわざとらしく腕を振って駆け上がっている。役者の動きとCGがシンクロしていなかったため、誰が見ても合成だとわかるほどだ。


シリアスな空気を打ち破るように登場したCGに、多くの視聴者が衝撃を受けたようだ。

ネット上ではすでに「セイバー坂」という名称が定着しており、《今時の学生作品ですらもっとクオリティ高い合成できそう》《走り方が面白すぎたしCG合成も相まって凄い笑った》《CGもやけど演技も笑いを誘うな》《ユーチューバーが編集した映像かと思った》《色々と唐突すぎてほんまわらったわ》《はてしなく遠い男坂かと思った》などとネタ扱いされている。





笑いによって人々を引き付けた同作だが、その不人気っぷりは本物。作品名で検索を掛けるとサジェストに「つまらない」がヒットする他、特撮ファンたちは《何も考えず作ってる感じが伝わってくる》《ガチで歴代最低でしょ》《まったく愛着が湧かない》と口々に批判している。

またヒーロードラマの成否は、子ども向けに発売される「玩具」の売上によって決定されるもの。しかし「セイバー」は現在放送中にも関わらず関連グッズがたたき売りされており、過去作の玩具よりも安値で取引されているようだ。

シリーズ前作の『仮面ライダーゼロワン』は近年稀にみる駄作と批判されていたが、同作と比較されることで相対的に再評価されている模様。もしかすると我々は、「仮面ライダー」の歴史が大きく変わる瞬間に立ち会っているのかもしれない・・