y766Q.ネット上では、ステルス値上げについて、「詐欺なのではないか」「企業イメージが下がるだけで、マイナスでは?」といった意見もあります。ステルス値上げではなく、普通に値上げしてもよいのではないでしょうか。また、ステルス値上げが法的責任を問われることは。



・企業の「ステルス値上げ」、告知せずとも問題はない? する理由は?



大庭さん「値上げをすることで、競合他社が提供している商品との間で価格差が生じ、場合によっては価格差が拡大してしまうことがあります。そのようなことが起きると、市場で競争する上で不利です。品質や分量に差がない場合や『このメーカーでしか販売していない』などの特別な価値がない場合は、消費者は価格の安い商品を選択することが多いからです。

しかし、利益を確保するために分量を大幅に減らさなければならず、パッケージなども変更しなければならない場合や、分量を減らした後、将来的に以前の分量に戻すことがない場合は通常の値上げで対応します。なお、ステルス値上げに関しては、法律上で告知義務があるわけではないため、パッケージに表示された情報(商品の分量など)が正確であれば、実施しても特に法的責任を問われることはありません」


・ステルス値上げ




Q.では、通常の値上げとステルス値上げでは、どちらの方が消費者の印象が悪くなりやすいのでしょうか。

大庭さん「値上げが必要な理由や、値上げ後の金額決定の根拠を明確に伝えた上での通常の値上げと消費者に一切告知をしない形でのステルス値上げとでは、ステルス値上げの方が消費者の印象が悪くなると思います。『気付いたら、商品の分量が減っていた』ということに対して、消費者がだまされたという感情を抱いてしまうからです。

ただ、値上げ金額が大きい場合は、通常の値上げの方が印象が悪くなることも考えられます。『この商品に関しては、この程度の価格が妥当である』という独自の判断基準(物差し)を持っている消費者も多いからです」・・






・しれっと量を減らすのは本当に良くある。
微妙にサイズが小さくなってる巧妙な手口もある。
一方で、液体洗剤や柔軟剤などは、量の少ない詰替の方が高くて本体を買った方が量も多くて安いことがしょっちゅうある。

・ステルス値上げそのものよりも、日本人が国際的にどんどん貧しくなっていて、このまま行くと資源争奪戦に勝てなくなる流れの方がよっぽどまずい。
まずはこの現実を受け止めて、きちんと労働者に賃金を払う世の中になるように変えていかないと。

・素直に人件費、原材料、配送料などコスト上昇のため容量減らしますと告知してくれず
コカコーラは
「お客様より量が多いとの声が多かった」
ドロリッチは
「女性でも飲みきれる量にしました」

消費者のせいにして容量減らしてくるのが問題だと思う。

・よく石油価格や運搬費の上昇や暖冬寒波による原材料の上昇を
理由にするものが多いと思いますが、しばらくして元に戻ったから
値段も元に戻しますっての聞いたことがありません
私はこれが問題だと思います。マスコミもこういう報道しない
ですよね

・日本の給料が右肩上がりなら同量で値上げでも消費者は納得して購入するのだろうが現状の右肩下がりの日本では企業はそれが出来ないからの苦肉の策なんでしょう。ここにも衰退日本があらわれていますね。

・今はお菓子は特に量が少なくなったと感じるものばかりじゃないですか?
家族がいる場合は、主に量重視で商品を選ぶので、ポテチ等は高くてもおっきな袋を買う様になりました。
価格は一定でも足りないのであれば買う意味がないし、高くても量がある方が逆に安い計算になる。
今まで使わなかった業務スーパー等を利用する様に変わりました。

・原材料などのコスト増であるならば値上げはしていいですよ
でもパッケージ見た目そのままで中身を減らされるのはある意味騙されたって思うんです
先月まで20枚入ってたお菓子が今回買ったら18枚しか無かったってなったら悲しくなるしもう次はいいやってなるかもしれません

・ポテチなんて、開封したら内容量の半分は空気ですもんね。
それに原材料の高騰とか原油価格の高騰を理由に値上げした商品なんかも、時が経ち供給が安定しても、内容量の減少や値上げした価格の据え置き継続。そして同様の事態が発生すれば再度の値上げや内容量の減少。納得いかんね。

・せこい会社は さらに グラム表示だったのを個数表示に変更したりする。それで、また次回に個数表示からグラム表示に戻したりする。
おいしくなりました!って書いた新しいパッケージ変更は要注意。量が減って新発売の可能性大。

・包材に対するエコが求められる中で、中身が小さくなっている個包装商品はいったいどう解釈すべきか。
同じパッケージで中身が本当に小さくなっていて残念な気持ちになる商品が本当に多い。安くても買わなくなった。
中身は大きくパッケージはコンパクトに。これからはそういう企業の姿勢を見せることで優位に立てるとは考えないのだろうか。