Xbox Series Sに対し、MOTOGP21のデベロッパーが『開発のスムーズさに驚いた』という感想を述べるとしていて、その辺の共通化したツールなどが役に立っているのかどうかなどがありえる話といえそうですね。
Xbox Series Sは、Xbox Series Xに比べてスペックが低いため、視聴者やゲーム開発者の間で賛否両論あるようですが、マイクロソフトが明確に評価しているのは、ハードウェアのアクセシビリティです。少なからぬ開発者が、『Xbox Series S』での開発のしやすさや、『Xbox Series X』からダウンスケールしてもゲームを最適化しやすいハードウェアであることを口にしています(ただし、同様の問題を指摘する声もありますが)。この点に感銘を受けた開発者の一人が、イタリアのスタジオMilestone srlです。
先日、MilestoneのMatteo Pezzotti氏(最近発売されたバイクレースシム『MotoGP 21』のプロデューサー)に話を聞く機会があった。Pezzotti氏は、Xbox Series S向けに開発した経験と、今後のグラフィックを駆使したゲームにXbox Series Sがどのように対応できるかについて質問したところ、Milestoneはその体験の『スムーズさに驚いた』と述べました。
『正直なところ、我々は皆、Xbox Series Sでの開発のスムーズさに驚いています』と述べています。『ゲーム機の性能は確かに劣りますが、解像度を下げても問題ありませんでした。この点については、次のプロジェクトで改めて評価することになるでしょう。』
『もちろん、ゲーム機の世代が進むにつれて、ゲーム機のハードウェアがどのように変化していくのかという疑問はありますが、開発者が簡単にスケーリングできるようなアーキテクチャは、きっとその助けになるでしょう。』
『MotoGP 21』は、PS5、Xbox Series X/S、PS4、Xbox One、Nintendo Switch、およびPCで発売されます。
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開発がスムーズで驚いたと指摘しており、そのポテンシャルを別の意味で感じたものになったようですね。