2021年07月07日 21:05
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何を書いても構いませんので@生活板108
- 531 :名無しさん@おーぷん : 21/07/02(金)18:19:47 ID:Zm.ui.L1
- 今年私の友人のお嬢さんが結婚する。とても親思いの優しい娘さん。
相手も同じ母子家庭の男性だけど、お母さんを大事にして頑張るお兄ちゃん。
この二人が幸せな家庭を築いてほしいと願って止まない。
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- 私が大学生でアルバイトをしていた飲食店は個人営業の欧州系専門店だったが、
ランチは小さい子供に300円で食事とドリンクバーが付いていた。
ある平日の午後、ランチ客も途絶えた頃に若い母親に連れられた4才の女の子が入ってきた。
母親は金髪もまだらになり、服装や持ち物も質素で疲れた表情をしてた。
女の子も髪が伸び薄汚れたワンピースだったが、とても陽気な子だった。
二人を案内すると母親は「子供用ランチ一つ」だけ注文した。
私は厨房に注文を伝え子供用ドリンクバーのコップを持って行くと
母に教わり女の子はドリンクバーでオレンジジュースを入れ自席に戻り、
母親に色々話しかけてた。
母親は疲れた顔だがニコニコと女の子と話をしてた。
その時女の子が「これっ!あまい!」とか大きな声で言うと
母親に「おいしいよママ!いいにおいがするよ」と上気した顔で言って、
一口飲んで母親に「ほら、ママ!」と飲ませようとしてた。
私は横のテーブルを片付けに行き見ないようにすると後ろで女の子の嬉しそうな声が聞こえ、
「おかわりしていいの?もっと飲んでもいいのっ!」と言い、
そのあと何度かドリンクバーと自席を行き来してた。
その内女の子のランチが出来、私が席に持って行くと、女の子はキラキラした目で
「ママ、ハンバーグだ!〇ちゃんハンバーグ大好きだよっ!」と嬉しそうに弾む声で言うと、
ニコニコしながら母親と見つめ合ってた。
しばらくして母親が「〇ちゃん、お食べ」と言ったら
〇ちゃんは「ママのがまだだよ?」と返事したら母親が「ママはお腹いっぱいだから」と返事したら、
〇ちゃんは下を向いて泣き出した。私はどうしたものか・と思ってた。
そのうち〇ちゃんは「ママ、昨日も食べて無かったよ?」と泣きながら言い、
母親も下を向いて動かなくなった。
すると厨房から店長が昼のランチセットを持って親子の席に行き
「ごめんなさいね~おじちゃん、ママのを忘れてたよw」と言いながら母親の前に置いた。
母親は「すいませんが私は支払えません」と言うと
店長はうちの新規会員カード記入用紙を持って行き「お母さん、これ書いて」と告げ、
母親が記入するとうちの食事券2000円分を差し出し「ありがとうございます!
うちの新規会員様へのプレゼントです!」とか言って母親に渡したら、
若い母親は泣きだして「すいません」と小さい声で答えた。
そして店長は〇ちゃんの方へ向いていつもの怖い顔でにっこり笑い
「さあ、〇ちゃん、美味しく食べてね!」というと厨房へ帰った。
〇ちゃんは大喜びで母親に「美味しいねっ!ママも一緒のハンバーグだ!」
とはしゃいで賑やかにランチを食べていた。
私は我慢できずに厨房へ行くとシティハンターに出てくる海坊主に似た店長が
涙をぽろぽろ流しながら二人を見てた。
そして食事が終わった後、私が〇ちゃんの相手をしてるうちに店長と母親は話をし、
親子の境遇を聞いていたが、途中から店長は泣き出し、私と店長の奥さんが助けに行った。
母親は孤児で就職先で恋仲になった男性と結婚したが義母から壮絶ないびりを受け、
施設出身者というだけで生まれたばかりの〇ちゃん共々家を追い出された。
必死に働き生きてきたが病魔に襲われ家賃も滞納し強制退去となり、
避難シェルターに行ったがそこでも色んな問題があり行き詰まって・・・という。
店長も片親でお父さんと二人で一生懸命頑張ってきたが、
店長が19才の時に仕事場でお父さんが無理をし続けた結果脳内出血で倒れ
逝去された過去があり我慢できなくなったとか。
店長奥さんも人生で苦労されたので、その日のうちに〇ちゃんとお母さんはお店の倉庫で
暮らすことになり、お母さんはお店と他で働き、〇ちゃんは保育園に行くようになった。
そして私と〇ちゃんのお母さんは友人になり、もう20余年。
店長はすっかりお爺ちゃんになり、ご夫婦共々お元気で、〇ちゃんは二人の孫みたいになってる。
〇ちゃん、おめでとうございます。Hさん、頑張ったね!!このお話はフェイクを含む実話です。
どうかコロナ禍の中、頑張る若い二人に明るい未来を! - 532 :名無しさん@おーぷん : 21/07/02(金)18:44:19 ID:Ex.zf.L1
- >>531
涙というのは予定外で流れるものだと改めて思うわ
書かれてるみんながどうか幸せでありますように
幸福な道を歩んでな
コメント
なんで貧乏な人って髪染めるの?
幸せにな
地獄に仏だな、俺も常々周りの人には感謝しているけど。
ナホちゃんを思い出した
まあ、たまにはいいな
たまにしか無いのがいいな
この怒涛の貧困境遇の中、髪を染める余裕はあるんだね。シェルターで色々問題あってのくだり、この金髪で悪目立ちしたから苛めでもあったんかな。
やばい、このサイトで初めて泣いた。
自分のちょうど4才の娘で想像してしまって電車の中で泣けるわ
黒髪じゃ舐められるから染めてる人は結構いるけどな。
ましてシンママなら尚のこと、自己防衛の一環。
つーかカラー剤なんてセルフのがドラッグストアで安いのいくらでも売ってるじゃん。
そんな噛み付くこと?
初っ端から金がなかった訳じゃないんだから最初は水売ってたんだろ
孤児院出でつける職も少ない中で、子供いるから出勤日数も少なくて収入確保出来るのはそれくらい
20年前ってキャバ大ブーム期でとにかくド派手、ド派手でなければまったく人気が出なかった頃
そりゃ金髪にしてるだろ、働けなくなったから染めなくなってまだらなんだろ
いちいちなんで〜?なんで〜?って考えりゃわかるじゃん
最後まで読んで確認の為に最初に戻って泣く罠
黒髪じゃ舐められる→わからんでもない
金髪にする→わからん
茶髪でいいと思うんだが
いやお金の問題じゃなくてさ
頼れる親族がおらず、幼い子供がいて預け先もない女が働けるところといえば夜の世界だろうから、金髪にしていたのはおかしなことじゃないと思うがな
母親は子供を守る為、色んな艱難辛苦に耐えたんだろう。夜の世界にも行って頑張ったが病に侵され、助けを求めたシェルターでも酷い目に遭い、最後に娘に美味しいものを食べさせてやりたかった・・・
私はそう理解したよ。
20世紀末、私も就職氷河期で地獄を見た。新卒でエントリー&面接した会社は100社近く。でも内定さえ貰えなかった。
私も友人達も、皆派遣や非正規労働で生き抜いたのに、景気が復活してもまともな正社員の道は無かった。あの時代は本当に暗黒だったよ。
米でも言われてるように、お水だろうね。確かに少し前までは、みんなして金髪かそれに近い明るい茶色だった印象。銀座のお上品系なら黒だけど。
ドリンク分け合うの見ないフリして〜のとことか、無料券渡されたあたりで「こんなにナチュラルに見下されたらみじめで仕方ないだろうな」って思って、自分がそんなこと思うことに嫌だなっていうかマジかー…ってなってる
絶対そういう話じゃなくて良い話のはずなのに
疲れてんのかな
疲れてんじゃなく単に性格が悪いだけ
最初にハッピーエンドがわかる話でよかったよ
米16
いや、みじめだと思うのは普通
実際、この母親はみじめで仕方なかったと思うよ
それ以上にありがたかっただけ
ただの貧乏ってレベルの話じゃない
金がなくて今日食べる物に困るどころか既に数日食事も取ってなくて、今後も収入を得る手立てもない
見下されたと腹を立てる余裕なんてない、ただただ情けない、そんな状態なんだって
※16は幸せなんだよ
それほどの貧乏や絶望を知らない感じないで生きてこられたんだから
外国人の話なの?
いい話だった
※16は困っている人を助ける時、相手を見下すんだな
嘘だろうが何だろうがどうでもいいよ
みんな幸せにな~れ
※23
あー、そういうことか。
みじ‐め【惨め】
[形動][文][ナリ]《「見じ目」の意》かわいそうで見るにしのびないさま。いたいたしいさま。「惨めな暮らし」「惨めに負ける」
まあ、惨めは惨めなんだろうけど、店長や報告者達は見下した訳ではないよね。
同情は傲慢ではなく親身になって辛さに寄り添う気持ちなんだけど、同情されたくないと怒るタイプも居る。
私には皮肉ではなく可哀想と言われたり助けようとされる=侮辱されたという思考が理解出来ないから、
そういう態度に出られたら拗らせてて変なプライドが高いんだなって離れる事にしてる。
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