スカイダイバー同士がぶつかって気絶するも…気が付いた別のダイバーが救出する
スカイダイビング中に2人のダイバーが空中で衝突し、片方が気絶する事故が起きました。
大惨事になりかねない状況ですが、気付いた別のダイバーが接近して気絶した男性のパラシュートを開き、難を逃れることに成功。
その一部始終がカメラに収められていました。
Two skydivers collide mid-air : Reddit
Skydiver Faints Mid Air and Gets Saved by Team Member - YouTube
映像では3人とカメラマンがほぼ同時に飛行機からダイビング。
最初は楽しく浮遊していた3人組ですが、青いヘルメットの男性と衝突したグレーのヘルメットの男性は意識を失ってしまい落ちていきます。
それに気づいたカメラ視点の男性がスーパーマンのように手を伸ばして近づいていきます。
文字通りの命がけですが、迷うことなしに冷静に成し遂げているのはすごいのひと言。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●撮影者はすごい。
↑ヒーローだよ、心から称賛する。
↑カメラマンバンザイ! みんなで称えないと。
↑自分はバケットリスト(死ぬまでにしたいこと)からスカイダイビングを外した。
↑最後に入れたらいいんだよ。
●やってはいけないこと:肉体ミサイル。
●なんてこった。
●なんてことだ、すごく強くぶつかっているじゃないか。
●教えてほしい、ほとんどのスカイダイビングのキットは、一定の高度で自動展開するのではなかったっけ?
↑するよ。現在はオートアクティベーションデバイス(AAD)はほとんどの場所で必須となっている。設定された高度より低い位置で、猛スピードで落下していると自動的にリザーブのパラシュートが開く。
それでもこの人が助けるほうが良い理由:
・早めに開くほうが男性が気絶から気づく時間を与える。
・メインのパラシュートのほうが通常は大きい。ゆっくり落ちるほうが意識を戻す時間を与える上に着陸のインパクトを減らせる。
・パラシュートが開いていると確実にわかる。
●自分が同じ状況だったらと想像してみた。スカイダイビングは未経験なので空を泳いで男性に近づく方法がわかるだろうかと考えた時点で脳がストップした。
↑答えは絶対に無理だね。このカメラマンがしたことは何百回のスカイダイビング経験があるからできることだと思う。
●これが普通の人とプロを分けるところだな。なぜなら自分がこの状況になっても彼は大丈夫だと思ったに違いない。
●自分がスカイダイビングをするなら、この人と一緒にしたい。
震え上がるような映像ですが、彼らは全員プロであり、ケガはなく翌日からまたダイビングをしたとのことです。